キルアは二週間ほどで帰って来た。
手に入れられた呪文カードをキルアに見せると、ガンガン使ってみる事を進められた。
まず
え!? クロロもう除念終わったの? 原作知識が大分穴だらけになって来たな。
ゴンとキルアが二人で会話しているとビスケが仲間に入れろと二人を殴り飛ばした。
ビスケが掛けた念を解く除念の事をゴンとキルアに言うと、クラピカに話した方が良いとキルアがもう一度ゲーム外に出た。
キルアが帰って来るとクロロに掛った念はまだ解かれていないらしい。
ゴンがキルアに必殺技の出来を披露した。
パーは易々目標の岩に当たり、チョキは木の枝を切った。
ゴンは〝じゃんけん○○〟と必ず言うと息巻いている。
キルアの方は合金のヨーヨーを持ってきていた。
ビスケが本格的にゲームの攻略を開始すると宣言し、大きな大樹の元に辿り着いた。
ナンバー53のホワイトキングオオクワガタを入手する為、ゴンが大木を殴った。
大樹が大きく揺れ数多の虫とホワイトキングオオクワガタが降って来た。
三枚を手に入れた。他にも手に入れようとしたけどカード化限度枚数が上限になっていてカードにする事は出来なかった。
その後金粉少女を手に入れ、ギャンブル都市ドリアスに向かう途中アントキバの月例大会に参加した。
参加したのはゴンとキルアで、ペア戦で優勝した。
聖騎士の首飾りを手に入れ、聖騎士の首飾りの効果でカードを取られる心配がなくなった。
そして『魔女の秘薬』、『記憶の兜』、『リスキーダイス』を順調にゲットした。
次に向かったのはスロット。あるスロットマシーンでリスキーダイスを使いレインボーダイヤを手に入れた。
キルアはこの街の攻略にリスキーダイスが鍵になっているといった。
失敗した時のリスクを考え、いざとなったらビスケと一緒にキルアを止める事にした。
トランプのポーカーで『ギャンブラーの卵』を手に入れた。
キルアが図に乗っているのでビスケと止めに入り、余ったリスキーダイスは売り払った。
どんどんカードを手に入れ指定ポケットカード五十一種のカードを手に入れた。
プレイヤーとトレードしていると偽物が混じっていたりしたが、『聖騎士の首飾り』で直ぐに分かった。
ゴンが『聖騎士の首飾り』で山賊の病気を解けるのではないかと言い、ゴン達の会った山賊の元に向かい『奇運アレキサンドライト』を手に入れた。
その後
プレイヤーと会うとゲンスルー組、ボマーがクリアしそうな勢いだと教えてくれた。
プレイヤー達と交流でランクSのカード二枚でゲンスルーの能力をキルアが教えた。
集まったプレイヤーの雰囲気からゲンスルーに触られていた事を知った。
一坪の海岸線を独占する為ソウフラビへ向かった。
住人に話を聞き十五人の海賊が仕切っていると聞く事ができた。
他の集まっていたプレイヤーが
酒場で海賊に会い海賊のボスに会う為に相撲をする事になった。
同行者の一人が勝負をするが海賊に弄ばれてしまう。
その男を助ける為にゴンが助けに入った。
ゴンは反動で土俵から出てしまい負けた事になり、代わりにキルアが出た。
キルアがお酒を海賊の顔にかけ、微弱な電気を発生させ火を起こす。
顔に火を付けられた海賊はキレてキルアに襲いかかろうとしたが、他の海賊に止められた。
海賊にアジトに案内してもらって十四人の海賊とレイザーに会った。
海賊達との勝負方法は十五対十五の団体戦、テーマはスポーツだそうだ。
出られるのは一人一試合、念あり。
最初の試合はボクシング。
味方の男が猛ラッシュのジャブをかけた所に、海賊の男が拳を瞬間移動させショートアッパーを放った。
ショートアッパーが決まり味方の男が気絶した。
この試合は私達の負けで終わった。
うーん、それにしても今の念に気付いたのがゴンとキルア、ビスケと私、後はゴリラっぽい人、名前はゴレイヌさんだっけ。
「皆ちょっと……」
キルアに呼ばれてゴンとビスケ、私がキルアの周りに集まる。
キルアの案は、今回は負けて情報を得るというものだ。
次の試合はサッカーのリフティング。
これに手を上げたのはビスケだった。
ルールは相手より長くリフティングしている事、念はあり。
一回足に当てると別の方向に飛んでいき、ビスケの負け。
次はゴンでフリースロー。
ゴンは真面目にやって入っていなかった。
キルアは相撲に出たが直ぐに負けた。
情報収集を終えた私達に話しかけて来たのは、ゴリラに似た見た目のゴレイヌさんだった。
ゴレイヌさんをパーティーに加えた私達は食事をしつつバインダーを確認していた。
ゴンがバインダーを見て〝クロロ〟に話を聞きたいと言いだした。
キルアと口論になりつつ〝クロロ〟に会う事になった。
「ってヒー兄!」
「「ヒソカ!」」
飛んだ先の泉で水浴びをしていたのはヒソカだった。
「ヒー兄、タオルは?」
「あそこの木にかかっているよ♢」
ヒソカにタオルを渡し、服を着させる。
ヒソカの会話でヒソカはクロロを探している事が分かった。
クモのメンバーがグリード・アイランドに興味を持っていたのを知って探りに来たようだった。
確かに来ていたよな……、もう会ったのかな?
ゴンがヒソカにクモの質問をしたかっただけ、と答えると呆気に取られていた。
ビスケがヒソカを仲間にしたいと言い、ヒソカは暇だから仲間になって良いよと言った。
あ! 絶対もうクモのメンバーと会っている。暇って事はもう用事を終えているって事だもんね。ゴンには言えないなー、ヒソカにバレるもんね。キルアには言うべきかな。でもキルアは変に疑ってしまうかもしれないし、今は戦力が必要だからな。
ビスケが戻って来て念で『奴は嘘を吐いている』と書いて来た。
うんうん。嘘吐いているよね。
その後ヒソカと歩いているとゴンがツィズゲラさんを誘おうと言った。
ヒソカのバインダーでツェズゲラさんを探し
ツェズゲラさんに交渉を持ちかけるとツェズゲラさんは了承してくれた。
ツェズゲラさんにスポーツの種類を教えた。
ゲンスルー組を確かめていた人の言葉で、ゲンスルー組が九十七種になっている事を知った。残るのは『一坪の海岸線』と『奇運アレキサンドライト』の二種。ナンバー0は九十九種集めるとイベントが発生するらしい。
ソウフラビへと戻り海賊とのスポーツ勝負を開始した。
最初のボクシング、次のボーリングと順調に勝ち星を重ね。
フリースローを勝ち私がフェンシングに勝った所で相撲勝負に出るはずだったボポボという人がレイザーに反旗を翻して、レイザーに殺された。
レイザーがドッジボール勝負を仕掛けて来た。
八対八の勝負だそうだ。
ボポボを殺したレイザーとゴンが言い争っていると、ツェズゲラさんがゴンを諭しに入った。
その後ゴレイヌさんが念獣を二体作り出し八対八に持ちこんだ。
私はもう出ちゃったからなー。
ルールはクッション性と内野に戻るときは『バック』と宣言しなくてはならない。『バック』は一度のみ。
ドッジボールが始まり相手の念獣二体を外野に出した所でレイザーが、準備が整ったと言った。
ゴレイヌさんに剛速球のボールが向かい、ゴレイヌさんに当たりそうになった所でゴレイヌさんが白い念獣と入れ替わった。
白い念獣は粉々になり、ゴレイヌさんがレイザーのボールにどれだけ恐怖を感じたか分かった。
レイザー達は高速でパスを回し、ツェズゲラさんに背後からボールが当たった。
ふむふむゴンとキルアとツェズゲラさんの差は、総合的戦闘能力ならツェズゲラさんの勝ち。だけど敏捷性や反射神経、基礎能力はゴンとキルアの方が上か。
うーん、ツェズゲラさんには
いいか、治そう。
「ツェズゲラさんちょっと良い?」
「何だ?」
「手を貸してくれませんか?」
「何のつもりだ?」
疑問符ばかり飛び交う中ツェズゲラさんの腕を取り手の甲に〝
〝
「何!? 怪我が治っただと!? 君の能力は……、いや聞かないでおこう」
ツェズゲラさんがドッジボールに外野で復帰した。
ゴン達の自陣ボールで始まり、ゴンはヒソカにボールを渡した。
ヒソカは〝
順番的にはレイザーは最後かな、最後の一人は内野に戻る事は出来ない。
ヒソカは〝
ヒソカがボールを投げた所にレイザーの念獣6と7が控えておりクッションで同時に倒せると思った所で6と7が合体して13という大きな念獣になった。
そんな事ありなんだ……。
またレイザーのボールを取らないといけなくなり、ゴンとキルアは堅をした。
ボールは真っ直ぐゴンに向かって行く、ゴンは手を額に交差させて硬をした。
うん、ゴンの今のオーラ量でレイザーのボールを止めようとしたら硬をするしかないよね……。
吹っ飛ばされたゴンは自力で立ちあがった。
額からは血が流れていた。
ボールは天井にめり込んでいる。
ボールの落下地点はゴンチームの中、しかしゴンは外野に出る事になった。
「ゴン治療するよ」
「あ、うん。宜しく」
〝
「あ、もう痛くない! ありがとうマドカ!」
ゴンの治療の間キルアとゴレイヌがパスをして時間を稼いでくれた。
ゴンの治療が終わるとゴレイヌさんが内野に居る黒いゴリラにボールを投げた。
瞬間、レイザーと黒いゴリラが入れ替わり、レイザーにボールが当たった。
ボールが飛び此方の内野ボールで始まると思った瞬間、レイザーの念獣が足場を作りボールを取られた。
その後レイザーがボールをゴレイヌさんにぶつけた。
ボールが当たりゴレイヌさんが気絶するとゴレイヌさんの念獣が消えた。
なるほどオートの念獣じゃなく操作された念獣か。
ゴレイヌさんが気絶から回復した場合を考えて治しておくか。
〝
今日だけで何度
レイザーからのボールがキルアに真っ直ぐ向かい、キルアが避けると直角に曲がりビスケとヒソカに向かった。
ヒソカは避けきれないと気付くと〝
今のボール、キルアが左に避けていたらキルアに当たっていた。
ギリリと歯を食いしばる。
ビスケの服にレイザーのボールが当たっており、ビスケがアウトになった。
内野が二人になった事でゴンが『バック』を宣言して内野に戻った。
うん、ゴンも怒っている。
キルアがボールを持ち、腰を下ろすとゴンが〝じゃんけんグー〟をして念がこもったボールは13を外野に飛ばした。
今のゴンの〝じゃんけんグー〟だとレイザーは倒せないな……。それにキルアの手、ゴンがじゃんけんグーをする時念でガードしていない。
ゴンはオーラを溜めレイザーにボールを放った。
レイザーはバレーのレシーブでボールを弾くと余裕で着地した。
ヒソカが宙に飛んだボールを〝
これによりレイザーは外野へ、しかし『バック』で戻って来る。
ビスケがボールを2にあて敵内野にはレイザーのみになった。
ツェズゲラさんがタイムを取り、ツェズゲラさんがゴンのじゃんけんグーをする時自分が持つと言った。
しかしこれに反対するゴンとキルア。
「このタイムの間にキルアを治しましょう。〝
「サンキュー」
そしてゴンはキルアの持つボールでないと真剣に打てないと言った。
その後に、マドカでも打てたと思うけどマドカはドッジボールには参加できないもんね、と言われ不覚にも涙が出るかと思った。
ゴンがそこまで私の事を思ってくれていたなんて。
試合が開始するとレイザーがバレーのスパイクの様にボールを打って来る。
対するゴン達は、ゴンがボールを捕球しヒソカが〝
キルアの身体のオーラ、踏ん張り用のオーラの攻防力の移動は誤差1%もなかった。
私は〝
ゴン達のボールになり、ゴンは更にオーラを高めて行く。それでこそゴン!
「最初はグー、じゃんけんグー!」
ゴンのボールをレイザーはゴンにはじき返した。
ゴンに向かって来たボールをゴンは気絶してかわした。
倒れたゴンにヒソカは〝
レイザーの負けで、この勝負ゴンチームの勝ちになった。
気絶から目を覚ましたゴンがレイザーとジンさんについて話している間に、私はキルアの手の治療をした。
その後に『一坪の海岸線』を手に入れた。
オリ主の原作知識が大分薄れてきています。