遊戯王で日常系   作:首に縄

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初二次投稿です。
感想頂けたら嬉しいです。


イシュタムさんと自殺語り

イシュタムさんと自殺語り

 

遊戯王、ブースターSPデステニー・ソルジャーズ発売日だイヤッホゥー!

新規Dに沢渡さんだイヤッホゥー!

緑先生も混じってるけどイヤッホゥー!

いやぁ、今日という日をどれほど待ったものか。

やっと魔界劇団が作れる♪

さーて、お店で予約して買って来た三箱で魔界劇団かD組むぞ〜!

緑先生は封入率低そうだから簡単に組めるだろ。

 

はぁ、死にたい(定期)

何故だ、エドお前表紙やん、なのに何故ディストピア一枚もないの。

沢渡さんとビック・スターの出番は⁉︎

何故だよ畜生、三箱買って堕天使ルシフェルと堕天使イシュタムが三枚とかふざけんな!これが俺の運命なのか⁉︎答えてみろエドがー!

はぁやる気起きん、寝るか。

 

窓から差し込む朝日がチラチラして目が覚めた。

ふぁ、昨日カーテン閉め忘れてたな。

起きて自分の部屋を見回すとん?と何か違和感がある。

俺はもう一度部屋を見回す、特に何が変わったというところは部屋の中央にぶら下がっている人以外ないな。

俺はスマホを手に取り110番を…。

「待った待ったァ〜!首吊り死体見テ冷静だネ君!もう少し慌テるトカ何かないノ⁉︎」

掛ようとしたところで不審人物がくるりと回ってこちらに待ったをかけた。

驚きはしましたよ、お陰様ですぐ目が覚めて通報できそうでした。

「驚いテいたの?反応薄くテワからなっかたよ信者君!」

俺、信男ですよ。とりあえずあんた誰?

「ん?私の事忘れテしまったの?よく思い出しテ!昨日の君と私の運命の出会いを!」

マジで誰?昨日は大学から帰ってきた時に遊戯王の箱買ってきて家で開封してたから特に初めて会った人とかいないんだけど?

「そこまで鮮明に思い出せるならなんで気付かないノ!ほら、私だよ!」

そう言って自分を誇張する不審人物。

んー、あれ?なんとなく見覚えがあったような?

俺は昨日開けた箱の中からとあるカードを出す。

堕天使イシュタムのカード。

そのイラストと不審人物を見比べる。

「おお、流石にもう分かったよネ、そう私は…」

なんだただのコスプレイヤーか、コミケ会場はここじゃないよ。

「何故だよ!私本物だよ!本物のカードの精霊の堕天使イシュタムちゃんだよ!」

ああそうですね〜、そういう設定なんですね。

「設定トカじゃないよ!ほら、よく二次創作トカである遊戯王のカードの精霊だよ!」

じゃあ二次創作=妄想じゃないですか、頑張ってください、結構完成度たけーなおいくらいには思いますから帰って。

「もうナニさ〜本物だよ!ルシフェルもなんトカ言ってよ〜!」

そういえば不審人物の足元の台扱いになってるのもいたのか。

「…自分、外レアなんでなんとか言う事も無いっす」

妙に暗いなルシフェル、ビック・スターさんのがよかった。

「…シュン」

「あールシフェルが拗ネちゃった!信者君ルシフェルに謝れ〜!」

お前らこそ魔界劇団作れなかったこと謝れや!

まぁ、日曜の朝、俺は酷く現実的ではない遊戯王のカードの精霊イシュタムとルシフェルに会った。始めは警察に連絡を取ろうとしたけどルシフェルから一般の人には自分達は見えない事も、彼らに俺が触れる事が出来ないのも教えてくれた。

ルシフェルとても良い子。

「私が一度言っても信じテくれないノに何故だよ!ルシフェルノ言うことは信じるの!」

「すんませんイシュタム、自分が全部悪いんです、外レアの自分の分際で」

引き摺るなぁ〜、まぁ確かにビック・スターさんが欲しかった俺からすれば外レアだけど。

「…シュン」

「コラールシフェル苛めるな信者君!」

騒がしいのは苦手だけどもこいつらは別にいいや。

どうせ今日カードショップで売却するし。

「待った待った売るなし!カードの精霊売り飛ばす主人公何処にいる!」

ここにいるぞ!

 

所変わって信男行きつけ(家の近く)のカードショップにて。

「はぁぁ⁉︎たった三箱でイシュタムとルシフェルに追放全部当てたのかよ!凄すぎんだろ!」

でも魔界劇団一枚もなかったのよはぁホープ、ビック・スターさん…。

「いや、高額堕天使全部当てた方が金になってるだろ。どうすんの?それ売るのか?なんなら俺が友人価格で買うぞ!」

『売らないよネ信者君!私君を信じてる!計算機出さないでよ〜!』

『使用もされずに安く売られる、外レアの宿命…シュン』

俺の目の前に座っている友人の後ろに浮かぶイシュタムとルシフェル、イシュタムは俺に掴みかかって空振り、ルシフェルは体育座りでなんか呟いている。こいつらはいい遊び道具になりそうだなぁ。

まぁ、今回は俺の望む当たりじゃなかったけど試しに堕天使作ってみるよ。結局イシュタムのドロー内蔵強いし。

『自分は…なんでもないです』

ルシフェル自分で自爆してどうする。

『やた〜♪信者君がデレた〜!』

(やっぱり売ろうかな)

『なんでー(涙)』

イシュタムがなんかめんどいからだ。

「へぇ、珍しいな、ノブが天使使うの」

幾つか天使サポは持ってるけどな、どんなにするか決めかねてる。

「やっぱりヴァルハラ投入は安定だろ、闇メインだし闇誘も沢山あるから積みで、トレインも積もうぜ!」

ああ、ドロソ大切だよな。

「イシュタムと合わせてドロソ九枚は強ーからな」

『???』

イシュタムは混乱している。

こいつカードの精霊(自称)の癖して遊戯王知らんみたいだ。

「陵墓とかも入れて上級天使構築とか火力あるぜ!」

『陵墓…自分の出番はないッスね』

ルシフェルはアドバンス召還しないと駄目だからなぁ。

「ルシフェルかぁ、強いとも弱いとも言えない部類のカードだからな」

試しに純堕天使組んで使うか。

「お、いいね〜w相手になるぜ!」

お互いのデッキをカットアンドシャッフル。

カードを引いて、デュエル!

「デュエル!」

 

すると思っていた時期はありませんでした。

友人とはデュエルしたけど特筆するべきことは特にはないかな?

エクスチェンジで羽箒押しつけられて使ったら五枚ドローにサーチされたくらいだよ。

魔界劇団羨ましいです。

ああ、やっぱ大正義クリスティアつおい。

今は家で酒飲んで寝ようかと思う。

『信者君カッコよかったヨ〜』

『コストで頑張れたッス』

うん、お前ら大正義さんに足向けて眠れんよな。

『あいつ私嫌いなんだけどなぁ、無駄に光ってるし』

『自分は…コストです』

イシュタムもコストとして輝いたな。

さて酒は…。

『ハイ信者君、冷えてるビールだヨー』

『グラスどうぞッス』

おっ、サンキュー。

ごくごく、ぷはぁー。

さて寝よう。

『信者君⁉︎何故ツッコミがナいの!本当に寝てるシ』

『鮮やかなスルーでした』

そんな感じの1日が過ぎました。




2600文字から3000文字くらいの内容にして行きます。
デュエルは…しないと思います。

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