超次元GAME Neptune with EX-AID 〜What is your name? 〜   作:星ノ瀬 竜牙

3 / 16
連続投稿。
ストックがある限りは
週一になりますが最高3話、最低でも1話ずつは投稿させていただきます。


Re;Birth1編 イメージOP【EXCITE《vocal三浦大知》】


Re;Birth1編 I'm A KAMEN RIDER! 覚醒する力!
出会い!そして変身!I'm A KAMEN RIDER!?


此処は洞窟の中。

 

そこである事が起きていた。

 

「ハーッハッハッハッ!やっとだ!

やっと私の悲願の第一歩が、

今ここから始まるのだ!!」

 

「ねぷねぷ!」

 

「ネプ子!」

 

ねぷねぷ、ネプ子と言われている少女が

謎の魔女のような姿をした女性に襲われそうになっていた。

 

その時だった。

 

「「あわわわわわ!?」……あれ?

今誰かの声が私と被ったような……?」

 

「わー!?そこの人、退いて退いて退いてくれぇええええ!?」

 

そんな悲鳴と共に1人の少年が洞窟の上から落ちてきたのだ。

 

「ねぷぅううう!?親方!?空から男の人があああ!?」

 

勿論、少女は避ける暇などないので……

 

ガッシャアァアアン!

と聞こえてくる勢いで

落ちてきた少年と思いっきりぶつかった。

否、少年の下敷きになった。

 

「な、なんだというのだ……」

 

流石に魔女も困惑していた。

当たり前だろう。

現に他2人もポカンとした表情で少年が

落ちてきた場所を見つめている

 

「痛たたたた……まさか地面に穴が空いて洞窟に

真っ逆さまに落ちてくとは

思っても「ぐへぇっ」……ん?ぐへぇ……?」

 

身体を起こし、頭を擦りながら

起き上がろうと青年が左手を動かすと、

下から変な声が上がった。不思議に思った少年は

左手の部分をマジマジと見つめると……

 

そこには紫色のショートカットの髪の少女が

下敷きになっていた。

 

 

「…………。

うわあっ!?悪い!!大丈夫か!?」

 

それを見て一瞬、少年はフリーズしたが

すぐさま少女の上から退き、心配そうに様子を聞く。

 

「ううーん……な、なんとか……」

 

「ほんとゴメン……立てるか?」

 

「ありがとう……って、本当にビックリしたんだよ!!

人がいきなり落ちてくるし!?」

 

少年に差し伸べられた手を持ち起き上がってから

頬を膨らませ、怒ったように言う

 

「いやー……本当に申し訳ない。

行く宛もなく、途方に暮れ、彷徨い歩いていたら

いきなり地面に穴が空いてなー……

 

うん、本当にごめん」

 

「分かれば良いよ、分かれば!」

 

謝罪する少年に

少女は無い胸を張りながら笑う

 

「ん゛ん゛っ!」

 

「「ハッ!?」」

 

たははー。と笑い合う2人。

その途中、魔女が咳払いをする

その時、ポカンとしていた少女2人が動き出す。

 

「ネプ子!それとそこのあんた!下がってなさい!!」

 

「ハッ!?そうだった!君、下がってて!!」

 

「(:0w0)ウェ!?ドウイウコトディスカ!?」

 

青い服の少女と

紫髪の少女にそう言われ、

唐突に少年の滑舌が悪くなる。

 

「そこに居るおばさんは、私を狙ってるんだよ!

だから、危ないの!」

 

「(;0w0)ウェ!?

……えっとつまりそこのおばさ「あ゛あ゛!?」

魔女さんは……悪い人って事でOK?」

 

少年は驚く、

そして魔女におば(ryと言おうとすると

睨まれ、少し小さくなったが、

そのまま紫髪の少女に質問する。

 

「OKだよ!」

 

────

 

と、ここで少女ばかりで、混乱する読者も居ると思われるので、

キャラクター紹介といこう。

 

少年の下敷きになった紫髪の少女はネプテューヌ。現在記憶喪失の少女だ。

 

後ろに居るクリーム色の髪 首にハートのチョーカーをつけた

です。口調の少女はコンパ。

ナースであり、某犬神家よろしく頭を地面に突っ込んでいた状態の

記憶喪失のネプテューヌを見つけた少女である。

 

そして、青い服にポニーテールの少女は

アイエフ、厨二病を少し拗らせている自称 ゲイムギョウ界に吹く一陣の風 である

 

そして魔女の姿をした肌色が悪い女性は

マジェコンヌ。見ての通り悪役である。

 

では、本編に戻ろう。

 

────

 

ネプテューヌは少年に正解だと返答する。

 

「なるほど……

なら、俺も手助けするぜ!」

 

「は!?何言ってるのあんた!?

あんた普通の一般人でしょ!?

危険過ぎるわよ!」

 

「大丈夫だって、旅は道連れ世は情け。だろ?」

 

アイエフが危険だと言うが

少年は笑い、大丈夫だと言う。

 

「ふん、まぁ良い。

1人増えたところで所詮は雑魚の集まりだ」

 

「……どうかな?」

 

マジェコンヌの自信満々の言葉に

少年はニヤリと笑う。

 

「何?」

 

「ハッ!」

 

なに?と怪しむマジェコンヌ

 

そして、少年はお腹の下周りに両手を翳す

すると彼の腰に黄緑とマゼンダのカラーの

バックルのようなモノが現れる。

 

「ねぷ!?アークル的な登場の仕方!?」

 

「なんだ……それは……!?」

 

マジェコンヌとネプテューヌが驚く。

 

「行くぜ……ゲームなら、オレに任せとけ!!」

 

「はぁ!?あんた、ゲームって……ふざけてるの!?」

 

「なんだか……お兄さんの口調が変わった気がするですぅ……」

 

その腰周りにバックルが現れた途端。

少年は性格が変わったように(・・・・・・・・・・)笑う

 

アイエフはふざけているのか!?と怒り

コンパは口調が変わった少年を

不思議そうに見つめる。

 

「まぁ、見てなって」

 

そう少年は言い。

服のポケットから

マゼンダ色のゲームのカセットのようなモノを取り出し

そのカセットのスイッチを押す。

 

すると──

 

MIGHTY ACTION-X!

 

そのカセットからそんな音声が鳴り、

青年の後ろにゲーム画面のようなモノが映る

 

そして、洞窟の様々な場所に

メダルのようなモノと

ブロックが現れる。

 

 

「ちょ、あれってマイティアクションXじゃない!」

 

「知ってるのあいちゃん!」

 

「ええ、あのゲームは昔流行ったアクションゲームらしいわ。

でも……いったいなんでアイツが……」

 

アイエフが

ネプテューヌの質問に答え、少年に疑問を浮かべる。

 

「……変身!」

 

少年は顔の横で

カセットを左手の指で一回転半させる。

 

そして、カセットをバックルのスロットに挿し込む

 

GA SHAT!

 

LET’S GAME! MECCHA GAME!

MUCCHA GAME! WHAT’S YOUR NAME?

 

《I’m A KAMEN RIDER!》

 

「な……に……!?」

 

「え……「「ええええええええ!?」」」

 

音声が流れ、

ゲームのキャラクター選択コマンドのようなものが現れる

そして、桃色の枠を選択した後、少年の居た場所に居たのは────

 

-WHAT'S THE NEXT STAGE?-


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。