超次元GAME Neptune with EX-AID 〜What is your name? 〜   作:星ノ瀬 竜牙

2 / 16
思い切って仮面ライダーエグゼイド×超次元ゲイムネプテューヌの
クロス小説を書いてみました。n番煎じですが、楽しく読んでいただけると幸いです

プロローグです。
ネタ満載なので
不快な方はブラウザバック推奨です。お願いしますm(_ _)m


プロローグ

夢を見た────

 

 

 

誰かの夢を────────

 

 

 

────────────誰の夢だっただろう?

 

 

………。

……。

…。

 

 

 

目を覚ました。

目の前には雲一つない青い空が広がっていた。

 

今日で3日目。〇月×日。

昨日も進展無しである。

……此処何処だよ……なんで森に俺は居るんだよ。

考えれば疑問しか出ない。

 

気付いたら、この森に居たのだ。

自分の名前は分からない。

年齢も分からない。

職業も不明。

 

これはやっぱりアレか、記憶喪失か。

そうとしか考えられない

 

名前不明 年齢不明 住所不明 職業不明。

 

「………怪しすぎていっそ清々しいな。

今の俺の自己紹介」

 

ふと声に出したのはそんな一言だった。

起きて第一声がコレとか幸先不安でしかない。

 

仕方ない。行く宛もないが、この辺りを探索してみよう。

もしかしたら、親切な人と会って助けてもらえるかもしれない。

 

……些か希望的観測過ぎるかもしれないが。

 

起き上がり、周囲を見渡す。

特に異常なし。

 

強いて言うなら、春っぽい気温のこの地で

オレンジやバナナが木になってるのが不思議なぐらいだろうか。

 

何処にでもありそうな普通の木になってる。……バナナすらも。

 

《オレンジバナナそんな馬鹿な♪》

 

……幻聴が聞こえた。重症なのかもしれない。

 

 

────────────

 

 

小一時間程度探索をしてみた。

 

結果、UMAを見つけた

 

なんだろう……俺の知ってる

最初に出てくる例の青い雑魚キャラには

 

犬耳と尻尾はなく、

そして顔すらも犬ではなかった気がする。

 

パッチリした目に

U字型を平らに伸ばした感じの口だった気がする。

 

声もヌラーではなくピキー!だったり

時々 プルプル、僕は(ry的な感じで喋った気がする。

 

記憶喪失なので

単なる気の所為かもしれないが。

 

……にしても絶賛ピンチである。

武器もなし、服装も普通のモノ

 

レベルなんてそもそもないだろうし。

 

そんな状況でスライム。

仮称としてスライムと犬だから

スライヌとでも言おうか

そのスライヌ達に囲まれているのである。

 

……はい……詰みです。

出直してまいらねば。

 

 

Q,武器もなく、防具もない状態で

スライヌの群れに囲まれました……どうすべきですか。

 

A,全速力で逃げましょう。

 

 

「結局こうなるのかぁーーーー!?」

 

「「「「「ヌラァーーーー!!」」」」」

 

ただひたすら逃げた。

走って走って走って逃げた。

 

「あ」

 

その途中で思いっきり転んだ。

それはもう思いっきり。

 

「へぶぅ!?」

 

その時カラカラカシャンといった感じの音と共に

俺が着ていた上着のポケットから

マゼンダ色のゲームのカセットのようなモノが出てきた。

 

「これは……?」

 

俺が持っていた。という事は

俺の所持しているモノなんだろう(多分)

 

そのカセットを拾った時、何か頭の中にノイズが走った。

 

「グッ!?

……………………なんだこれ……?

ゲーマドライバー?ガシャット?

ガシャットってこれか?」

 

その走ったノイズの中にある情報を

冷静に纏めた結果。

これはガシャットという代物なんだと分かった。

 

文字は英語で

Mighty……Action……X。

 

マイティアクションXか。

 

何処かで聞いた気もする。

 

「「「「「ヌゥラァー!!」」」」」

 

 

しまった。考え事をしてる間に追い付かれた。

 

Q,二次小説よろしく、記憶喪失状態で

自分の異能らしきものを知りました。

どうすればよろしいでしょうか。

 

A,出来るなら、安全なところでどんな異能か確かめましょう。

出来ないのであれば雑魚モンスターで確かめましょう。

 

「一か八か。やるしかないか!」

 

オレ(・・)はそう言い、

ガシャットのスイッチを押す。

 

すると、

Mighty Action-X!

という音声とともに愉快なBGMが流れだす。

 

スライヌ達は警戒したのか動きを止める。が

 

ヒュゥー。と少し寒い風が吹いた気がした。

 

……さて、どうしたものか。

ゲーマドライバーって持ってたっけ……

 

Q,特撮ヒーローよろしく変身道具を持っているのですが

肝心のベルトがありません。どうすれば良いでしょうか。

 

A,そんな事、俺が知るか!(仮面ライダー♪スートーロンガー♪)

 

 

違うそうじゃない。

こういう時は真面目に答えろよ。マジで。

 

「「「「「ヌーラー!!!」」」」」

 

「ぎゃあああああああ!?」

 

拝啓、顔も知らぬお父様、お母様へ。

記憶喪失になって3日目で天に旅立つ不幸をお許しください。

 

 

《GAME START!》

 

 

ウェ!?

そんな音声が流れたのを聴き、

腰周りを見る。

 

するとそこには黄緑とマゼンダで配色された

バックルのようなモノが巻かれていた。

 

うん、間違いなくゲーマドライバーだこれ。

え、これ両手をお腹の下周りに翳すと出てくるの?

それなんて霊石アマダム?

 

まぁ、好都合。

これで変身できる。

 

「変身!」

 

俺はそう言い、

マイティアクションXガシャットを

ゲーマドライバーの真ん中に近いスロットに差し込む

 

すると、

 

GA SHAT!

 

LET’S GAME! MECCHA GAME!

MUCCHA GAME! WHAT’S YOUR NAME?

 

という音声と共に、オレの姿が変わっていく。

そして、そこには……

 

《I’m A KAMEN RIDER!》

 

 

ゆるキャラ(オレ)が居た。

 

 

…………………………。

 

Q,ヒーローよろしく変身したらゆるキャラでした。

どうすれば良いでしょうか。

 

A,俺に質問するな!!(ACCEL!)

 

 

そもそも質問する相手が参考にならなかった。

 

まぁ良いか……

 

とりあえず……散々追い掛けてくれた

お礼は返させてもらうぜ!

 

 

 

────────

 

 

戦闘シーンは丸々描写カットだ。

 

残念だったな。

 

とりあえずスライヌの処理はできたので一安心。

 

今は変身を解除して彷徨いている。

 

どうしたものか……

 

 

と、そんな風に考えていた時だった。

底が抜けた。

 

底が抜けたのだ。

文字通り、穴が空いたのだ。地面に。

しかも俺の足元で。

 

 

………これまずくね?

 

 

「アアアアアァァァァァァァーー──ーー……」

 

 

-WHAT'S THE NEXT STAGE?-




基本的に三日坊主な自分ですので、
更新なかったりしたら察してやってください……

それでもなるべくエタらないように頑張っていきます……!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。