アカメが斬る!第三勢力   作:マスターM

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アカメが斬る!零7巻読みました!!

今後の参考になりました!!


キョロクに到着。羅刹四鬼との激突!

数日エアマンタに乗ってキョロクに向かっていたスザク達。キョロク前の森に降りキョロク入りした。

 

「さてナイトレイドのアジトは向こうだな。ドクターはフリーウイングの諜報員がいる所に向かえ、今はまだナイトレイドに知られる訳にはいかんからな」

 

「ええ、分かったわ」

 

「他は別れてアジトに向かえ。尾行して来たものは消せ。いいな?」

 

『了解』

 

 

 

ナイトレイドキョロクアジト

 

「来た!」

 

「お姉ちゃん~!」

 

「クロメ!コル姉!タエコ!無事だったか。リーダーは?皆はどうした?」

 

「帝国軍に気づかれないよう別れて来たの。安心して皆無事よ」

 

「ほう、エスデス達イェーガーズと戦って全員無事とは恐れ入る。そちらの報告を聞きたいのだが?」

 

「それは全員揃ってからリーダーが話すわ」

 

「分かった。部屋を用意している、そこを使ってくれ」

 

「ありがとう。お言葉に甘えるわ」

アカメがクロメ達と再会しているとナジェンダが現れローズマリーでの報告を聞こうとしたが、全員揃うまで待って欲しいとコルネリアに言われ、待つことにした。

 

 

一時間後

 

あの後コルネリア達に続き、ナハシュ班、メラ班、スザクがナイトレイドのアジトに到着した。

 

「よく無事だったな骸」

 

「ああ、アンタのおかげだ。ローズマリーの報告だが、ルビカンテは自爆でなくなり、ボルスは俺が始末した」

 

「っ!?」

スザクの言葉にタツミは歯を食いしばった。

 

「・・・そうかご苦労」

 

「それと今後の事だが」

 

「なんだ?」

 

「もう知っていると思うが、ここキョロクに羅刹四鬼が来ている。そこでナイトレイドはこのままアジトで待機して欲しい。キョロクでの情報収集は俺達フリーウイングに任せて欲しい」

 

「それはこちらとしては有り難いが・・・お前達10人程で大丈夫なのか?」

 

「問題ない。既に救援は出している」

 

「その救援とは?」

 

「暗殺結社オールベルグ本体だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わってキョロクの外れ、そこにメイド服を着た2人組がいた。

 

「着いたな」

 

「急いでメラ様と合流しましょう」

 

「でもよ、今回の呼び出しはアイツからだろ?面倒くさいな」

 

「仕方ありませんよ。私達オールベルグはスザク様の配下になったのですから」

 

「分かってるよドラ。アイツは私達が束になっても殺せなかった化けモンだからな。敵対するよりましなのは確かだ」

 

「今回の私達の任務は此処キョロクでの情報収集、可能なら羅刹四鬼の始末と来ています」

 

「なら、とっとと終わらせてメラ様に愛してもらうか」

 

「はい」

 

この2人オールベルグに席を置く、ギルベルダとカサンドラ。今回の救援だ。

 

 

 

時を同じくしイェーガーズもキョロク入りしていた。

 

エスデス達は護衛目標のボリックの屋敷でのパーティに出ていた。

 

「いやぁ・・・大臣に戦力の補強を要求したら、まさか帝国最強のエスデス将軍が来てくださるとは心強いですぞ!どうぞごゆっくりパーティを楽しんでください」

 

「大臣に受けた指令はお前の護衛だ。部屋を幾つか借りるぞ」

 

「ええ、私の屋敷は退屈しないと思いますぞ」

 

「そいつらにはまるで興味は無い・・・が、天井裏から私達をのぞいている奴らとは会ってみたいな」

 

「流石お気づきでしたか」パチンッ

ボリックが指を鳴らすと4人の男女がボリックの横に降り立った。

 

「こやつらこそ教団を牛耳る為に帝国から預かった暴力の化身」

 

皇拳寺羅刹四鬼!!

 

「ほう、帝都に居ないと思えばここに居たのか」

ボリックはエスデスが来たので羅刹四鬼を攻撃に使うと言うとセリューが異議を唱えるが、喋っている途中にイバラがセリューの後ろをとり手刀を首に当てていた。

 

「心配はいらねぇよぉ。俺達は生身で帝具使いを倒したこともあるんだぜぇ」

 

「私達が回収し大臣に送り届けた帝具は実に5つ・・・」

 

「いくら帝具が強力とて使う者は生身の人間」

 

「なら勝ちようはいくらでも有るってことだね」

イバラに続きスズカ、シュテン、メズと言葉が続いた。

 

「へっへそういうこと、あんたらはのんびり酒でも飲んで・・・」

 

ゾッ

 

「お前達もいくら実績があるとはいえ油断しないことだな。特に骸には気おつけろよ?なんせ私に傷を負わす者だからな」

エスデスはイバラの後ろをとり、氷で出来た剣を構えていた。

 

「へぇ~すげぇ、流石エスデス将軍だぁ惚れそうだよぉ」

 

 

 

翌日

 

「・・・ドラ」

 

「釣れましたね、ここでの戦闘は避けましょう」

 

「ああ、このまま真っすぐ行けば町はずれだ。そこで迎え撃つぞ」

 

「はい」

ギルとドラは町はずれまで追っ手を誘導した。

 

「ここならいいな。隠れてないで出てきたらどうだ?」

 

「やはり気づいていたか」

ギル言葉にイバラとシュテンは2人の前に姿を現した。

 

「貴方達は羅刹四鬼ですね?」

 

「ああ、俺達の事を知っているって事はお前達も裏の人間だな?」

 

「ええ、私達はオールベルグの者です」

 

「へぇ~って事はフリーウイングもここに来ているって事だな。お前達を始末してフリーウイングの連中も始末してやる」

 

「そうはさせるかよ。第一お前達はこのギル様にやられるんだからな」

 

「儂がその魂解放してやろう」

 

「へっへ俺達をやるだと?寝言は寝て言え」

 

「ドラはあの細いのを、私はデカいのをやる」

 

「分かりました。気をつけてください」

 

「ああお前もな」

今ギルVSシュテン。ドラVSイバラの戦いが幕を開けた

 

「ぬう」

シュテンのパンチをギルは硬化させた両腕で防いだ。

 

(こいつなんて力だ・・・アイツにこれ教わってなかったらリミッター全解除する所だったな。不本意だが仕方ねぇ)

 

「はあぁぁぁ!!」

今度はギルが硬化した右足で蹴り飛ばした。

 

「なかなか強いな。儂の一撃に耐え尚且つ蹴り飛ばすとは」

 

「アタシは負ける訳にはいかないんだ!メラ様の為に!!そしてアイツの為に!!」

ギルは両手足を硬化させシュテンに特攻を仕掛けた。

 

 

一方ドラVSイバラ

 

「ベルグチャクラム!!」

 

「効かねえな!」

イバラは

を肉体操作した腕と爪で落とした。

 

「やはり遠距離は効きませんか・・・ならば直接斬るまで!」

ドラは4本の腕に剣を構えイバラに斬りかかった。

 

「やれるもんならやってみな!」

 

 

 

 

 

ギルとドラは善戦していたが徐々に押され始めた。

 

「くっ」

 

「ああ」

 

「中々粘ったがここまでだな」

 

「今その魂を解放してやろう」

 

「解放されるのはお前達だ」

シュテンとイバラの後に第三者の声が聞こえ4人は警戒した。

 

「しらみつぶしに町を回った甲斐があったな。ここで羅刹四鬼の2人も始末できるのだから」

 

「お、お前・・・」

 

「スザク様・・・」

ギルとドラの後ろから現れたのはスザクだった。

 

「イバラこやつ・・・」

 

「ああ、強いな。何より相当の修羅場をくぐってきた奴だ」

シュテンとイバラはスザクをみて只者ではないと警戒した。

 

「たく無茶しやがって、お前らが傷つくとメラが悲しむだろうが」

そう言いスザクはクレイジーダイヤモンドで2人の怪我を直した。

 

「少し待っていろ直ぐに終わらせる」

 

「・・・お前何者だ?」

イバラはスザクに何者か聞いた。

 

「冥土の土産に教えてやる。俺はスザク。フリーウイングのリーダーだ!」

 

「フリーウイングだと!?そしてお前が骸か!!」

 

「まぁそういう事だ」

スザクはアイキャップで太刀を創り、イバラに斬りかかった。

 

「この程度!」

イバラは腹を引き、横一線の太刀を躱し、体中の毛を針の様に高質化させスザクを刺そうとした。だが・・・

 

「生憎高質化出来るのはお前だけでは無いぞ?オラ!」

スザクは硬化させた左腕でイバラを殴り飛ばした。

 

「ならこれはどうだ?皇拳寺百裂拳!!!」

 

「それ位捌けるぞ?」

スザクは見聞色と紙絵で避け、カウンターで蹴り飛ばした。

 

「シュテン2人がかりでやるぞ。1人づつでは勝てん」

 

「分かった」

イバラとシュテンは一斉にスザクに仕掛けた。

 

「これ以上騒ぐとイェーガーズが来るな・・・仕方ない。奥の手第一段階灼熱地獄発動!!」

 

「・・・これは炎か」

 

「にしては熱くない」

 

「爆破!」

 

「なっ!?」

 

「くっ!?」

シュテンは爆発に巻き込まれたがイバラは間一髪で避けた。

 

「朱雀シュテンに止めをさせ」

 

【分かった】

そう言い朱雀はスザクの体から出てシュテンに止めをさしに動いた。

 

「お前今のも帝具の効果か?」

 

「そうだ。業火神獣 朱雀。俺の2つ目の帝具だ」

 

「馬鹿な!?帝具は一人一つじゃないのか!!?」

 

「普通はな。だが俺には2つも使える才能があるらしい。さて決着をつけよう、少し威力は落ちるがそれでも十分だ!」

スザクは灼熱地獄の炎を龍の形にし挟撃を仕掛けた。

 

「お、おおおおお!」

イバラは肉体操作で捌こうとしたが、スザクと龍の動きは複雑で全ては捌ききれず膝をついた。

 

【終わったぞ相棒】

朱雀の言葉にシュテンがいた方を見ると跡形もなく燃え散っていた。

 

「最後にいいものを見せてやる」

 

「あ?何言ってんだ・・・」

 

「奥の手第二段階、神獣化発動!!」

そう言いスザクに炎が周囲に集まりスザクの姿を変えた。その姿正に聖獣に呼ぶにふさわしきもの。スザクは朱雀となった。

 

「な、なんだ・・・」

 

「この一撃で沈め」

スザクは体に炎を纏いイバラに向かって飛翔した。

 

イバラは避ける力なく、最後の抵抗に毛を高質化させ打ち出したが毛は焼かれイバラ自身も炎に飲み込まれ跡形もなく死亡した。

 

「残り2人だな」

スザクは元の姿に戻りギルとドラをフリーウイングのアジトに運び、報告の為ナイトレイドのアジトに向かった。




奥の手第二段階発動しました!!

因みに最後の技はデジモンのデュナスモンのブレス・オブ・ワイバーンのイメージでお願いします!!

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