アカメが斬る!第三勢力   作:マスターM

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イェーガーズ脱走

ギョガン湖の賊を殲滅したイェーガーズ

 

その夜タツミはエスデスを説得し仲間に引き入れようと考えていた。

そして現在タツミはエスデスの部屋でシャワーを浴びているエスデスをベットの上で正座して緊張して待っていた

 

(緊張してどうするんだ!味方になってもらえるように説得しないと。ビシッと行け!俺は猛々しい男!気圧されてたまるか!!)

 

「待たせたな」

シャワーから出てきたエスデスの服装はなんとTシャツ一枚だった

 

タツミはどうにかしてエスデスを味方に引き入れようとするが、エスデスは・・・

 

「弱者の気持ちなど分からんな!世界の掟は弱肉強食、弱い者は淘汰される。死に逝く民は弱かったという事だ」

 

「!!」

 

その後も説得を続けたがエスデスには届かなかった

 

 

翌日朝スザクは朝食を作っていた

 

「おはようスザク君」

 

「あ、おはようございますボルスさん」

 

「今日はサンドイッチを作ってるんだね」

 

「ええ、手軽で色々な組み合わせが出来ますからね」

 

「何か手伝おうか?」

 

「助かります。ではそこのハムと卵でハムエッグをお願いします」

 

「うん、任せて」

 

ボルスはハムエッグを作り始めた

 

「おはようございます!」

 

「キュウウン!」

 

「おはよう。セリューちゃんコロ君」

 

「うーす」

 

「おお!何と美味しそうなサンドイッチですね」

 

「スザク君お手製だよ」

 

「スザクさん料理出来たんですね・・・」

 

「なんだその意外そうな顔は」

 

「い、いえあまりにも衝撃的だったものでつい・・・」

 

「まぁそう思われても仕方ないな。ほれコロこれやるよ」

と言いスザクはパンの耳を揚げ砂糖を付けたのをコロにくわえさした

 

「キュウ!キュウ!」

コロは喜んだ

 

それから暫くし、ドクター、ラン、ウェイブそしてやつれたタツミと満足顔のエスデスが集まり全員で朝食を取った

 

 

 

 

「タツミ!フェクマ(フェイクマウンテン)に狩に行くぞ!ウェイブとスザクも供をしろ。フェクマは潜伏にもってこいだ、危険種のついでに賊も探すぞ!」

 

「了解!」

 

「あいよ」

朝食の後のエスデスの言葉にウェイブとスザクは答えた

 

「夕方までツーマンセルで行動する。現地の東側は私とスザク、西側をウェイブとタツミが探索だ。スザクは今ひとつ底が見えないからなこの機にその実力を見極めさせてもらおう」

 

「え?俺ってもう見極められちゃってるんですか?」

 

「いい師に巡り合えたのだな、すでに完成された強さだ胸を張れよウェイブ」

 

(ウェイブと一緒かエスデスより逃げやすいかも・・・)

 

「夜になったら私とタツミに交代だ(夜は危険種のレベルも上がる腕の見せ所だ!)」

 

 

 

 

 

 

フェイクマウンテン・ウェイブside

 

「ヤベェ!タツミを見失ってしまった!!」

ウェイブはタツミと共にフェクマを探索していたが、石獣や木獣の大群と戦って気づいた時にはタツミの姿がなかった

 

(ま、まさか逃げた!?)

ウェイブの頭に角をはやし悪魔の笑いをしたエスデスが浮かんだ

 

「気持ちは分かるがそうはさせねぇぞ!俺だってまだ死にたくはないんだ!!・・・仕方ねぇ・・・

 

グランシャリオオオオオ!!」

ウェイブは自身の帝具、修羅化身 グランシャリオを纏ってタツミを探し始めた

 

一方タツミはブラートにお姫様だっこされながら逃げていた

 

「ありがとう兄貴。兄貴のおかげで逃げきれそうだ」

 

「いいてことよ。仲間を助けるのは当たり前だろ?」

 

「それでもありがとう兄貴・・・!?」

 

「敵だな。タツミこのままアジトに迎え。俺は敵を倒してから行く」

 

「分かった気をつけてな兄貴」

 

「おう!」

タツミはブラートから降ろされアジトに向かって走っていた

ブラートはインクルシオの副武装ノインテーターを構えた。そしてグランシャリオを纏ったウェイブが現れた

 

「おいおい・・・とんだ大物に遭遇しちまったぜ・・・

知ってるぜインクルシオ・・・このグランシャリオのプロトタイプ・・・そしてそれを着てるって事はお前ナイトレイドのブラートだろ?」

 

「ああ、俺はブラートだハンサムって呼んでもいいぜ」

 

目標変更。逃げたタツミよりブラートを倒す

ウェイブは拳を構えた

 

ウェイブsideout

 

 

その反対側スザクとエスデスは襲ってくる危険種を蹂躙していた

 

「弱すぎる・・・」

 

「全くだ超級位出て来ては欲しいものだ。しかしお前は底が見えんな」

 

「こんな雑魚共誰だって倒せるだろ?」

 

「確かにそうだな」

 

 

ドオオオオン!!

 

「ウェイブ達の方だ」

 

「ああ、ここまで音が届くとはいったい何が・・・」

 

「もしかしてナイトレイドと戦っているんじゃないか?」

 

「あり得るな」

 

「俺達も向かうか」

 

「そうだなタツミが心配だしな」

 

(哀れウェイブ・・・)

2人が西側に行こうとしたら超級の危険種が現れた

 

「ほうこいつは・・・」

 

「超級危険種、ガラティオンしかも2体か」

 

超級危険種ガラティオン10枚の翼みたいなチェーンソーを持つユニコーン型の危険種

 

「エスデスは先に行けここは俺一人で充分だ」

 

「分かった」

 

エスデスは急ぎ西側に向かった

 

「リーダー!」

エスデスの姿が見えなくなりフリーウイングのメンバーが全員集合した

 

「ガイ、ツクシ、クロメ、ギンの4人はエスデスを足止めしておけ、10分で良い。残りの全員でガラティオンを仕留めろ。俺は西に向かう」

 

『了解!!』

 

エスデスは西に向かって走っていた

 

「ん?」

急に足が動かなくなり足元を見ると土で固められていた。更に後方から銃弾が飛んできたがサーベルで銃弾と土を切った

 

「誰だ出てこい!」

返事の代わりに水の槍が飛んできた

 

「これはまさか!?

フリーウイングか!?」

 

水の槍に続いてまた銃弾が飛んできて地面が揺れた。さらに超級のデスタグールまで出てきた

 

「今急いでいるのださっさと終わらせる」

ガイたちのエスデス足止めが始まった。その上をスザクは剃と月歩で西側に向かった

 

 

 

 

「ぐっ!!」

ウェイブのグランシャリオはブラートの激しい攻撃に耐えきれず、強制解除されてしまった

 

「くそっ!!」

 

「・・・お前のような男がまだ帝国にいたんだな」

 

「あんたは何故帝国を裏切ったんだ?」

 

ブラートとウェイブ。この2人は似た者同士かもしれない、自分の信念を信じただひたすらに進む熱い漢なのだ

 

「既に終わっていたか・・・」

 

「「!!?」」

 

「・・・お前は?」

 

「俺は第三勢力フリーウイングリーダー骸」

 

「お前が骸か!!?」

 

「お前が隊長に傷を負わせた骸か!?」

 

「ブラートここは引け。もう直ぐエスデスがここに来る。いくらお前でも連戦はきついだろ?」

 

「1つ聞く、何故お前は俺達ナイトレイドを助けるんだ?」

 

「今の帝都にはナイトレイドは必要だ。俺は革命軍の全ては信用していないが、ナイトレイドは信用出来るただそれだけだ」

 

「・・・お前とはいつか語り合えたいぜ」

 

「俺もだ」

そう言いブラートはアジトに向かって撤退した

 

「・・・お前も強くなれ」

スザクはウェイブにそう言い撤退した

 

 

 

ガラティオンを倒しエスデスの足止めをしていた4人もスザクに合流した

「リーダーあそこ」

とクロメが指をさすとドクターと3人の強化兵がいた

 

「全員戻ってろ俺が行く」

 

『了解!』

 

 

 

 

 

「ふふ・・・匂いや足跡をけす努力は認めるわ、でもアタシの手術で嗅覚を強化した者が追えば・・・」

 

「スタイリッシュ様匂いはこちらに続いてます」

と鼻が異様に発達した者が言った

 

「ありがとう″鼻″初めての実戦投入だけど予想以上よ」

 

「前方に糸の結界のようです。私と同じ動きで避けて下さい」

と鼻と同様、目が異様に発達した者が言った

 

「流石ね″目″」

 

「前方から微かに数人の声が聞こえます」

更に鼻と目同様な耳が発達した者が言った

 

「いい感じよ″耳″。あの子怪しいと思ったのよ、ただの鍛冶屋にしては適応力がありすぎだもの」

 

「スタイリッシュ様の鋭さには鼻高々です」と鼻

 

「目から鱗です」と目

 

「耳に念仏です」と耳

 

「オカマの勘って当たるのよねぇフェイクマウンテンから随分離れたけど・・・

 

 

ナイトレイドのアジト見ーーーーっけ」




現在活動報告にて、次に書こうと思っている、ハイスクールD×Dの小説の主人公の眷属を募集しています!

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