やはり俺が魔法少女?なのは間違っている   作:磯山ゲル

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投稿遅れて申し訳ございません。

今回は短めです。

UAが10000突破!ありがとうございます。


相談

――――今は放課後、俺は自分の席に座って帰ろうともせずに外を見ていた。

 

(昨日の高町の様子からして怪我した原因はジュエルシードだと思うが、そのくらい強い敵だったってことか?いやしかし…)

 

俺は昨日月村邸に行った時に怪我している高町を見つけた。その時のことを考えている時、机を叩くを音が聞こえてそちらを向く。

 

「謝るくらいだったら、事情くらい説明しなさいよ!」

 

バニングスが高町の机を叩き、怒鳴っていた。高町は小さく「ごめん…。」と謝っている。怒ったバニングスは俺の方に向かってくる。殺されると冗談を考えていたら

 

「八幡!今日ちょっと付き合いなさい。」

 

帰りのお誘いをいただいてしまった。

 

「すまん、今日は俺用事が…「…お願い。」……わかった。」

 

その後月村を誘い三人で帰ることになった。俺は帰り際に高町の近くに行き

 

「お前を心配してるだけだと思うから、説明できるようになったら説明してやれよ。じゃあな。」

 

そう高町に告げ教室を後にする。

そして、そのあとはバニングスに言われるがままバニングスのお部屋にお邪魔しています。

……バニングスの家も月村に負けないぐらいの豪邸で広い。高町と俺はとんでもないやつらとお友達なんだなー(棒)

紅茶を飲んで一息ついたバニングスが口を開く。

 

「ねえ、八幡あんたなんか知ってるんじゃないの。」

 

静かな口調、真剣に俺の眼を見る。バニングスの隣にいる月村も同じように俺のことを真剣に見ている。

 

「…二人で話し合って俺に聞こうと思ったのか?」

 

「ええ…。なのはから話してくれるまで待とうって決めたんだけどね。あんたには聞いておきたくて。」

 

「悪いが知らん。知ってたとしても多分言わないと思うぞ。」

 

「そう…よね…。」

 

バニングスが肩を落とす。月村はそんなバニングスをなぐさめている。

 

「こんなことを言うのはなんだが。高町は今自分の中での答えを出そうとしてるんだと思うぞ。お前らの事を本当に友達だと思っているからこそちゃんとした答えを出すまで言いたくないのかもしれん。…だからお前ら二人で決めた待つっていう選択肢は正しいと思う。」

 

柄にもなく長くしゃべってしまった。二人だって驚いて目を見開いてるじゃんか。

 

「…そうよね。なのはがちゃんと言ってくれるまでアタシたちはいつものあたしたちのまま言ってくるまで待ってやろうじゃない!」

 

「うん。なのはちゃんが言ってくれる時になるまで二人でいい結果になるよう応援しようね。」

 

高町と俺は本当にいい友達を持ったもんだな。待つということも闘いだとなんかで呼んだことはあるがこの二人なら負けることはないだろう。

 

「八幡君、ありがとうね。私たち本当はちょっと不安だったの…。なのはちゃんが何も言ってくれないのは私たちを信用してないからだって…。でもさっきの八幡君の言葉聞いてそんなことはないって思えたよ。」

 

「また不安がらせるかもしれないが、俺だって確証はないんだぞ。それなのにその言葉を真に受けちまっていいのか?」

 

「うん、だって八幡君はいつもぶっきらぼうだったりするけどちゃんといつも私たちを見てくれている優しい私たちの大事なお友達だもん。」

 

「そ、そうね。八幡は私たちの大事な友達…だからね。」

 

二人にそういわれて俺は言葉を発することが出来なくなる。そんなことを言われるなんて思ってもなかった。素直にうれしいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、また明日。」

 

「「また明日ー。」」

 

バニングスと月村と別れる。時刻はそろそろ19時になるといったところだ。

あの後は、少し話をしたりゲームをしたりして過ごした。自分たちの方針を決めたからか二人はすっきりとした顔をしていた。

 

 

『主様、ジュエルシードの反応です。』

 

「わかった。位置は?」

 

『二か所ございます。一つには魔導士と思われる反応がありますがもう一か所の方にはありません。』

 

「じゃあ、魔導士の反応がない方に行くぞ。――武装、白影――。」

 

 

 

 

あの二人のためにも高町の用事をさっさと終わらせないといけないな。

そんなことを考えながら俺はジュエルシードの発生位置へと向かった。

 




どうもゲルです。
投稿これからは少しばかり遅くなるかもしれません、ご了承ください。

フェイトと八幡を出会わせてしまったことにより今後の展開をどうするか本気で考えつかずに休憩回みたいのを挟んでしまいました。

どーーしよーの一言に尽きます。なんも思い浮かばない…。

まあ、ご感想とかいっぱいもらえるとやる気もいっぱいになるかもですのでお待ちしております。



ではさらば

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