憐憫の獣、再び   作:逆真

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今回、苦手な人には本当に無理な描写があるのでご容赦ください。


それでいいのか

 僕――木場裕斗の記憶は、あの聖剣計画の実験から始まる。 

 

 教会が極秘で行っていた研究の一つ。限られた者にしか使えない聖剣を、人工的に適合者とするための人体実験。それが聖剣計画だ。被験者は僕を含む、身寄りのない剣に関係する神器所有者。

 

 皆で実験に耐え、皆で聖歌を歌った。だけど、皆死んだ。僕以外の皆が死んだ。研究者たちは、聖剣に適合できなかった『失敗作』として、僕たちの処分を決定したんだ。僕以上に生きたい子もいたのに、僕だけが生き残ってしまった。

 

 施設から逃げ出した先で、僕は部長――リアス・グレモリー様に拾われた。そして『騎士』の駒を、名前を、居場所を、愛情を戴いた。だけど、この胸の中には、あの計画に加担した人間とエクスカリバーへの憎悪が渦巻いていた。

 

 だから、この町にエクスカリバーを持つ者が現れたのは運命だと思った。堕天使の幹部とともに、あの計画を主導した研究者まで現れた。彼らを許すことなんて、僕にはできなかった。同志たちの無念を晴らすために、僕はエクスカリバーに勝たなければならなかった。

 

 そして、僕はあの研究の真意を知った。あの研究の本質は、聖剣を使える者を作り出すことではなく、聖剣を使うための因子を抜き出すためのものだった。小さな因子を集めることで、それを統合し、大きくなった因子を作ることで、聖剣を誰でも扱えるようにするのだ。つまり、僕たちには最初から神のため、教会のためにエクスカリバーで戦うなんて未来は用意されていなかったのだ。

 

 聖剣計画に加担した研究者、バルパー・ガリレイはすでに不要と、僕にあの実験で得た因子の結晶を投げ渡してきた。その結晶から聞こえてきたんだ。皆の声が。皆の歌が。皆の願いが。

 

 皆の声を聞いて、僕は至った。禁手(バランス・ブレイカー)双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)

 

 僕は四本が統合されたエクスカリバーと対面した。……この町に来た紫藤イリナから奪った聖剣も合わせて、コカビエルは五本の聖剣を確保しているはずだ。それなのに四本しか統合しないのは、それが限界だからだろうか。完全でないエクスカリバーならば、勝ち目はある。

 

 どれだけ機能が多彩であっても、それを使いこなせない相手ならば怖くはない。それに、先日よりもフリードの動きが悪いような気がした。動きそのものは速くなっているのだが、意識がそれについていっていないようだ。この短期間でさらに身体に改良を加えたのかもしれない。

 

 僕は真正面から、フリードに斬りかかる!

 

「ちっ!」

 

 受け流すようにして、フリードは僕の一太刀を回避する。だが、無理な姿勢になったせいか、エクスカリバーへの負担は軽減できなかったようだ。聖魔剣のオーラと僕の剣撃が、エクスカリバーを破壊した。

 

 フリードは飛びのくようにして距離を取る。だが、僕は深追いはせず、一つの事実を確認した。粉々になったエクスカリバーだ。

 

「――見ていてくれたかい? 僕たちの力はエクスカリバーを超えたよ」

 

 やった。ついにやったんだ。僕は復讐を果たした。

 

「あーあ、壊れちまったか。やっぱりツギハギじゃダメでござんすねー。身体の『調整』に慣れてなかったってのもあるんだろうけど……にしても、話に聞いていたお兄さんは間に合わなかったみたいで、残念でござんす」

 

 全く堪えた様子のないフリードに対して、バルパーは取り乱していた。だが、それはエクスカリバーが壊れたことではなく、僕の聖魔剣についてのようだった。

 

「あ、有り得ない! 聖と魔が交わるなど有り得ない! ま、まさか、魔王だけではなく、神も……」

「フハハ、フハハハハハハハハハハ!」

 

 コカビエルだ。哄笑を上げ、地面に足をつける。凄まじい自信とオーラだ。

 

「しかし、仕えるべき相手を亡くしてまで、おまえたち神の信者と悪魔はよく戦う」

 

 突然のコカビエルの言動は、意味深長で謎だった。

 

「……どういうこと?」

「ついでだ。教えてやるよ。四大魔王だけではなく、神も死んだのさ」

 

 ――っ! 彼は今、何と言った? 神が死んだって?

 

「知らなくて当然だ。神が死んだなど誰に言える? どこから情報が漏れるか分からない以上、三大勢力でもこのことを知っているのは一部のトップだけだ。神と魔王が死んだことで、聖と魔のパワーバランスが崩れた。そのせいで、様々な場所で特異な現象が起こる。そこの小僧が聖魔剣を創り出せたのも、聖と魔のバランスが崩れているからだ」

 

 神がいないからこそ、僕の聖魔剣が生まれた。皮肉なものを感じるね。造反したとはいえ、僕も人生の大半を神に捧げてきたというのに。

 

「……柱の形をした強大な生物に関する協定も、それが理由だ。どこかの勢力が神の不在に気づいたのかもしれん。三つ巴の大戦から、三大勢力は回復していない。戦争が始まれば、天使も悪魔も堕天使も瓦解する。だとしても耐えがたいんだよ! 悪魔や天使と手を結ぶだと? ふざけるな! わけのわからん生物とやらのために、誇り高き堕天使が奴らと肩を並べろというのか! 奴らは、貴様らは宿敵だぞ! そんな者とともに戦えるものか! 先の戦争でも、あのまま戦えば俺たちが勝てたかもしれないのだ!」

 

 そういうことか。おかしいとは思っていた。神サイドが悪魔や堕天使と協定を結ぶなんて。神がいないのならば納得できる。

 

「俺は戦争を始める! おまえ達の首を土産に! 俺だけでもあの時の続きをする! ミカエルにもサーゼクスにも未知の怪物とやらにも、我ら堕天使こそが最強だと見せつけてやる!」

 

 驚愕の事実に震撼するしかない僕たちを置き去りにするように、声が上がった。

 

「――へえぇえええ?」

 

 その声は、フリードが発したものだった。彼は普段よりも深い狂気を込めて、その顔に嘲笑を浮かべていた。ただし、それは彼のボスであるはずのコカビエルに向けられていた。先ほどまでの彼とは、何かが違う。

 

「そっか、そっか。くそったれな神様は死んでいましたかー。唯一にして絶対という売り文句なのに、詐欺じゃありませんの! これが諸行無常の理ってやつでございますね! おっと、これは仏教用語。俺ってば元キリシタンでした!」

「……フリード?」

「あんたさー、強いのかもしれないけど頭はユルいよねー。戦争主義を語るのも驕りがすぎるっていうかー。カリスマたらねーというかー。かませ犬の中ボスがいいところだよねー。何が堕天使こそがサイキョーだよ。大将たちの手のひらの上で踊っているとも知らないでよ!」

「フリード! 貴様、何を言っている!? 手のひらとは、どういうことだ!」

「こういうことだよ」

 

 周囲の温度が、一気に下がったような気がした。これから起こる出来事を予感してなのか、冷や汗が溢れてきた。フリードを止めなければならないと思いながらも、身体が震えて動かない。

 

「顕現せよ。牢記せよ。これに至るは七十二柱の魔神なり」

 

 フリードがその呪文を唱えると、彼を中心に強い光が発せられる。とても直視できずに、手で目を庇う。光が止み、フリードがいたはずの場所を見ると、そこには『バケモノ』がいた。

 

 見上げるような巨体は柱型で、手足どころか関節さえない。血のように赤く奇怪な眼球が、その柱型の身体にいくつもある。醜悪と言う以外に表現しようのない異形。

 

 間違いない! これは初代たちを襲撃したという柱状の怪物! 冥界から送られてきた資料にあった姿とほとんど同じ姿だ。色は違うが、同じ種族だろう。

 

 フリードに化けていたのか? いや、先ほどの呪文がこの怪物に変身するためのものであったという可能性もあるか。

 

 コカビエルの表情が険しくなる。彼を今回の凶行に走らせたのは、この怪物に対する協定が原因だという話もある。忌々しいことこの上ないのだろう。その手に特大の光の槍を作り出す。

 

「ふん! 俺の前に現れるとはな! 堕天使の力を思い知るがいい!」

「――――砕けろ」

 

 一瞬、爆発的なエネルギーが周囲に満ちた。

 

「え……?」

 

 そこには、右肩から先と腹部の一部を消し飛ばされたコカビエルの姿があった。

 

 圧倒的だった。聖書に記された堕天使が、一撃で瀕死に追いやられた。

 

「ば、馬鹿な。この俺が……」

「貴様はすでに用済みだ。古き堕天使よ。神の不在さえ確認できれば、貴様の価値はその無様な姿だけだ。その命を以って、我らの力の証明となるがいい」

 

 殺す価値もない。

 

 そう通告されたコカビエルだが、その顔は屈辱よりも恐怖が浮かび上がっていた。言外に、あの一撃はわざと急所を外したということなのだから当然だ。そして、それは僕たちも同じだ。これから、こんな怪物を相手にしなければならないのだから。

 

 威圧感に汗が止まらない僕たちに、柱状の怪物は静かに名乗る。

 

「我こそはグレモリー。ソロモン七十二柱が一柱、グレモリーなり」

 

 ……! この異形は、いま何と言った? グレモリーだって?

 

 我が耳を疑う僕の視界に、部長が激しく怒りを燃やす姿が映る。険しい表情や身体から発せられる魔力のうねりから、どれだけ激怒しているか伝わってくる。

 

「私の前でグレモリーを騙るとはいい度胸ね! いいわ、肉柱さん。御望みのままに消し飛ばしてあげる!」

 

 部長が特大の滅びの魔力を放つ! おそらくは全力をかけた一撃だ。上級悪魔や高位の堕天使でも、あれを真正面から受けるのはまずい。だが、柱状の怪物は避けることなく、その一撃を受けた。たとえコカビエルより強くてもただでは済まないはずだ――

 

「それは此方の台詞だ、我が贋作よ」

 

 ――が、無傷。発せられた言葉は、僅かにも痛みに色褪せていない。防御をした気配さえないのに。絶望する僕たちに対して、柱状の怪物は淡々と告げる。僕たちの絶望が、部長の魔力が相手にならないことが、極々当然なことであるかのように淡々としていた。

 

「我ら真なる七十二柱。魔術王ソロモンに仕えし原初の術式。貴様ら贋作など、我らの足元にも及ばぬと知れ」

 

 それは宣言ではなく、通告だ。自分の意志を伝えてきたのではない。ただの『事実』を伝えてきたんだ。あまりにも当たり前すぎる事実。だが、それを受け入れるには僕たちの常識とは乖離が激しい光景だった。

 

「我らが人の世に顕現した目的は二つ。第一に、七十二柱を僭称する悪魔どもを一人残らず誅殺することだ。七十二柱の御名と、王の尊名を穢す者共に死を」

 

 自らこそが、本物の七十二柱だと断言する柱状の怪物。

 

「そして第二に、このような堕落を許した無能な神を抹殺すること。だが、すでに崩御しているというならば是非もない。天の国の玉座が空席ならば、王にその席を献上するのみだ」

 

 王という言葉。つまり、これほどの柱状の怪物を支配する存在がいるということだ。それがこの怪物よりどれだけ強い異形なのか。七十二柱を名乗る者が王と呼ぶということはもしかしたら――。冥界は今、とんでもない敵と戦わないといけないのかもしれない。

 

 だが、その前に僕たちが生き残らないといけない。エクスカリバーに勝利したんだとしても、生きなければ意味がないんだ! だが、こうして対面するだけで迫力に怯んでしまいそうだ。

 

 柱状の肉体の眼球すべてが、呆然としている部長に視線を向ける。

 

「我が贋作よ。おまえはここで死ね。おまえの父も兄も殺す。我が贋作は悉く殺す。我が同胞たちの贋作も同じだ。ソロモン七十二柱は、我らだけでいい」

 

 そう宣言すると、肉柱の赤い眼球が僕を、小猫ちゃんを、朱乃さんを、イッセーくんを捉えた。

 

「逃げるがいい。哀れな子らよ。我らの目的は、人の世を穢す異形のみ。無能な神と我らの贋作の被害者である君たちを、私は殺そうとは思わない。望むのならば、その身に巣食う病魔を取り除こう。――再び、人として生き直すがいい」

「ひ、人として?」

「然り。我らは我らの贋作が『悪魔の駒』と呼ぶ異物の摘出方法を確立させた。君たちを人に戻すことが可能だ。生き直すがいい。悪魔としての生は人には過ぎた苦痛であっただろう」

 

 この怪物の言う病魔とは、『悪魔の駒』か。悪魔に転生した者を人間に戻す手段など聞いたことがない。そんな技術があるとも思えない。だけど、僕はそれが真実のように思えてしまったんだ。

 

「もう良い。もう苦しむ必要はない。随分と遅くなったが、君たちを救う」

 

 なぜなら、そこには慈しみがあり、労りがあった。その外見から恐ろしくかけ離れた、聖人のような慈愛を感じてしまった。『人として生き直せ』という呼びかけを、自然と受け入れてしまいそうになるほどに。

 

「ふざけるな!」

 

 だが、そんな僕の心の揺らぎは、イッセーくんの怒号によって止められた。

 

「おまえが本物のグレモリーだって? 部長が偽物だって? 寝ぼけたこと言うな! 部長は部長だ! リアス・グレモリー様だ! おまえみたいに気持ち悪いバケモノが、偽物呼ばわりしていい御方じゃないんだ! 俺は悪魔になって良かった。勝手に不幸って言うんじゃない!」

 

 そうだ。何を考えていたんだ。僕は部長に救われた。部長がいなければ、こうしてエクスカリバーに勝つことだってできなかったんだ。僕を助けてくれたのは、こんな柱状の怪物じゃなくて、リアス・グレモリー様だ。僕たちは――

 

「部長の生乳を見れたし、触ることだってできた! 次の目標は吸うことだ。部長のおっぱいを吸うその日まで、俺は部長の下僕悪魔として戦い続ける!」

 

 イッセーくん、いまはそういう話をしているんじゃないと思うんだ。僕の心の叫びを返して欲しい。

 

「成程。君の意見について共感は不可だが理解は可能だ。君の言葉はきっと人間らしい意見なのだろう。主人の乳房を――はい?」

 

 ん? いま、この醜い肉柱が物凄く間抜けな声を発したような。

 

「君は、それでいいのか」

「は? それでいいって、何がだよ」

「我らの提案を拒否する可能性については、考えていた。刹那しか生きられぬ少女が、永遠の命を拒否することもある。故に、悪魔としての生を受け入れる者がいることも検討はしていた。だが、だ。もっと、こう、ないのか」

 

 僅かな焦りを込めた問いかけ。なぜだろうか。こんな恐ろしい怪物が、急激に人間臭く見え始めた。

 

「我が身を委ねる信仰が、国を照らす情熱が、命を賭けた欲望が、矜持を示す決意が、理想を追い続ける信念が、永遠を捧げる忠誠が、神に歯向かう気概が、今日を生き抜く希望が、君にはないのか」

 

 異形からの問いかけに、イッセーくんは拳を握りしめた。

 

「何を言ってやがる!」

 

 あんなことを言われたのだから、いくらイッセーくんでも真面目な返事をするだろうと思っていた僕は――浅はかだった。

 

「俺はおっぱいの神様がいたら頭痛がしても祈る! おっぱいに対して情熱を燃やしている! おっぱいに向ける欲望は誰にも負けていない! おっぱいを愛することこそ、この兵藤一誠の存在意義だ! 俺はおっぱいを吸うためなら何でもする! 素晴らしいおっぱいの持ち主である部長に、俺は絶対の忠誠を誓っている! 神様を倒してでもあのおっぱいを揉んでやる! ――だって、おっぱいはとっても素晴らしいものなんだから! 特に、部長のおっぱいは世界一だ! 部長に可愛がってもらえるだけでも、俺は悪魔になった甲斐があるってもんだぜ! それに、俺は上級悪魔になって、美女や美少女を眷属にして、ハーレムを作るんだ! 人間に戻る? 余計なお世話だ! 人間に戻ったって、どうせモテないじゃないか! てめえのせいで、俺のハーレム計画が邪魔されるなんて許せるはずがない!」

 

 恰好つけているんだろうけど、それだとダメだと思うんだ、イッセーくん。

 

「俺のおっぱいライフのために、おまえを倒す!」

「そうか……」

 

 イッセーくん! 勢いづいているところ悪いけど、気づいて欲しいんだ。君が怪物と呼び、僕も怪物だとしか思っていなかったはずの彼は、物凄く困っている! いや、困っているというより戸惑っている? 嘆いていると言った方が正しいだろうか。

 

「我らの願いは性欲以下か。我らの研鑽は、正しかったのだろうか………………」

 

 それっきり怪物は声を発しなくなった。イッセーくんだけが怪訝そうな態度だが、他の誰もがさもありなんという顔をしていた。

 

 この怪物のことは何も分からない。それでも、これだけは僕には伝わった。僕だけじゃない。きっとイッセーくん以外の皆が理解していると思う。

 

 この怪物は、今、物凄く曖昧な表情で沈黙している――!!




言い訳させて欲しい。作者の主観だと、ハイスクールD×Dはマジでこういう作品なんだ。

ハイスクールD×Dを知らないor忘れた人のための、原作のこの場面(意訳あり)
堕天使(強)「魔王の妹(ヒロイン)ぬっころで戦争始めるで! 堕天使こそが最高なんじゃー! それを証明してやるー! ひゃっはー!」
主人公「俺はハーレム作るんだ! 邪魔すんな!」
堕天使(強)「女好きなん? せやったら、わいのとこ来いや。女見繕うで」
主人公「…………そんな言葉には騙されないからな!」よだれをたらしながら
ヒロイン「あとで色々してあげるから真面目にやりなさい!」
主人公「マジですか! 揉むぞ、吸うぞ! 煩悩開放だー! うおおおおお!」
堕天使(強)「えー……」

シリーズが続くにつれ、主人公はヒロインのおっぱいが半分にされると聞いてマジギレしたり、おっぱいをつついて覚醒したり、おっぱいと会話する技を発明したり、おっぱいをつついて暴走状態を解除したり、おっぱいの神様を異次元から呼び寄せたり、おっぱいをつついてまた覚醒したり、ヒロインのおっぱいをパワーアップさせて謎ビームを発射できるようにしたりします。……物凄く頭のおかしい主人公に聞こえるかもしれませんが、気のせいです。

次回は、キングゥの京都バカンスや敗走に成功した曹操を予定しています。でも、これから新生活で忙しくなるので次回更新は結構先になりそうです。

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