黒鬼の血   作:えりん

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地味な奴って下手すると雑魚キャラだよね

 

 

にしてもさっきの土方コノヤロー

気配がいつもとは違った感じがしたが

気のせいか?

俺が後ろにいるのも気づかなかったみてぇだし

まぁ俺がんな事気にしても土方クソヤローが

死んでくれる訳じゃねぇしな

 

山崎「沖田隊長!!」

 

あれ?なんか呼ばれてる気がしたけど

取り敢えず気のせいって事で

山崎「いや気のせいじゃないです!!」

 

沖田「居たのか山崎

てゆうかお前ぇエスパーか何かですかぃ?」

 

山崎「いやアンタがしっかり喋ってました」

 

沖田「何でぇザキの癖に地味な癖に

何俺の話し聞いてんでぇ」

 

山崎「癖にって何ですか!?

俺だって地味なりにちゃんと頑張ってるんです!」

 

沖田「いやいや今回のサブタイトルは

「地味な奴って下手すると雑魚キャラだよね」

ですぜぇ?完全に誰か個人の地味崎くん

いってまさぁ」

 

山崎「いや地味崎くんてっ何!?

俺山崎です!」

 

沖田「それに雑魚キャラてっ事は

何やっても所詮ザコキャラだよねとか

所詮ザコキャラがやる事どうでもいいよね的な感じで

まとめられるのがオチでさぁ」

 

山崎「いや何それ!俺結構出てますから!

全然ザコキャラじゃないですから!」

 

沖田「そういえば地味崎ザコル君さっき

話しあったみてぇだが何の用でぇ」

 

山崎「あの泣いていいですか?

地味崎ザコルてっ何ですか?山崎退です

……まぁそれは置いといて…」

 

沖田「あ…置いとくんだ」

 

山崎「さっき港の方で事件があったんです!

既に副長と局長が向かっております」

 

沖田「分かりやした俺も行きやす」

 

山崎「じゃあ俺は…」

 

沖田「じゃあなジミザコ」

 

山崎「ジミザコてっ何!!

最後まで俺はジミとザコキャラなの?!」

 

沖田は山崎を無視し現場に向かった

そこに居たのは先に着いたであろう

土方と近藤だった

 

近藤「総悟お前もきてたのか」

 

沖田「ちょうど今きやした」

 

土方「おせぇぞちゃんとしやがれ」

 

沖田「………」

 

土方「あ?何だ?どうしたお前」

 

沖田「……いえ何でもねぇでさぁ」

 

気のせいか…

 

沖田「にしてもこいつぁ…」

 

土方「あぁ見事に心臓を貫かれてる傷口からすると

素手で殺ってやがる」

 

沖田「素手でコレとなると相手は天人辺りですかぃ?」

 

近藤「その可能性が高いな」

 

土方「だがこんな殺りかたそこらの天人じゃ

出来る筈がねぇ」

 

沖田「戦闘民族辺りか凄腕の殺し屋天人ですかねぃ」

 

土方「だと思うがな」

 

近藤「それに今回殺られてるのは

幕府の人間だしな」

 

沖田「あー確かに見た事ある顔でさぁ」

 

土方「てめぇがんな事覚えてるなんて

珍しいな総悟」

 

沖田「いやー何かよくその辺で見かけやしてね」

 

近藤「まぁ何にせよ俺達も気を引き締めないとな

俺達真選組もいつやられるか分からないからな」

 

沖田「縁起のわりー事言わねぇでくだせぇや近藤さん」

 

土方「総悟の言う通りだ…

だがそう思ってるならストーカーしないで

ちゃんとしてくれ」

 

近藤「それとコレとは違う話しだ

それに俺はストーカーじゃない

お妙さんの警護をしているだけだ!」

 

土方「そのお妙さんはアンタがいなくても

自分で警護出来てるがな」

 

近藤「嫌だなぁトシィそんな顔しないでくれよ!

なぁ総悟も」

 

沖田「イヤー今回ばかりは クソマヨヤローの

意見に賛成したくなくないでさぁ」

 

土方「あぁ!?なんか言ったか総悟!」

 

沖田「いいやした死ねよマジ死んでくれよ

クソ方のクソマヨヤローてっ」

 

土方「さっきより増えてんじゃねぇかァァァ!!!」

 

近藤「まぁまぁ落ち着けトシ総悟」

 

二人「うるせぇよゴリラ」

 

近藤「…俺…泣いていい……?」

 

 

 

 

 





山崎ちょっと出しました!
サブタイトルとかで多分分かってたと思うけど…
次回は土方視点でいきたいです!

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