IS:織斑家の長男   作:ロック・ハーベリオン

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お久しぶりです
投稿が遅れて申し訳ありません
これからも頑張るので許してください
あ、ちょ、束さん?その手に持っているおい
≡Σ|8|◃:)₃アベシ!!


色々とあったが俺は元気です

さて、あれから色々とあった

俺が中学校に入学した年、そう、一夏と箒が四年生になった年である

原作を知っている人ならわかると思うが重要人物保護プログラムにより篠ノ之家が引っ越しになったのだ

行き先は教えてはもらえない

というか柳韻さんですら教えてもらえないそうだ

流石日本政府

腐りきってやがるな

まあ、手荒な真似はしないだろう

調べたところによると(ウィズを使いました(´>∀<`)ゝ)更識が護衛につくみたいだし

束さんの怒りは買いたくないだろうし

それから束さんには引っ越す前に家族の前で土下座させた

そしてISを開発した目的も洗いざらい話させた

何も言わずに雲隠れするつもりだったみたいだがそうはさせない

束さんの説得は簡単だった

原作の箒の様子を五割増くらいで話したのだ

泣きながら「いぃぃぃやぁぁぁぁーーーー!!!!」って絶叫してたけど

ともかく柳韻さんは「それがお前の夢ならやってみろ!!」的なこと言われてた

箒は「それが姉さんの夢なら私は応援します」と言って束さんを泣かせてた

まあ、そんなこんなで原作よりはいい状態で篠ノ之一家と別れたと思う

そして一夏が5年生になった時遂にセカンド幼馴染、凰 鈴音(ファン リンイン)がやって来た

そしてうちのバ夏は速攻でフラグを立ててきやがった

全国の非リア充さん方、うちの愚弟が本当に申し訳ございません!

責任は取らせるんで許してやってください!

まあ、俺と凰はあまり関わりが無かったけどな

一夏に誘われて凰の中華屋に行くぐらいだったが

そしてこの頃当たりから女尊男卑が強まってきた

まあ、俺には関係ないな

気に入らないやつは無視しとけばいいし

 

さて、そろそろ俺自身が何をしていたのかを話しておこう

簡潔に言うと会社を立ち上げた

え?中学生が会社立ち上げるなんて不可能だって?

ヴァカモノがぁぁぁぁ!!

俺と束さんの技術は世界一ィィィィィィィィィィ!!

不可能など無いのだよォォォォォォォォォォ!!

…すまん、取り乱した

ともかく会社を立ち上げた

エクストルーパーズの技術やギンギラ、それから束さんの目的であるISによる宇宙進出の研究をするために隠れ蓑として立ち上げたのだ

名前はNEVEC(ネベック)

エクストルーパーズの企業連帯の名を借りた

最初は名ばかり企業のつもりだったのだが束さんがNEVECのことを知ったらまさかまさかの全面協力

僅か3年で大企業の地位を獲得したのだ

…なんかやりすぎた感がパない

因みに俺と束さんは基本的にNEVEC本社にはいない

新たに作ったウィズγに管理を任せ、ウィズ経由で俺や束さんが動くという形にしている

ああ、それからまだ言うことがあった

亡国機業(ファントムタスク)のことだ

ウィズ3人とも使って全力で調べたところ原作とはかなり違っていた

亡国の目的は宇宙への憧れ

未知なるエネルギーを平和のために使うことだったのだ

正直まじか!?と思ったね

だってあの亡国だぞ!

原作解離しすぎだろ!

つーか宇宙の未知なるエネルギーって何だよ!?

コズミックエナジーですか!?

…まあ、それは置いておこう

だが現実はそう甘くはない

亡国の中で新たな派閥が出来たようなのだ

未知なるエネルギーを使い、この世界を一新するだとか

そのためならどんな犠牲を払っても、だとさ

正直馬鹿じゃねと思った

亡国の本来の目的から離れてるからな

しかし新たな派閥には力があったようだ

旧亡国の幹部陣は殆ど殺され、残っているメンバーはバラバラになったようだ

そして俺はそこに目を付けた

即座に束さんに報告

旧亡国は宇宙に魅せられたという束さんと共通点があったためすぐにスカウト

今ではNEVECの会社員として働いている

まあ、普通に雇った奴らもいるが

 

そんなこんなで俺は中学卒業、一夏は小学校卒業となった

一夏はそのまま俺のいた中学校に行く

そして俺は…

 

 

 

 

「料理学校か…」

 

姉貴は俺の合格通知を見る

そこには合格、そして料理学校と書かれていた

 

「すまんな、姉貴。迷惑かける。前から言っていたが俺はカフェを開きたいんだ」

 

「ふっ、心配するな。金なら何とでもなる。お前はお前のやりたいことをやるといい」

 

「…ありがとな。世界最強のブリュンヒルデ」

 

「…あまりその名で呼ぶな」

 

「冗談だ、冗談」

 

俺はカフェを開きたいために調理師免許をとるため料理学校に進学することにしたのだ

姉貴は俺がNEVEC関連で色々やっている間にISの世界大会、モンド・グロッソで優勝していたのだ

流石としか言えねぇな、ホントに

ちなみに姉貴はNEVECのことは話してある

一夏には言ってないが

 

「んで、第2回のモンド・グロッソには招待してくれるんだろ?いい加減一夏にも実際に姉貴の晴れ姿見せてやれって」

 

「む、そうだな。わかった。今回はお前達の分のチケットを取っておこう」

 

「サンキュー。で、今回はどこでやるんだ?」

 

「ドイツだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、原作を知っているならドイツであることが起こるだろうとわかるはずだ

そう、織斑一夏誘拐事件である

亡国により一夏が誘拐され、姉貴が決勝戦を棄権してまで助けに来る

これが原作のシナリオであるがこの世界には俺がいる

俺がいる限り最善の道を行かせてもらう

大切なのは三つ

一つ、ドイツのIS部隊、シュヴァルツェ・ハーゼが動くこと

これがないと姉貴がドイツ軍に行く理由がなくなっちまうからな

姉貴が行かないと黒兎が助からないだろうしな

まあ、これは簡単だ

相手側が動けばドイツ軍も自然と動くだろうし

二つ目は一夏の安全確保

これも比較的簡単と言える

俺が守り続けるか俺だけに敵を集中させればいい

もしくは姉貴に預ける、だな

そして次が一番重要だ

姉貴の決勝戦出場

これは後々に響く出来事だからな

姉貴の決勝戦の相手、アリーシャ・ジョセスターフは原作ではモンド・グロッソで姉貴と戦うことができず、本気の姉貴と戦うために亡国入りしていた

姉貴がきちんと決勝戦に出ればこのことを回避できる可能性が高くなる

その為にも姉貴には何としても決勝には出てもらう

次のモンド・グロッソまで時間はある

ウィズを使って情報収集と備えをしておかないと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時が過ぎた

俺は今、

 

 

一夏とドイツの空港にいる

 

「なあ、春兄、ここで待ってればいいのか?」

 

「ああ、姉貴が迎えに行くから待ってろと言っていたからな。ここでいいはずだ。ん?お、来たみたいだぞ」

 

俺たちの前にワンボックスカーが止まる

窓からは姉貴が顔を出していた

 

「よく来たな、2人とも。乗れ。すぐに出るぞ」

 

「千冬姉!」

 

「おい、バ夏。あまり騒ぐと」

 

エ、チフユサマ!?ドコ!?ドコニイルノ!?アソコヨ!!キャー!!ホンモノヨ!!

 

「ほら見ろ、面倒な事になった…」

 

「あ、ごめん」

 

「はあ、これだから。2人とも、早く乗れ」

 

「了解、姉貴。行くぞ、バ夏」

 

ちなみにこの車は国家代表専用の車らしい

姉貴のツテで俺たちも乗れたわけだ

 

その後、俺たちはホテルにチェックインし、モンド・グロッソは予定通りに進んだ

一夏はすげー、すげー言いながら姉貴の晴れ姿を見ていた

そして決勝戦の日

 

「一夏、姉貴のとこに行くか?激励しに行くが」

 

「行く!あ、トイレ寄ってもいい?」

 

「ああ」

 

姉貴から許可は貰ってるから控え室に行き、激励しに行こうと思ったのだ

一夏を連れてホール付近のトイレに向かうが

 

「春兄、ちょっと待っててよ」

 

「ああ」(トイレには気配がないが、ホールに誰もいないのはおかしい)

 

ホールに人が全くいないのはおかしい

受付どころか警備すらいないのだ

決勝が始まりそうになっているからとはいえいくらこれは…

…来やがった、新亡国

人数は十数人か

 

(起きてるか、ギンギラ)

 

(ええ、マスター)

 

俺は頭の中で声をかける

そうすると若い男性の声が聞こえた

IVSとなったギンギラである

待機形態はハーモナイザーにしてある

つまり、ギンギラは俺のハーモナイザーでもあるし、ISでもあり、VSでもあるのだ

もう、意味がわかんなくなってくるな

それはそれとして

 

(ハーモナイザーを起動。武装は対AK用サブマシンガン。後、スタングレネードも用意しとけ)

 

(了解です、マスター)

 

ギンギラにすぐに行動に移せるように準備させたところで一夏が戻ってくる

 

「春兄、お待たせ」

 

「…ああ」

 

「?どうかし「織斑春也と織斑一夏だな」え?」

 

そして奴らが声をかけてきたので俺は返事をした

 

「…そうだが」

 

「一緒に来てもら

 

相手の言葉の途中で俺は行動に出た

一夏を俺の横に引っ張り空いた手にはサブマシンガンを握った

それと同時に背中にはエクストルーパーズの主人公、ブレン・ターナーが付けていたジェットブースターが姿を現し、ハーモナイザーがフル稼働し始めた

 

(EX-Tシステム、武装システム、補助システム正常に稼働)

 

ギンギラがシステムの稼働状況を報告してくるがそれを無視して俺はトリガーを引く

 

「なっ!?」

ダダダダダダダダダダダダダダ

 

「えっ!?ちょっ!?春に、いぃ!?」

 

亡国が怯んだ隙に一夏を引っ張りながら背中のジェットで移動する

 

「ちぃっ、追え!!さっさと追う「プレゼントだ。受け取れ」っ!?グレネード!?」

 

バン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「春兄!何が起こってるんだよ!?」

 

俺は一夏を抱え、会場の廊下を飛んでいると一夏が聞いてくる

 

「あれはテロ組織だ、恐らくな。大方俺たちを人質に姉貴を優勝させないためとかだろうな」

 

「はあ!?なんのために!?」

 

「知るわけないだろ。っと、ここだな。一夏、ここから真っ直ぐ行けば姉貴の控え室に着く。姉貴には俺から知らせておくから匿ってもらえ。いいな?」

 

「春兄はどうするんだよ…」

 

「あいつらを引き連れる。安心しろ、そう簡単に捕まる俺じゃないからな」

 

「でも」

 

「さっさと行け。ここの通路を塞ぐからな」

 

「…春兄、きちんと戻ってこいよ」

 

「…ああ」

 

そういい、一夏は走っていった

 

(やれやれ、俺の心配よりも自分の心配をしてほしいものだ。ギンギラ)

 

(なんでしょうか、マスター?)

 

(姉貴の暮桜に回線を繋げろ)

 

(了解しました、マスター。プライベートチャンネルを開きます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織斑千冬は控え室で精神統一をしていた

次は決勝戦である

弟達が、家族が見ている中で無様な姿は晒せない

全力で勝ちに行くために…

弟達が激励に来るかもしれないと思っていたがなかなか来ないため春也が私のために一夏に来てもいいと教えなかったのだろうと思っていた

しかし、それは悪い方向で裏切られる

 

(む?プライベートチャンネルによる回線?誰だ?こんな時に…)

 

若干イラつきながらも回線を繋ぐ

 

『姉貴、少々まずい事が起こった』

 

千冬は一瞬目を見開いたが冷静を保ちつつ、答えた

 

「どうした、春也?お前が」

 

『悪ぃけどグダグダ言ってる暇はないんだ。俺と一夏がテロリストに拉致られかけた』

 

「はあ!?」

 

つい大声を出してしまい、周りにいた日本代表のメンバーがビクッとしてしまっていたがそんなことお構い無しに話は進んでいく

 

『一旦撒いて一夏をそっちにやった。迎えに行ってくれ』

 

「それはわかったがお前は?」

 

『俺は囮だ。あいつらを引き連れながら逃げる』

 

「まて、それは」

 

『あちらさんの狙いは姉貴の棄権だ、多分』

 

「私が棄権すればいいのならそれで『それだけはダメだ!!』っ!?」

 

『怒鳴って悪ぃけどそれだけはダメだ。姉貴にはしっかりと決勝に出てもらわないといけねぇ。一夏を保護したら決勝に出ろ。そして勝ってこい』

 

「…それでいいんだな、春也」

 

『ああ』

 

「フッ、ならお前を助けるためにすぐに終わらせに行くか」

 

『一応真面目に相手しろよ、姉貴。相手さんに失礼になるからな』

 

「馬鹿者、そのくらいわかってる」

 

『っと、そろそろ回線切るぞ。奴さんが来た』

 

「ああ、一夏のことは任せておけ」

 

『頼んだ』

 

そう言うと回線が切れた

 

「千冬さん、何かありました?誰かと話してたみたいですけど」

 

暮桜の整備員が声をかけてきた

見ると他のメンバーも私の方を向いている

 

「ああ、少々厄介な事が起こった」

 

そう言い、話をしようとするが

 

「織斑さん、弟さんが来てますよー」

 

「っ!一夏!」

 

その場にいた全員が思った

えっ!?っと

応援に来たのを歓迎する声ではなく明らかに心配する声だったのだから

 

「千冬姉!大変だ!春兄が!」

 

「わかってる。お前は大丈夫か?」

 

「ああ、春兄のおかげで」

 

「そうか」

 

取り敢えず一夏が無事だったことに安堵する千冬

その理由がわからない周りのメンバーは首をかしげていた

 

「ち、千冬さん、一体何が?」

 

「ああ、実は…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちっ、キリがねえな

次から次にわいてきやがる

俺は会場から離れ、わざと目立つように逃げていた

サブマシンガンを片手に時には屋根を飛び回り、時には急接近したりと相手をかく乱しながら逃げていた

 

さて、ここで対AK用武装について話そう

これはエクストルーパーズでAKなどに使っていたEX-Tをエネルギーとして使う武装である

この武器の特性は大まかに2つある

1つ目は弾切れがないことだ

リロードはしなくてはならないが弾丸はEX-Tでできている

EX-Tはこの世界に溢れかえるT-ENGがハーモナイザーを通して体内で変化したものであるためハーモナイザーを起動されている限り基本的に無くならないのだ

その為弾切れという概念がないのだ

2つ目の特性は物理的に傷をつけないことだ

弾丸はEX-Tでできている

圧縮したEX-Tは体を傷つけることはないが痛覚に直接作用し、痛みを与えるのだ

更には実弾が飛ぶ速度で当たるため衝撃もある

この二つのことから相手は撃たれたと思うのだ

血が流れてもいないのに…

 

俺はサブマシンガンを打ちながら逃げている

対AK用である限りは防弾など無駄無駄無駄ぁ!!

当たったら直接痛みを与えるからな

それで気絶させ、戦闘不能にしていったやつは何人もいるのだが数が一向に減らない

 

「くそ!どんだけいるんだ、このくそ野郎どもは!」

 

文句をつきながらドイツの街を走る

この辺りの人達は姉貴たちの試合を見に行っているため無人だ

その為、こっちも、奴らも銃を撃ちまくりである

俺にはEX-Tのシールドが張ってあるため銃弾は届いていないがな

はっ、俺を傷つけたいならISでも持ってくるんだな

 

(マスター、それはフラグでは?)

 

(・・・・・・・・)

 

(マスター?)

 

(だっ大丈夫だ、問題ない)

 

(…マスター、所属不明のIS反応を感知しました)

 

(チクショーメー!!)

 

フラグを見事回収しちまった…

つーか、奴らIS持ってたのかよ!?

 

『まさかこれまで使うハメになるとは思わなかったけどもう終わりよ』

 

「はっ、もう試合は始まってるんだよ。その時点でアンタらの目的は破綻してるんだ。それすら分からんのか、おばさん?」(日本の打鉄かよ。うちの国はなにやってるんだか)

 

『こいつ!コロス!!』

 

「やれるもんならやってみな!!ババァ!」

 

ISが来たからかほかの奴らは撤退して行った

そして打鉄はブレードを振り下ろすが俺はそれをかわす

小回りなら俺の方に分があるからな

 

(ギンギラ!ショットガン!)

 

(了解です!マスター!)

 

ブレードを避けながら俺はサブマシンガンからショットガンに持ち替える

 

「どうした!そんな大振りじゃ俺には当たらんぞ、BBA!!」

 

「調子に乗るな!!」

 

そして奴の隙をついてショットガンをぶっぱなす

 

『ぐっ、その程度、っ!?凍ってる!?』

 

エクストルーパーズのサブ武器には属性効果がついている

勿論、俺が開発したものにもな

ショットガンは氷属性

凍結効果は低いが近距離では高い攻撃力をほこる

まあ、低いと言えどそれはAKだったらの話

IS程度なら近距離でぶっぱなせば凍結するのだ

 

「どうした、クソババア。動きが鈍ってるぞ?」

 

『この餓鬼が!!』

 

「ふっ」

 

本当ならEX-Tブラストを放ってこのクズ野郎を倒したいがあれは派手だからな

流石にここで使うとめんどいことになりそうだしなぁ

さて、ここからどうしたものか

 

『なんで、なんで当たんないのよ!?』

 

「はっ、そんなのてめぇの操縦技術がヘボだからだよ」

 

『こいつ!』

 

『そこまでです!』

 

『っ!?』

 

やっと来たか、ドイツ軍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く、こんな日に…」

 

私達、ドイツ軍IS部隊は日本代表チーム、それもブリュンヒルデからの要請でテロリストの捕縛及び織斑春也の保護に向かっていた

せっかくの名誉あるモンド・グロッソの決勝の日なんかに事件が起こるなんて…

 

『クラリッサ、あそこだ!』

 

「了解です!隊長!」

 

どうやらテロリストは打鉄を持っていたらしい

間に合ってよかった

ISが相手では生身の彼などすぐに殺されてしまうからな

 

「そこまでです!」

 

『っ!?ドイツ軍か!!』

 

『お前はもう終わりだ!大人しく投降しろ!』

 

しかし、テロリストはそこで終わらなかった

 

『ちっ、仕方ないわね』

 

「っ!?グレネード!!」

 

『なっ!?』

 

スタングレネードが炸裂し、視界が見えなくなる

 

『今度会ったら殺してあげるわ、織斑春也』

 

「待て!!」

 

しかし、打鉄の姿は無かった

 

『ちっ、私は奴を追う!クラリッサはそいつの保護を』

 

「わかりました、隊長」

 

そう言うと隊長は飛んでいった

 

「…ふう、ドイツ軍ということは姉貴からの要請か?」

 

「ええ、あなたを保護するようにと。それ以外にも色々と聞かせてもらいたいことがあります」

 

そう、彼は多くのテロリストから逃げきっているのだ

それに背中の装置や手に持つ武器などについても聞かなくてはならない

 

「まあ、答えられる範囲でなら答えるがそれ以外は企業秘密でな。悪いが言えないこともある」

 

「?どういう?」

 

「後でわかる」

 

?彼はいったい?

とりあえず安全な場所まで避難させましょうか


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