超次元ゲイムネプテューヌ~闇夜の円舞曲~   作:KeyMa

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今回は色々と偏見が混じりに混じっていますが、楽しんで頂けたら嬉しい限りです。


Scene78 欲望と快楽による禁断の楽園へ~TSF~

 

 

【プラネテューヌ:教会・リビング】

 

「ご、ご、ごめんなさい!こんな事になるなんて知らなくて…」

「…えっと、黙ってた事は悪いと思うけど、男の子なら一度は憧れる事だよね?」

「そ、そうですわ。それに、それを補ってお綺麗じゃないですの」

「ねぇねぇ、可愛いだけじゃダメなの~?」

「………諦めるしかない。こんな都合よく一つ悩みが解決する事になるとは、思っていなかった」

 

今の状況を説明する。目の前にネプテューヌと遊びに来たベールがいるが、ソファーに座りつつ片手で顔を隠している俺に励ましのような事を言う。ネプギアは頭を下げ、プルルートも仲介のように入る。それを見守っている、朝っぱらから集まったジンを含む女神達。…なってしまったからには仕方ないが、今の俺は普段通りではない。身長がベール程までではないが、若干ぶかぶかの普段着になってしまう程縮み、声が女性のように高く、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。文章では伝わりにくいが、俺は女体化(TSF)している。何故こんなことになっているかは、原因は一杯のコーヒーから始まった――――――

 

 

 

 

 

大体一時間ほど遡る。何処から話せばいいか…とりあえず1時間前から話そう。元々女神全員がプラネテューヌに集まるという話だったが、相変わらずベールはその一時間前に来ており、ネプギアに迫るかと思ったが今日は違うらしい。

 

「R-18アイランド?」

「ええ、御存じでして?」

「…どういう島かは聞いている。」

 

ネプテューヌが本来やるべきはずの書類精査を終えた俺に対し、ベールが突如とその話題を出す。

 

「そう…!大人しか入る事の許されない、禁断の島ですわ!!あ~ん♡な事や、こ~ん な事が、”十夜を問わず賑やかに行われているというテーマパーク”に行くことにしましたのよ!!」

 

数週間前にSNSで広まった今や大人気の島、R()-()1()8()()()()()()。比較的女性の人口が多いこの世界で、その島の名前とは裏腹に“羽伸ばし”を目的とした、()()()()()()()()()()()()()というコンセプトらしい。男性も行けなくはないらしいが、施設内(バカンス)に入るには入場審査があるらしく、“18歳以上の女性”しか入れないと言う。色々充実しているとはいえ子ども預り所センターならぬ、大人預り所センターのような所で待たされるらしい。雰囲気的に俺をそこに連れて行こうと分かるが、“男”である俺は預り所センター行確定だ。

 

「…その様子、興味がないと言いたげですわね?」

「行ったところで、俺は内部まで入れない。…人探しという目的で入れるなら、それはそれで行くべきなのだろう」

 

もし、そのR-18アイランドに剣士が居るのなら、絶好の隠れ場としては相応しい。何せ、探している俺が入れない所なら尚更だ。行けるなら行くが、現状R-18アイランンドの規約違反になるので不可能だ。そんな時、ネプギアが淹れたてのコーヒーを二つ持ってくる。

 

「どうぞ」

「ありがどうですわ」

「ああ、すまない。…何時も俺が淹れるコーヒーではない?」

「ええ、今回はわたくしが持ってきたリーンボックスでも飛びっきり極上のを、ネプギアちゃんに頼んで挽いたのを、水出しで入れてもらいましたわ」

 

成程、それで香りがいいのかと納得し、ベールが一口飲んでいるのを確認した所で一口飲んで暫くし、突然意識が飛んでしまった。

 

 

 

それから、数十分後に目が覚める。何を入れたんだという思考もあったが、女神全員が俺の方へ集まって見ている。

 

「あ、起きた!!えい君、大丈夫?」

「…一体何の集ま…り…だ?」

 

そして、目が覚めた所にネプテューヌが心配そうに言うのに対し、返答した時の声の高さに違和感を覚え、自分の身体を弄る様に触っていく。

 

 

 

 

 

「………、なんじゃこりゃああああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

という事があり、今はリビングから離れ更衣室で女性職員の服を借りて着込んでいる。服事態に違和感はなく右腕も変化はないから、とりあえず普段通りの動きは出来そうだ。困ったことと言えば、若干筋肉量が減っているくらいか?なんでも、女性が飲んでも効果は無いが、男性が飲むと2、30分掛けて女体化(TSF)する新薬を、ガストに頼んで作って貰ったと言う。提案はネプテューヌであり、実行に移したのがベールと言う訳だ。数日前からR-18アイランドに行こうと言う計画があったが、最初こそ俺を連れて行きたいという案だったが、純粋に俺が女性に変化したらどうなるかと言う興味本位になったと言う。

 

「全く、余計な事を…」

 

と、声を溢すが、どうもこの声にまだ慣れない。とは言え、R-18アイランドに連れていかれるが確定になったということだ。因みにだが、俺は二番目の服用者という話だ。最初はジンで実験されたようだが、服用したらロムやラムぐらいの女の子になってしまったそうだ。ベールやスミレにベタベタと抱き着かれたりして、若干トラウマらしい事を仄めかしていた。効果時間は約一日。つまり、明日のこの時間までは女性でいなければならないと言う事になる。違う意味で今日中は苦労しそうだ。

 

 

 

「そんな、納得いかないわ!!ネプギアはいいのに、アタシはなんでダメなのっ!!」

「そ、それは…」

「そーよ!?どーしてわたし達はいけないの!!」

「どうして…?(うるうる)」

「ダメなものはダメなのよ、二人共。」

「やだやだ、ねぷてぬについてくっ!!」

「ま、まぁまぁ皆、落ち着いてよ…」

「き、きっと何かあるんだよ」

「…審査っていうのを通りそうなアンタには言われたくないわよ」

「え、ええっ!?」

「…逆効果だったね、ネプギア」

 

戻ってくると、R-18アイランドに行くというのはいいが、元から行かない予定のコンパ、アイエフ、ジン、スミレを除き、ネプテューヌ、ネプギア、プルルート、ノワール、ブラン、ベールと俺の七人で行くことになったそうだ。その話にユニ、ロム、ラム、ピーシェは納得していない様子。どうやら、連れていけない理由ははぐらかされているようだ。ピーシェはただ単に、ネプテューヌと一緒に行きたいという欲があるのだろう。肝心のノワールとブランも、説明することなく何か隠しているように話を逸らそうとしている。内心、遊びで行くとは思っていないが、話が平行線の状態で進まない様子で終わりが見えない。

 

「ベール、R-18アイランドに土産物はあるか?」

「ええ、そこでしか手に入らない物は幾つかありますわよ」

「…なら、写真と映像は厳しいかも知れないが、土産物を持って帰る。それではダメか?」

「え~、わたしは行きたいのに」

「いきたい…(ウジウジ)」

「やーだっ!!ねぷてぬといきたいっ!!」

「………、これ以上言っても無駄のようね。三人共、諦めた方がよさそうよ」

『え~…』

 

何処か納得してはないが、これ以上言っても曲がらないと思ったユニが三人を制止する形になった。

 

「やだやだ!!いくったらいくっ!!」

「ピー子!!ピー子は行っても入れないんだよ!!」

 

しかし、ピーシェだけはしつこく食いついて来る。そんな中、珍しくもネプテューヌがピーシェを叱る。

 

「ねぷてぬのケチっ!!いきたいったらいきたいっ!!」

「いい加減にしなさい!!そんな子には、わたしのプリンあげないからね!!」

「………、ねぷてぬのバカー!!」

 

…一応今回行くと言う話は周知しているが、幾ら何でも今回は言い過ぎ感がある気がする。それを他所に、ネプテューヌは“早く行こう”と急かす様に皆を外へと行かせる。

 

 

 

 

 

―――――――――

 

 

 

 

 

【R-18アイランド:海上】

 

「え?じゃあ、遊びに行くんじゃないんですか?」

「ええ。残念ながら違いますのよ」

「R-18アイランドに”ドデカい砲台”が設置されたのを、昨日ウチの人口衛星が捉えたんだ」

「だらか、調べる事にしたのよ。一応、イストワールにも注意してほしいと言われたしね」

「…もし、その砲台に攻撃性があるとしたら、誰か戦争でも仕掛ける可能性があるわね」

「何故、本当の事を言わなかった?」

「今の二人なら、この件に関わってもいいのかもしれねぇが、これは遊びで行くわけじゃねぇんだ」

「入場規制ってのもあるけど、女神が大勢乗り込んで刺激を与えるのも良くないわ」

「…そう考えると、俺…私もこうなった方が良かったのか」

「無理して一人称を変える必要はありませんわよ」

 

という訳で…元々は遊びに行くはずだったが、昨日に謎の砲台が見つかり急遽調査に方針転換、遊びでない為に全員で行くわけにはいかなくなったと言う。変に目立つ俺は女性に変わり見た目も変わっている分、獨斗永守だと気づかれにくくなっているのは確か…かもしれない。

 

「ねぇ~ねぷちゃん~。あたし、自分で飛びたいな~」

「だ、ダメよ!!お願いだから、ぷるるんはそのままえい君と一緒にボートで来て!!」

「むぅ~…()()()()()からも、なんか言ってよ~」

「え、えーちゃん…」

 

あのナス事件で、一度プルルートの女神化を拝んだ際に何か嫌な予感がしたらしく、強くお願いしたくらいだ。俺に頼もうとしたが、その呼び方に凄く慣れないといった感じを覚える。

 

「どうして?変身出来るなら、してもらえばいいじゃない」

「ノワールだって、あれを見たら絶対そう思うから!!」

「…何をそんなに慌ててるのよ」

「ダメったらダメ!!」

「ねぷちゃんのケチぃ~」

「…だからって、俺に抱き着いて揺らすな」

 

 

 

 

 

【R-18アイランド:施設内部】

 

特に会場モンスターに遭遇する事なく、R-18アイランドの船着き場に付き施設内に入る。

 

「では、R-18アイランドの入場審査ですわよ」

「こ、これでいいのかしら?」

「変身した姿で水着になるなんて…なんか、変な気分」

「露出が増えたくらいで、普段と大差ないと思うけどね」

「ふふっ、この島でのドレスコードは水着。もしくは、オールヌード()ですわ」

「極端過ぎるな…それなら、男性は入れない訳だ」

「そういう事ですわ。まぁ、そこの入場審査前の入り口で弾かれるそうですわよ。それにしても、随分と様になってますわね」

「確かに、ここまでしっくり来てるなんてね」

「厳選して選んだ甲斐があったわね」

「でも、大丈夫ですかね、色々な意味で…」

 

変化しているとはいえ一応中身は男である以上、着替える際は別室に逃げ込む形で整えた。水着自体は無料で借りれる為に、手ぶらでもウェルカムといった態勢である。まるで着せ替え人形のように色々な水着を持ってきたのだが、最終的には中に普通の水着を着つつ、ショートパンツとパーカー風のを着込んでいる。右腕の長手袋を除けば、普通に着込んでいる風にはなるのだろうか。…ある意味、ジンがトラウマになりそうな感じが分からなくもない。ベールの言う通り、入場審査前の所で弾かれてないという事は、薬の効果は半端ないと言う事になる。

 

「後は、ブランとプルルートの二人か」

「…噂をすれば何とやら、お二人も着替え終わったようですわ」

「やほほ~いっ!」

「おう」

「何気に、全員ビキニタイプなのか」

「えへへ~、可愛い?」

「あらあら~…あらまぁ…」

 

プルルートに相づちを挟むが、その隣で可愛いと思うような言い方をしていると思いきや、ある部分を見つつ明らかに残念そうなトーンで相づちを入れるベールがいる。

 

「おい…今、胸見て言っただろ」

「えぇ?そ、そんな事は…只、大人として認めて貰えるか心配ですわね…とボンヤリ思っただけで――――――」

「ハッキリ言ってんじゃねぇか!!」

「あはは~」

「ま、まぁ、女神にとっては年齢なんてあって無いに等しいものだし」

「…まぁ、当たって砕けろってところですわね」

 

フォローになってるのか分からないが、兎に角入らなければ話にならない為に入場審査の前まで行く。先陣はベールが行き入り口前まで行くと、如何にも受付人の恰好をした女性が移ったモニターがベールの前に現れる。

 

『ようこそ、R-18アイランドへ!問おう。あなたはオトナか?』

 

横から見ると、「はい」と「いいえ」が移っているのが見える。当然ベールは「はい」を選択する。すると、入場審査入り口のADULTの文字が緑色に光り、問題に正解したような音が鳴り響く。

 

『クリアです。R-18アイランドを存分にお楽しみ下さい!』

「まぁ、こっちはお仕事として来ているのですけど」

「…ん?それだけでいいのか?」

「見ての通りですわ。さぁ、躊躇う必要などありませんし、皆さんも」

 

何というか、圧倒的にぬる過ぎるような甘すぎるような審査と思ってしまった。とは言え、モニターが現れる前にサーチを行うような形跡がある。そう考えるのなら変装では見破られるという事になるのだろう。そんな事を思っている間に、ネプテューヌ、ネプギア、ノワールも入場審査をクリアする。

 

『問おう。あなたはオトナか?』

「………。」

「ほら、躊躇わず“はい”を押すだけですわ」

 

何となく自分を騙している罪悪感を覚えつつも、ベールの言う通り「はい」を選択する。

 

『クリアです。R-18アイランドを存分にお楽しみ下さい!』

「やったわね、えい君」

「ほら、悩む必要などありませんわ」

「…ザルに思えてきた」

 

確かに、今は薬の効果で女性になっている。それでもってネプテューヌや映像に映っている女性程でないがあると言えばある。…もしや、この審査見た目で判断してるのではないかと言う考えが横切る。

 

『問おう。あなたはオトナか?』

「………」

「オトナだよ~」

 

ベールが不安がっていた、プルルートとブランが“はい”を選択する。俺が思っていた事が“確信”へと変わる。

 

『本当に18歳以上ですか?』

「…はい」

「は~い」

『ホントに?』

「なっ!!クソがぁ!!」

「疑われてるぅ~」

 

モニターに映る女性が“待った”と言う恰好で言う。ブランは徹底的に「はい」を連打する。プルルートも全く通らない為に涙目になってしまっている。だが、結果は変わらず、それどころか…。

 

『ホントは幼女でしょ?』

「っ!!幼女じゃ、ねぇ!!」

 

ブチ切れ寸前の回答に、ブランはモニターに向かって拳振り下ろす。若干画面が砂嵐を発生させるが、モニター自体はビクともしていない。そして遂に禁句へと―――――

 

『その胸で?』

「………、ぁああああああああああっ!!」

 

遂に怒りが有頂天に達したのか、戦斧を呼び出しプルルートの前に会ったモニター事切り裂く。当然だが、そんな事をしたらアラームが鳴るのだが、アラーム装置にも戦斧を振り下ろし破壊する。

 

「…行くぞ」

「わーい」

「あ、当たって、砕けましたわね…」

「物理で解決するとは、たまげたな…」

 

何処か、機械に任せるからこうなるのだと思いつつも、修理費を出した方がいいのかと思ってしまった、1分間の出来事だった。

 

 

 

 

 

【R-18アイランド:ビーチ前】

 

入場審査を終え外に出たはいいものの、道はあるがあたり一面森、森、森…ちなみに、疲れるからか女神達は女神化を解除し別の水着へと変わっている。ある意味、変身前と変身後の服装も一瞬で変えられるのはある意味凄い所だ。“誰かに道を聞ければ…”とノワールが呟いた時だった。

 

「はいはいはいは~い、いらっしゃーい!困った事があったら、この公認ガイドの“リンダ”にお任せ!!…ってお、お前達は…!!」

『あ~、下っ端!!』

「…リンダ?」

「って、下っ端じゃねぇ!!つーか、知らない奴が二人いるんだが!?それと、なんでテメーはアタイの名を知ってるんだよ!?」

「あたし~?あたしは、プルルート」

「…まぁ、この恰好では分からないか」

 

リンダが何か言いたそうにしたが、何か考えたのか暫く固まる。

 

「…ちょ、ちょっと待った!ちょっとこっち来やがれ!!」

「ぉ、おう…」

 

そう言われつつ、森の木々へとリンダに引っ張られ女神達から距離を取る形となる。

 

「ま、まさか、テメーは獨斗永守か…?」

「…何故バレた」

「ここにサングラスを掛ける奴は滅多にねぇ、それにバカンスなのにその右腕のグローブと来たらな…だが、何でオメー女なんだよ!作り物なのか!?」

「色々とあってな…あと弄るな」

 

“男”としての獨斗永守が染みついているリンダは、薬の影響で女性化している事に戸惑いつつ、“無ぇ、無ぇ、マジで無ぇ!!”と言いつつ俺の身体を弄っている。

 

「しかし、女神ってとんでもねぇもんも作るな…オメーも大変だな。それに、約二名ここを通れそうにない奴がいるが、どうやって入って来やがった?」

「それは後にしてくれ。…聞きたい事がある。昨日突如運ばれた砲台が、ここの島にあると聞いた。知っているなら案内して欲しい」

「砲台…あれの事か?あー、案内してもいいんだがよ、アタイの頼みも聞いてくれねーか?」

 

リンダの頼み事はこうだ。R-18アイランドの案内役として今は働いており、給料は高いようだが時給ではなく案内人数によって変動すると言う。兎に角今は絶好調であり、少しでも多く稼ぎたいらしく案内させてほしいと言う。色々意見を交換し、“砲台の案内及び入り口の破壊をなかったことにする”代わりに“R-18アイランドの案内役をさせてほしい”という事で落ち着く。

 

「―――――と言う訳だが」

「ちょっと、待ちなさいよ。こっちは調査しに来てるのよ?それを今更―――――」

「やった、遊べるの!!わーい!!」

「わーい!!」

「お、お姉ちゃん、プルルートさん!?道分かってるの!?」

 

と、仕事で来ているという事を言うが、ネプテューヌとそのノリに乗ったプルルートが道を走って行き、ネプギアがそれを追いかけていく。完全に遊びスイッチが入ってしまった状態である。

 

「…まぁ、良いじゃありませんの?ある話がなかったことになりますし」

「…わたしのせいじゃねぇからな」

「それに、急ぎで調べろとは言われておりませんし。Win-Winの関係という事でよろしくて?」

「ま、まぁ…そう言われると…」

「(…流されている)」

 

結局、暫く遊んでから砲台へ案内して貰うという形になった。確かに、急ぎで調べてほしいとは言われていない。ここの客達が居るのに実弾系の砲台を撃ったら撃ったで、それはそれで大問題になるだろう。まぁ、その砲台の形状は衛星で捉えているから、攻撃性の有無の確認をすればいいだろう。

 

「…ちょっと待て、カメラは持ち運び厳禁だぞ」

「………(コロコロコロッ)。隠す…成功だ」

「いや、丸見えじゃねぇか…TRPGみたいな事するなっ!!」

 

 

 

 

 

 


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