リベラル「にっちもさっちも行かへん、どないしょ」
エリナリーゼ「話し合ったらしたらええやん」
リベラル「流石やな!ほなそうしよか!」
パウロ「過去のあらすじ丸パクりじゃねーか。横着すんなし」
リベラル「じゃあ、キシリカに会いに行きます」
今回は短め。日常回が含まれると、私がまた無様を晒してそうで怖い。一章の番外編とか見ると超悶えますし……。
有言実行。
それこそが、信頼を取り戻すために必要なものだろう。
リベラルはパウロに言葉を伝えた。自らの失敗を謝罪し、誠意を示すためにも彼の家族を見付けると宣言したのだ。
パウロへしつこく自分の要求を押し付けることを止め、彼女は素早く準備を整えていく。目指すは、魔大陸だ。そこで、魔界大帝を見付ける。
「ふむ、パウロの事情は分かった。今のあやつじゃ、近隣にしか手が回らんじゃろうな」
しかし、そこで待ったを掛けたのが、タルハンドとエリナリーゼであった。
何だかんだでパウロのためにフィットア領まで訪れた二人としては、やはり彼を助けようという情があったのだ。はたまた、ゼニスの為か。
どちらにせよ、二人はパウロの為に、家族を捜索しようとしていた。
「わしとしては、土地勘のある中央大陸北部を捜したいのじゃがな」
「けど、中央大陸北部はリベラルが既に捜したらしいですわね。それに、奴隷になっていたとしても、それならそれで死ぬことはありませんわ」
「うむ。じゃから、捜索が困難なベガリット大陸か、魔大陸のどちらかに向かおうとなっておったのじゃが……」
そこまで口にしたタルハンドは、リベラルへと視線を向けた。魔大陸に向かうという彼女の計画は、まさに渡りに舟だった訳である。
「なるほど。そう言うことですか」
「ええ、そう言うことですわ」
一人で向かおうとしていたのは、それなりの土地勘があってこそだろうと、二人はそう考えたのだ。
であるならば、土地勘のないタルハンドとエリナリーゼとしては、願ってもない話である。
「因みに、魔大陸に訪れたことはありますの?」
「何度もありますね。ただ、以前に訪れてからそれなりの時間が経過してますので、細かい地理は分かりません」
「それくらいでしたら、大丈夫ですわね。現地人に尋ねればいいだけですもの」
「全く……すぐにこれじゃ。色情魔め。おぬしがいると面倒しか起きん」
呆れる様子を見せるタルハンドを他所に、三人はパーティを組むことになった。パウロには申し訳ないと思いつつも、リベラルはエリナリーゼと共に行動出来ることに喜びを感じる。
あまり長い旅路ではないが、それでも楽しみであった。
因みに、タルハンドの他者には理解出来ぬ愚痴に関して、リベラルはエリナリーゼを複雑な表情で見つめていた。
どういう理由なのか理解出来ていたが、今すべき話ではないと首を振る。
「それで、リベラルは魔界大帝を捜すようじゃが……当てはあるんじゃろうな?」
ふと、タルハンドが尤もな疑問を漏らす。家族の捜索の助力を得ようとするのは構わないのだが、そもそも居場所が分からなくては話にならないだろう。
彼の不安に対し、リベラルは自信満々に告げる。当てもなく、その様なことを提案したりしない。
「私の魔眼があれば、魔界大帝を見付けるのは難しくありません」
「魔眼? どんな力ですの?」
「ふむ……平たく言えば、流れを読み取ることが出来るものですね」
「流れ、ですの?」
「ええ、空間や魔力、身体など様々な流れを読み取ることが出来ます。特に名称は付けてませんが……まあ『
リベラルの持つ魔眼は、父親であるラプラスの魔眼とは似ているようで違うものだった。
ラプラスの魔眼は、端的に説明するならば眼が良くなるだけの魔眼である。魔力しかり、気配しかり、痕跡しかり、それらを見逃さないものだ。
それに対し、リベラルのものは抽象的な部分もあった。先ほど説明したように、空間に渦巻く流れや、魔力や身体そのものの動き。そういったあらゆる動きを見逃さないものだ。
「ここからでは見えませんが……魔大陸からであれば、キシリカ・キシリス様を捉えることは可能でしょう」
リベラルが魔眼で視るのは、大気の流れだ。だが、本来であれば、彼女の魔眼は人探しに向いていない。
しかし、キシリスは曲りなりにも初代魔神の娘であり、神の血を引く存在。彼女の存在は強大が故に、空間に違和感を孕ませるのだ。
それは、完全復活出来ていない今でも変わりない。神の血は目立つ。
とは言え、こちらも万里眼や千里眼同様に、オルステッドの発見には繋がらなかった。魔眼で捉えられないと言うよりも、まるで幽霊のように見えないのだ。
理から外れる、というオルステッドの呪いの範囲に関してはいまいち分からなかったものの、リベラルが見付けられなかったのは事実。
「とにかく、心配は不要です。キシリカ様とは面識もありますので」
「ふむ……そうか。ならば構わん。無理であれば、途中で方針を切り替えればいいだけの話じゃしな」
「分かりましたわ。それでよろしくてよ」
こうして、方針は決まった。
――――
魔大陸に向かうまでのルートは、言うまでもないだろう。あれこれと意見を出し合うタルハンドとエリナリーゼを嘲笑うかのように、転移陣を使えることを彼女は告げた。
本来であれば、半年以上掛かる。だが、リベラルのルートであれば、片道1ヶ月程度だ。そこから魔界大帝の捜索具合で時間は前後するものの、魔大陸までならあまり時間は掛からない。
驚愕の表情を浮かべる二人に対し、転移陣のことは口外しないよう頼み、準備を整えて早速向かうこととなった。
旅慣れてる三人は、道中で特に足止めを食うこともなく進み続け、あっという間に転移陣のある遺跡へと辿り着く。そして、そのまま転移すれば、もう魔大陸に到着である。
あまりの早さに、呆れた様子を見せるタルハンドとエリナリーゼであったが、禁術指定されているのにも納得した。確かに移動には便利であるものの、こんなものが戦時中に使われたりすれば、どこもかしこもやりたい放題になるだろう。
それはともかく、転移先の遺跡から出た三人は、辺りを見渡しながら地図を広げる。
「おお……海の向こうに大森林が見えるの……」
「ええ、ここは魔大陸の港町ウェンポートの近くですので」
「こんなに早く……凄いですわね」
ここは港町ウェンポートの付近。詳しい現在地を確認出来た三人は、ひとまず遺跡へと戻り、そこで食事などの休憩を取る。
その際に、タルハンドは疑問に思っていたことを口にした。
「おぬしが何者なのかはさておくとしてじゃ。今更じゃが、ウェンポートから行くのはどうしてじゃ?」
リベラルの魔眼で魔界大帝を捜索するのであれば、魔大陸の端からよりも中央から始めた方が効率的だろう。どれほどの精度なのかは不明だが、そちらの方が捜しやすいものだ。
それに対し、彼女は「ふむ」と顎に手を付け、考えるポーズを取る。
「私の予想が正しければ、キシリカ様はウェンポート付近にいるからです」
「予想? 根拠はありますの?」
「魔神ラプラスの活動により、魔族の地位は獲得されてます。キシリカ様の影は薄くなっており、誰にも相手にされてませんでした」
「つまり?」
「本来の力を取り戻してないので、現在の活動範囲は狭いです」
これは、リベラルが持つ未来の知識から来るものだった。
転移事件の発生から、既に七ヶ月程の時間が経過している。そしてキシリカはその間に、食事を一度も取っていないのだ。
本当に取ってないのかは不明だが、体力のない状態では活動範囲も狭まるだろう。最終的に、乞食のような生活を送る魔界大帝だ。
半年以上時間があったとしても、ろくに動けずにいるのではないかと考えていた。動けていれば、空腹くらい満たせるだろう。
「パウロ様の家族の捜索も含まれてます。すれ違う可能性を考慮すれば、ウェンポートから行くのが最善でしょう」
それに、もしもルーデウスが魔大陸にいれば、確実にウェンポートを目指してくることになる。故に、本来の歴史のようにすれ違わないようにすればいいのだ。
人神からはリベラルが見えないので、ルーデウスに助言をして、彼女を避けて通ることもないだろう。
「それもそうですわね」
「ええ、そういうことです」
そうして、休憩は終了した。
――――
まず、リベラルたちはウェンポートへと訪れた。消耗品を補給するためであり、そしてエリナリーゼの為であった。
チラリと、リベラルは彼女の姿を見る。元気そうな様子を見せているものの、顔色の悪さが垣間見えるのだ。それも全て、エリナリーゼの『定期的に男と交尾しないと死ぬ』呪いのせいだろう。
ここに来るまでの間は、立ち寄った小さな村などで発散していたが、やはり長期間交尾しないのは厳しいらしい。
「リベラル! 行きますわよ!」
エリナリーゼのウズウズした様子を見て、彼女は小さな溜め息を溢す。本人は性交渉を楽しんでるからいいものの、嫌々であれば地獄だっただろう。
出来ることであれば、今すぐどうにかしてあげたいところだ。しかし、今はその時間がない。最低でも、治すのに数年間は欲しいのだ。
「ええ、今行きます」
チクリと胸を刺す痛みを堪え、リベラルは先行くエリナリーゼを追い掛ける。
「はしゃぎすぎじゃろ……」
そんな二人の様子を、タルハンドもまた溜め息交じりで見守った。
それはともかく。
エリナリーゼが情事をしにパーティーから一時的に離れるため、二人は情報収集に勤しむ。タルハンドは地道に聞き込みをし、リベラルは魔眼によるキシリカの捜索だ。
ウェンポートで一番高い建物に登ったリベラルは、早速魔眼を使用して辺りを見渡す。
「ん……この町にはまだいないようですね」
キシリカ近辺の空間は、神の血の影響か強い力の奔流が発生する。そのお陰で捜索が可能なのだ。更に言えば、魔大陸という地に“魂が絡め取られてる”ので、他者との違和感は強かった。
魔界大帝が不死魔族とは違う、本当の意味での不死身であることに所以するのだが、今はいいだろう。そのお陰で、捜索が楽なのだから。
そして、ウェンポート内に力場の乱れがないことを確認したリベラルは、更に遠方へと眼を向ける。
その視線の先には、乱れが僅かに見えたのだ。
「およそ……隣町ほどの距離ですかね。あまり遠すぎたら視認出来ないので安心しましたよ」
あまりに呆気なく目標を捕捉した彼女は、軽く体を伸ばし、町並みを見下ろす。無言のまま眺めてるリベラルは、別にその景色を楽しんでる訳ではない。
視線の先は町並みではなく、地面だ。六面世界の中心――無の世界へと向けていた。
(人神がここから見えないのは知ってますが……それでも気になりますね)
彼女は、人神が今どんな表情を浮かべているのかを知りたかった。別に、人神に会いたい訳ではない。
ただ、リベラルの現状に対し、どのような反応なのか、知りたいのだ。
喜んでいるのか。笑っているのか。リベラルの焦った様子に、してやったりとほくそ笑んでいるのか。はたまた、自身の未来に安堵でもしているのか。
どちらにせよ、その表情を見ることの出来ない彼女は、予想しか出来ない。
(まあ、転移事件が起きるまで気付かない鈍感なバカです。どうせ、今も勘違いして笑っているでしょう)
リベラルは後手、後手と回り続け、今も尚後手となってしまっている。転移災害が発生してから、人神は自身の未来を覆すために精力的に行動を開始した。
人神の動きは、リベラルに確かなダメージを与えている。実際に、彼女の『他者に恐れられる呪い』を逆手に取ったのは有効手段だ。
恐らく、ヒトガミのビジョンには、自身の生存が映っているのだろう。このまま行けば間違いなく、その未来が実現されると。
しかし、リベラルは嗤う。
他者に見られぬよう、顔を隠して。
こんな姿を見られては、ヒトガミに気付かれてしまう。己にそう言い聞かせ、彼女はすぐにその笑みを消した。
(さて、そろそろいつもの調子に戻りますか。シリアスは疲れますし)
一息吐いたリベラルは、やがて魔眼を閉じて空を仰ぐ。ヒトガミのことを考えたせいか、脳内が汚染されたような気がしてままならないのだ。
このまま集合地点である宿に戻ろうかと考えるも、時間はあまり経過していない。エリナリーゼがまだえっちぃことに耽ってるだろう。
なので、リベラルはフィットア領の難民を探すことにした。
――――
ある程度時間も経過し、リベラルは情報収集もそろそろ終えるかと考える。と言うのも、あまり著しくなかったからだ。
魔大陸は、中央大陸に比べて過酷な地だ。外にいる魔物は、質も量も桁違い。常人はすぐに死ぬだろう。かと言って、魔神語を習得してる人も少ない筈なので、町中でも言葉が通じない。
現代のように警察がいる訳でもないので、保護してくれる人もいないだろう。それよりも、人攫いに遭う可能性の方が高い。
予想通りと言うべきか、ろくな成果がなかったリベラルは、小さな溜め息を溢しながら宿へと戻る。
(もしも、ルーデウス様以外の者が魔大陸に転移していれば……生存は厳しいですね)
改めて、現状の不味さを認識したリベラルは、そう思わずにいられなかった。リーリャやゼニスに渡した護身用の魔道具も、魔大陸に単身ホッポリ出されれば大した効力もないだろう。
ルーデウス本人にしても、単身であれば流石に危ないかも知れない。確かに彼は実力的には申し分ないが、やはり経験が圧倒的に少ないのだ。
今更焦ったところで後の祭りなのだが、もう少し手を施しても良かったのではないかとリベラルは思い始める。
と、ふと視界にタルハンドの姿が映り、彼女はそちらに歩み寄った。
「タルハンド様、首尾はどうでしたか?」
「む? おお、リベラルか。残念じゃが、特に成果なしと言ったところかの」
結果は予想出来ていたのか、タルハンドは口で言うほど残念そうには見えなかった。淡々とした様子だ。それどころか、手には酒が握られている。
それには流石のリベラルも呆れてしまう。
「あの……私はそろそろ宿に戻るつもりですが、タルハンド様はどうなさいますか?」
「わしは少し酒場にでも寄らせてもらうわい。なぁに、心配しなくても大丈夫じゃ。これも情報収集じゃからな。酒は口を軽くするからの!」
酒場と言うのは、タルハンドの言う通り口が軽くなるので、情報を集めやすい。しかし、難民についての情報は誰も隠す必要がないので、口を軽くする必要はないだろう。
酒の力を借りずとも、得られる情報だ。自分が飲みたいだけなんじゃないかと、彼女はジットリした目を向ける。
「リベラル。おぬしもどうじゃ?」
「いえ、禁酒中なので遠慮します」
「なんじゃ、つまらん奴じゃの」
そんなやり取りをしつつ、タルハンドと別れた。そのまま宿まで辿り着いた彼女がエリナリーゼの部屋の前を通ると、そこから嬌声が響き渡る。
「ああっ! イイ! イイですわ! もっと、もっと!」
「ま、まだやってるんですか……」
こうなることを予想していたので、時間を潰してきた。しかし、五時間は既に経過している。それでもまだ、情事に耽っているのだ。衝撃だった。
最早ここまでいくと、恐るべきはエリナリーゼよりも彼女の相手をしている男だろう。どれほど絶倫だという話だ。
そんな嬌声を聞かされ、何となく落ち着けないリベラルは、気配を殺して中の様子を窺ってしまう。音もなく僅かに開いた扉の先には、五人の男たちとまぐわうエリナリーゼの姿があった。
ローテーションで回してるのか、二人の男は休憩し、残りの三人が程よく楽しんでいる。むわり漂う交じり合った匂いを気にせず、ついその様子を見続けた。
一人は寝転がり、その上にエリナリーゼが。そして、彼女の後ろで腰を振る男。残りの一人は、エリナリーゼの手や口で慰められて。
そういうプレイなのか、男たちは結構乱暴にエリナリーゼを扱い、それに対し彼女は喜んでる様子だ。なすすべなく蹂躙され、それを悦んでるように見えた。
リベラルはそっと扉を閉じた。
そのまま自分の部屋へと戻る。
(うわぁ、うわぁ……何か、複雑な気分です……)
ベッドで一人身悶え、リベラルは先程の光景を思い出す。一言で言えば、エロかった。つい自分の下腹部に手を伸ばしてしまう程に。
(んっ……)
幼い頃から成長を見続けてきたエリナリーゼ。妹のようにずっと思っていた。穢れを知らず、無垢な笑みを浮かべて。その表情に、何度救われたことか。
それが今や、複数の男たちと繋り、淫らな表情を浮かべていた。他のことなんてどうでもいいと言わんばかりに、彼らのモノに夢中になっていた。
あのロステリーナが。
大切な人である彼女が、そんな。
とても背徳的な気分に陥り、興奮した。しかし、すぐにその手を引っ込めてしまう。
(……虚しい)
自分の今の状況に、リベラルは泣き出しそうになる。
まるで、嫁や恋人が寝取られた場面を偶然見てしまうも、何も言えず一人で自分を慰めるヘタレな男みたいだった。
自分が未だに経験なしであることが、余計にその背徳感を加速させる。
それはそれで興奮するのだが、リベラルは理性で無理やり抑えつけた。取り敢えず、全てが終わるまで誰かと致したりはしないつもりだ。妊娠なんてしてしまえば、全てが台無しになってしまう。
とは言え、このまま嬌声を聞かされ続ければ、モヤモヤした気持ちが募るばかりだ。ベッドから立ち上がったリベラルは、取り敢えずこの場から退散することにした。
(……呪いがなくても、エリナリーゼはセ……エッチなことが好きみたいですね。呪いが解消したとしても、同じ様な場面に遭いそう……)
今後も似たような状況に陥ることを想像した彼女は、ゲンナリした様子で宿から出ていった。
Q.流視眼、流見眼。
A.今後その名称を使うかは不明ですが、一応。作中で説明したように、何か色々な流れを読み取れる。詳細を濁すのは後付けするかも知れないから。多分しないと思いますけど。
Q.キシリカの魂がうんたらかんたら。
A.独自解釈です。キシリカが本当の意味で不死身なのは、魔大陸と密接な繋りがあるからではないかな、と。魔大陸にある様々なエネルギーによって、復活!みたいな。キシリカを本当に殺すには、魔大陸破壊しないとしなないとか。
とにかく、それほど大きな力があるため、リベラルの魔眼で捜索出来たという感じです。魔力お化けのルディも見付けれるんじゃね?とも思いますが、神には程遠いので無理でした。
Q.リベラルが……嗤った!?
A.彼女からすれば、目的からは離れてもないからでしょうね。ヒトガミ打倒という目的からは。じゃなければ、本当にこの何千年もの間なにやってたんだって話なので。
……ちょいと地の文で嘘を吐いてる気がしてままならないです。
Q.皮被り……。
A.包茎。
Q.皮被り……。
A.ここ最近の主人公は間抜けでしたね。