無職転生ールーデウス来たら本気だすー   作:つーふー

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前回のあらすじ。

ならず者「誘拐していい?」
ルーデウス「もちろん俺らは抵抗するで?」
ならず者「どう抵抗すんねん」
ルーデウス「…とっ…(踏み込み) 拳 で 」
エリス「かっこいい」

お待たせしました。ストック無しで投稿ペースが早い人ってほんと頭おかしいと思います(褒め言葉)
私はスマホから投稿してますので、職場から投稿することもままあり……。
次回作成は深夜のテンションが極まる真夜中に書いており、大体自宅に帰宅する24時~1時頃が大半です。たまに職場でも書いてますが、やはりそこまでテンポよく進まないですね……。


12話 『赤い珠』

 

 

 この世界に、手紙を届ける仕事というものは当然ながら存在する。そして、仕事であるのだから、お金のやり取りが発生するのも当然だ。

 なので、リベラルがルーデウスへと直接手紙を届けるという申し出は、素直に喜ばれた。無料で届けてくれるのだから、当たり前だろう。

 皆の手紙を預かったリベラルは早速ロアに向かい、ルーデウスへと会いに来ていた。

 

「はぁ……」

「…………」

 

 そしてリベラルの向かいには、ルーデウスがいた。彼女は以前のケモミミのことで門前払いされるのではないかと身構えていたが、アッサリと面会が許可されたのだ。

 もっともそれは、以前の執事と別人になっていた、というのが理由だった。

 

 前の執事(トーマス)は金に目が眩み、ルーデウスの自作自演を利用してエリスを売り払おうとした。だが、ルーデウスが思いの外強かったようで、雇った賊たちが返り討ちにされたらしい。

 更には自分が手引きしたことも明るみに出てしまい、捕らえられた後はそのまま処刑されたようだ。

 一応、顔を合わせた仲なので、リベラルは黙祷しておいた。幼女を襲うとか紳士の風上に置けねぇ死ね、と。

 

 とにかく、新しい執事であるアルフォンスは、リベラルのことを知らなかったので普通に館に入れたのだ。

 侍女の採否なんて伝えるほどのことでもないので、伝達出来てなかったらしい。サウロスに遭遇すれば、追い出されるかも知れないけど。

 

「ハァ、ほんと、ハァ……不採用になる訳がないって、ハァ……僕の聞き間違いだったんですかね……?」

「ご、ごめんなさい……」

 

 対面に座るルーデウスは、露骨な溜め息を何度も溢しながら、じっとりした目でリベラルのことを見ていた。

 だが、それも仕方ないだろう。彼女はルーデウスに対し、自信満々に言ったのだ。

 

『ははは、面白いことを言いますね! 私が不採用になる訳ないじゃないですか! この私が!』

 

 無い胸を張って、確かにそう告げていた。

 だから、彼も不安に思うことなくいられた。

 

 しかし、現実ではリベラルは不採用となり、ロアから去ってしまった。強制的にブエナ村から引き離されたルーデウスは、ただでさえ心細かったのにこれだ。呆れてしまうのも無理はないだろう。

 尊敬していただけに、何とも言えない心境に陥った。

 

「ハァ……まあ、過ぎたことなんでもういいんですけど。それより、早く手紙見せて下さいよ」

「はい! どうぞこちらを!」

 

 無駄に失敗を引っ張ることなく、ルーデウスは本題へと入る。

 いつもはしごかれる側だったので、もう少し弄ってみたい気持ちもあったのだが、彼は紳士なのだ。後が怖いというのもあったが。

 

 手紙の差出人を全て確認したルーデウスは、ひとまずそれらを懐にしまい、置かれていた紅茶を一口啜る。

 

「ロキシー先生の手紙も届いてたんですね」

「ルーデウス様がロアの家庭教師をしてることを知りませんので、当然かと」

 

 そこで、ルーデウスはふと口を閉ざし、何か考える仕草を見せた。

 

「……そう言えば、リベラルさんって魔神語は習得してますか? 以前に興味のある本を見かけたのですが、僕にはそれが読めなくてですね」

「それを読めるようになりたいと?」

「はい、家庭教師としてエリスに教えるのは勿論、僕自身もステップアップしなくてはいけませんから」

「なるほど、素晴らしい向上心ですね。いいでしょう、魔神語を教えますよ」

「ありがとうございます。本当はロキシー先生に教わりたかったんですけど」

「ほう、生意気言いますね。私では不満だと?」

 

 他愛ないやり取りにリベラルは苦笑し、ルーデウスは自然な笑みを浮かべて応対する。

 リベラルもロキシーも、彼にとってどちらも尊敬する人物だ。冗談めかしてそんなことを言ったものの、教えてくれることに感謝と喜びの気持ちを抱く。

 

「まあ、ロキシー様とは連絡が取れませんからね。どのみち、私しか教える人がいない訳です」

「……? はい、なのでお願いします」

 

 彼女は少しばかり思案げな様子だったものの、すぐにいつも通りの姿になったので、ルーデウスは特に気にすることなく流した。

 

「畏まりました。私が責任を持って教えましょう。魔神語の辞典を作っておきますので、またこちらに戻ってきた際にお渡しします」

 

 こうして、ルーデウスは本来の歴史よりも数年早く、言語学習をするのであった。

 

 

――――

 

 

 自分がいない間のブエナ村での様子を聞きながら、リベラルと談笑をしていたルーデウスであったが、唐突に扉が勢いよく開かれ、そちらへと顔を向ける。

 

「ルーデウス! ここにいたのね!」

 

 バン! と扉の音を響かせながら現れたのは、仏頂面をしたエリスだ。彼女はつまらなさそうな雰囲気を纏い、ルーデウスを睨み付けた。

 

「ギレーヌが探していたわよ。お陰で私が呼び出す羽目になったじゃない!」

「ああ、もうそんな時間でしたか。態々ありがとうございますエリス」

 

 どうやら、剣王であるギレーヌとの稽古の時間なのか、ルーデウスは席から立ち上がった。

 そして、ちゃんと頑張っているんだな、ということを確認出来たリベラルも立ち上り、おいとまする準備に掛かる。既に龍神流の基礎をルーデウスへと伝えているので、彼女からはしばらく何かを教える必要はなかった。

 実力はもちろん、精神的な隙も少なくなった今の彼を、無理に成長させる必要なんてない。それに、あまり無理をさせては、身体的な成長に悪影響を及ぼす可能性もある。

 

 ルーデウスは、基礎的な部分は全て教えられた。全てを扱える訳ではないが、一通りは教わったのだ。魔術に至っては、いつでも王級を取得出来るだろう。

 これ以上に強力なものを教えることも可能だが、人族の体では耐えきれない危険なものばかりになる。潜在的な力を引き出す魔術も、その一つだ。

 魔力を限界まで使う戦い方は、あまり教えるべきものではない。つまり、今のルーデウスは基礎を反復し、地力を伸ばす段階なのだ。

 なので、ギレーヌとの稽古は今のルーデウスにとって、丁度いいものになってるだろう。

 

「……ん? 誰よあんた?」

 

 と、そこでエリスは、初めて気付いたのかリベラルへと視線を向けていた。

 どこかで見たことがある。けれど、思い出せない。喉に小骨が刺さったかのような、そんな微妙な表情だ。

 

 リベラルとしては、既に忘れ去られていたことに僅かなショックを受けたものの、都合のいい状況とも言える。以前のことを覚えられてないのであれば、今回はもっと好印象になるよう、やり直すことが出来るのだから。

 彼女は貴族式のお辞儀を見せ、改めてエリスと自己紹介することにした。

 

「リベラルと申しますエリス様。ルディ様へと時おり手紙を届けに参ると思いますので、もしかしたらこれからも会うことがあるかも知れません」

「ふぅん? そうなのね」

 

 凄くどうでも良さそうに返事をするエリスは、恐らく数十秒後にはリベラルのことを忘れてしまうだろう。普通な応対過ぎて、彼女の印象に残らなかったのだ。

 

「エリス、リベラルさんは僕の尊敬する師匠の一人です。ギレーヌさんとは違う方向で凄い人ですよ」

「そうなの?」

「誘拐犯たちに使った魔術も、師匠たちの教えがあってこそのものです」

「……へぇ! ルーデウスに魔術を教えた人なのね!」

 

 誘拐騒動の時を思い出したのか、エリスの目がランランと輝き始める。彼女からしてみれば、その時のルーデウスは誰よりも頼もしい存在に見えたのだ。

 迫り来る無法者を接近戦で圧倒し、更には見たことも聞いたこともない魔術で倒したその姿に、きっと憧れを抱いたことだろう。

 

 興味を示し始めたエリスに対し、リベラルとしては苦笑せざるを得なかった。教えたのは確かに己だが、それらを無駄にすることなく生かしたのはルーデウスだ。

 それに、リベラルは既に不採用にされた身。興味を示されても、彼女に魔術を教える立場になるのは難しいだろう。

 

「魔術に興味があるのでしたら、ルディ様から教わるといいでしょう。家庭教師なのですから」

「……それもそうね! ルーデウス! いいわよね!」

「まあ、出来る限りは教えます。ですが、取得出来るかどうかはエリスの努力次第ですよ?」

 

 勉強嫌いなエリスも、魔術に関しては元から興味があったので、特に積極的な様子だ。ルーデウスもこの会話を利用し、上手いこと勉強するように誘導していた。

 ルーデウスが教えるのであれば、リベラルが教える必要もないだろう。それに、リベラルの説明は難しいので、きっとエリスには理解出来ない。お世辞にも彼女の頭は良いとは言えないので、途中で投げ出すことだろう。

 中身が異世界人かつ大人であったからこそ、ルーデウスは理解出来たのだ。

 

「ルーデウス! 行くわよ!」

「では、リベラルさん。あまりギレーヌを待たせては悪いので、そろそろ行かせてもらいますね」

「私もやることがあるので、この辺りで失礼しましょう。稽古、頑張ってくださいね。努力が無駄になることはありませんから」

 

 ルーデウスとの挨拶を終えると、彼はエリスに急かされ、慌ただしい様子でこの場から立ち去って行った。

 残されたリベラルも、控えていた獣族の侍女に案内され、出口へと向かって行く。そのまま外へと辿り着き、一人になった彼女は軽いストレッチをしながら、再びボレアスの館へと顔を向ける。

 

「では、次は侵入者として入らせてもらいますか」

 

 その表情は、いつになく真剣なものだった。

 

 

――――

 

 

 『赤い珠』。

 それが今回の目的だ。

 

 リベラルも詳しく知らないが、それは転移事件に置ける元凶であり、七星 静香が現れる兆候である。彼女の存在は、リベラルにとってとても大切なものだ。

 ナナホシがいなければ、話が進まない。そう言っても過言ではないほどに。

 

 残念ながら、ルーデウスの案内では『赤い珠』の場所まで行くことは出来なかった。ボレアス邸の最上階、その中空にあるのだが、ルーデウスは最上階に立ち入ることを禁止されてるらしい。

 獣族の侍女たちとのヤリ部屋だから駄目、という下世話な理由だ。彼がいくら背伸びをしても、ませたガキンチョ程度にしか思われないので、立ち入れないのは仕方ないだろう。

 

 なので、侵入という形を取ることにした。

 侵入者の鬼門であるギレーヌは、現在ルーデウスとエリスに稽古をつけてる最中なので、騒ぎにならない限り現れないだろう。騒ぎを起こさず見付からないように行くので、ヘマをしない限り問題はない。

 

(『赤い珠』があるかは不明ですが……あれば彼女が現れるのは確定と考えて大丈夫でしょう)

 

 館の廊下を堂々と歩き、目的地へと向かうリベラルは、そのことを考える。実際に『赤い珠』が何なのかは彼女にも分かってないが、もしも可能であれば場所を変更させることも視野に入れていた。

 転移事件は必要なものと考えているからこそ、リベラルにとって転移事件による被害などは他人事であった。しかし、被害を軽減出来るのであれば、当然ながら軽減する。その程度の道徳心は、長年生きていても持ち合わせていた。

 

 先程から堂々と廊下を歩いているリベラルであるが、誰もいない道を進んでいるからこその態度であった。

 周囲の気配を感じ取りながら、リベラルは最上階へと歩いていく。しかし、誰もいない道を選び進んでいるものの、侵入したことに気付かれるのは、恐らく時間の問題だろう。

 獣族の鼻は優秀だ。そう遠くない内に、リベラルの匂いに気付く。それまでの間に調べられれば、それでいいのだ。

 

 結局、リベラルは誰とも遭遇することなく、最上階へと辿り着く。

 

「…………ぁ……ぅ……」

「……ん?」

 

 そうして最上階に辿り着いた彼女だが、目的地の部屋から人の気配を感じ取り、息を潜めて耳を澄ます。

 

「……んぁ……ぁぁ……んにゃぁ、ぁぁ!!」

「…………」

 

 扉の先からは女性のくぐもった喘ぎ声が響き渡り、リベラルは閉口してしまう。どうやら、中では獣族の侍女と誰かがお楽しみ中らしい。

 チラリと隙間から覗けば、相手はサウロスだった。

 

(ど、どうしましょう……)

 

 目的の『赤い珠』は、この部屋の出窓から見える場所にあるため、部屋の中に入らなければならない。だが、お楽しみ中の彼らは、しばらく退出することはないだろう。

 久し振りに見た情事に動揺しながら、彼女は何をすることなくモジモジしていた。

 

(と言うか、ご丁寧にアロマまで焚いてるのですか……臭いが紛れるので好都合と言えば好都合ですが、これ完全に媚薬成分入ってますよね! 私にも影響受けて困るんですけど!)

 

 結局、リベラルはそこから動くことも出来ずに待機し、二人が出ていくまでチャッカリと覗き見してしまう。

 それから、中に誰もいないことを確認した彼女は、深呼吸をして心を落ち着かせていく。トラブルがあったものの、目的地には辿り着いたのだ。

 

「しかし、うん、まあ、私はエロいことにあまり耐性がなかったのですかね……」

 

 過去に乱暴をされた女性を何度か介抱したことはあるものの、その時は単純な嫌悪感しか沸かなかった。特に、白くべたつくなにかに触ってしまった時は、発狂する。その他には、被害者への同情心くらいか。

 しかし、同意で致してる場面となれば、話は別だったらしい。事後のベッドに顔を向けてしまい、再び赤面した頬を直すことが出来なかった。

 

(うぅ、しかし……私もああした過程を得て生まれ……うん? 龍族ってセッ……あの、アレするんでしたっけ? 何かもっと爬虫類的な生態だったような……生むのは卵ですし。でも、えっと、その、爬虫類も交尾はしますか。それに、相手くらいは……いやいや、私には関係ない話です! 確かに興味がないことも……いえ、そうではなくて。興味はありますけど! いや、でも、ちょっと怖いような……じゃなくて!)

 

 しばらく部屋の中で悶えたリベラルは、再度深呼吸を行ない気持ちを鎮めようと試みる。あまり馬鹿なことで、時間を食ってしまう訳にいかないのだ。

 ブンブンと顔を振っては、パンパンと両手で頬を叩いて冷静さを取り戻す。そして、ベッドから目を逸らして、出窓へと歩み寄った。

 

「……ふむ、あれですか」

 

 窓からひょっこり顔を出せば、上空に『赤い珠』が浮かんでいることを彼女は確認する。

 

(魔術的なものは感じませんね……と言うことは、次元の裂け目ですか。……もしかして、ルディ様がこの世界に転生出来たのはあの裂け目があったから……?)

 

 むむむ、と小さく唸りながら、リベラルは一度目を瞑った。そして、再び目を開けた時、彼女の金色の瞳は銀緑色に輝く。魔眼を開眼したのだ。

 

(あ、無理だこれ)

 

 しかし、リベラルはすぐさま魔眼を閉じて、諦めるのであった。

 

 リベラルがここへ訪れた目的は、あくまで『赤い珠』の有無の確認だ。この珠があるかどうかで、転移事件が発生するか否か把握出来るからだ。なので、それは達成できた。

 魔眼まで使用し、調べているのはついででしかない。ただ、転移事件による被害を減らせるのであれば減らそう、という道徳心によるものだ。絶対の目標ではない。出来ればの話だ。

 そして、それが無理だと判断したからこそ、アッサリ諦めた。

 

 実際には不可能ではなかった。転移事件による被害の軽減、もしくは場所の変更。時間を掛けてじっくり調べれば、リベラルなら出来たことだ。

 しかし、それには時間が足りなかった。転移事件が発生するまでの約三年という期間では、それらが不可能だと判断せざるを得なかったのだ。

 もっと早くに調べていれば、と思わなくもないが、転移事件自体はリベラルの望んでいるものである。後回しにしていたのも、当然であった。

 

「目的は果たしました……仕方ありませんが帰りましょうか」 

 

 いまいち納得出来ない結果になったものの、今からではどうすることも出来ないのが現実。転移事件が発生するのは確定だ。

 少しばかり暗い表情を浮かべながら、リベラルはこの部屋を後にした。

 

 

 と、リベラルはカッコよく去って行ったが、帰り際に獣族の侍女に発見され、騒ぎになったのはご愛敬だ。

 最上階で時間を食い過ぎたため、彼女の臭いで気付かれたのだった。

 

 

――――

 

 

 リベラルは知らないが、この『赤い珠』は、甲龍歴500年にて『再生の神子』と呼ばれる人物の持つ、過去改変の力によって生じたものだ。

 未来に召喚される篠原 秋人の死の運命を覆すため、『再生の神子』が己の全てを捧げて生じた最後の足掻き。

 

 だが、彼女の力だけでは、過去を改変することなど出来なかった。

 

 しかし、『再生の神子』の力によって生じた次元の裂け目から、篠原 秋人と七星 静香の隣で死んだルーデウスの魂が、偶然通り抜けた。本来ならば、越えることが不可能な世界の壁を越える奇跡だ。

 そして、転生したルーデウスが歴史に変化を与えたからこそ、次元の裂け目が広がった。『再生の神子』のもたらした過去改変は、ルーデウスのお陰で成功する。

 つまり――篠原 秋人の死の運命を覆す七星 静香が、『再生の神子』によって召喚されるのだ。

 

 リベラルはそのことを知らない。

 故に、自分の行動がどのような結果を生むのか、気付かなかった。

 

 

 次元の裂け目は――リベラルの存在によって広がっていた。




Q.何でリベラルが赤い珠の詳細を知らないの?
A.何度か言いましたが、リベラルの原作知識はナナホシの異世界転移装置を作り上げたところら辺までしかありません。

Q.赤い珠の移転諦めるの早いな。
A.年の功です。長年の経験から、赤い珠の研究におよそどれほどの時間が必要なのか悟りました。転移事件自体は必要イベントと思ってるので、その辺りの気持ちも絶対ではありませんので。

Q.侵入バレたの?
A. 見付けた侍女をにゃんにゃんして記憶を抹消させました(適当

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