暁のスイーパー 〜もっこり提督と艦娘たち〜   作:さんめん軍曹

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皆様、初めまして。
そしておはこんばんにちは、さんめん軍曹です。

今までいろんな作者様の艦これ作品を拝見させていただきましたが、自分でも書いてみようと思い、まだどこにも出ていないもっこりスイーパーをチョイスしましたw

これからも皆様の満足に答えることができるように努めてまいります。

では、本編どうぞ!


プロローグ
動き出す歯車!XYZは魔法の言葉


「ーーーー深海棲艦は、現在も侵略を続けておりーーーーー」

 

 

 

新宿東口。

 

ここは日本最大級のターミナル駅であり、多くの買い物客やサラリーマンで賑わう場所である。

そこにとある女性がやって来た。

 

「今日こそは依頼が来てるといいわねぇ…。ここんとこ最近、仕事がなさ過ぎて貧乏生活まっしぐ…」

 

「キャーーー!!!!」

 

彼女が日頃の愚痴を吐き終わらないうちに、女性の悲鳴が聴こえて来た。驚いて振り向くと、そこには

 

「どこに顔突っ込んでんのよ、このドスケベ!!!!」

 

なにやらキレている様子の若い女性ともう一人、

 

「ん〜〜、可愛いお尻ちゃん♡」

 

スカートの中に顔を突っ込み、変態発言をぶちかましているガタイのいい男が攻防戦を繰り広げていたのである。

 

「ね〜〜いいでしょ〜〜??ホテルでもっこりしよ〜〜?」

 

「この…大変な時に女へナンパする奴がどこにあるか!!喰らえ100tハンマーー!!!!」

 

どこからか出て来たハンマーを手にして、立ち向かって行く彼女。

それを目にした彼は、

 

「かっ、香!!これは誤解だ!!!!」

「問答無用!この万年色情狂!!」

 

と逃げて行くが、香と呼ばれた女性はそれを気にせず弾き飛ばしたのである。

 

派手に地面とキスをした彼が頭を上げると、そこには掲示板があった。

イマドキの駅に掲示板とはこれまた珍しいわけであるが、わざわざ残されているのには訳がある。

X、Y、Zの3文字。これがこの看板の存在意義であり、ここになくてはならない理由でもあったのだ。

 

 

 

 

 

 

時を同じくして、都内某所ーーーーー。

この煉瓦造りのレトロで巨大な建物は物々しい警備が施されており、都会の真ん中では一際異彩を放っていた。

それもそのはず、ここは日本の防衛を司る場所、大本営であるのだ。

先程のニュースキャスターが述べていた通り、突如現れた謎の艦隊による侵略で今、日本は脅威に晒されている。

政府はそれを“深海棲艦“と名付けた。

 

「元帥閣下、彼はやってくれるのでしょうか…?」

「案ずるな、大将。彼なら、いや彼らならあの忌々しいブラック提督達を、そして日本を救ってくれる。わしはそう信じておるよ。」

「しかし…」

「まあ、今は彼らに頼るしかない。なにしろ、深海棲艦がこちらに攻めている今、表立って行動するわけにはいかんのだから。」

「はっ、失礼致しました。では、私は持ち場に戻ります。」

「うむ、ご苦労であった。」

 

大将が去ると、そこには1人の秘書と元帥の姿だけが残った。

 

「良かったのですか?」

「何がだ?」

「一般市民にこのような重大な任務を任せても?」

「構わんよ、“大和“。一般市民とはいえ、彼らは裏の世界の人間。わしらよりも遥かに場数は踏んでおる。それに…」

「?」

「“シティーハンター“、“冴羽獠“。彼とはちょっとした縁があってのう。」

はっはっは、と笑い外を眺める彼を、彼女は首を傾げつつ見るのであった。




さて、いかがでしたか?

文才は全くありませんが、読み易かったでしょうか?
更新頻度は少なくなると思われますが、頑張って書きますのでよろしくお願いしますb

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