この素晴らしい浮世で刃金を振るう   作:足洗

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7話 地獄の沙汰もなんとやら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明くる日の早朝、ギルドにて。

 人も疎らなこの時刻、依頼掲示板の前に他の冒険者の姿は無い。都合がいい。さっさと依頼書を剥ぐとしよう。探す手間すら要らぬのだから。

 その依頼は、己が冒険者の登録を済ませたその日から未だ達成報告のないものだ。

 固有職業の指定もなく、適正レベルの下限もない。だというのに誰一人受ける者がないのは、その難度故か。

 剥ぎ取った依頼書をそそくさと受付に持って行こうとした時だ。

 

「お? おぉっす、ジンクロウ」

「ふわぁぁぁ……ふぁ?」

 

 背後より声が掛かる。振り向けば少年がこちらに手を振っている。そしてその隣で何憚ることなく大口を開け欠伸をする少女。

 見慣れぬ黒緑色の服装が特徴的でよく覚えている。名は確かカズマ。

 隣の娘のこともよくよく覚えている。何せ吐瀉物を浴びせ掛けられたのだから。生憎と名は知らんが。

 カズマらに向き直りながら、手にしていた依頼書を尻の衣嚢(ポケット)へ捻じ込んだ。

 

「よぅ早いな。仕事かぃ」

「ん、まあ、そんな感じ、かな……」

「なんだ。歯切れの悪ぃ」

 

 はっきりとしない物言いだった。逡巡し、未だ結論を出せぬ。そんな響き。

 

「実はさ。今日が初討伐なんだよ、俺ら」

「あぁ? 討伐だぁ? その装備(なり)でか」

 

 上から下まで幾ら見ようが、腰に巻いた革帯に佩いた剣が一振りのみ。こんなものを装備などと呼べば鍛冶屋が発憤すること請け合いである。

 事実、己がそれを確かめた(・・・・)

 カズマは気まずさを誤魔化すように後頭を掻いた。

 

「し、しょうがないだろ。まともな装備を買い揃えるような金も無いし、かといって土木作業じゃ食う分稼ぐので精一杯だし」

「解らんではないがなぁ、も少しどうにかならんのか」

「いやさ、俺もさ、貯金が出来てからとは思ってたんだけどさ……せっかく異世界来てんのに蓋を開けたらバイト生活で……ファンタジー要素欠片もないし……RPGの主人公とまでは言わないからせめて冒険者っぽいことを……」

「??」

 

 ぶつくさ何やら垂れ流される少年の言葉は半分と理解の及ばぬものだった。ただ鬱憤というか、焦燥というか、もはや怨嗟というのか、そういった念はしっかりと感じられる。

 

「何にせよやめときな。危なっかしくていけねぇよ」

「ぶわぁあぁあぁ……にゃむ……ふんっ、素人はこれだからいやね」

 

 惜しげもなく思う存分口腔内を晒した娘が、きりりと表情を引き締め言った。胸を反らしふんぞり返る様などは自信に満ち溢れている。

 

「カズマにはこのアクア様の加護が付いてるのよ? アークプリーストであり女神であり超絶美少女でさえあるこのアクア様がいれば百人力、討伐なんてちょちょいのちょいよ」

「ほー、そらまた大層だな」

 

 娘に比してカズマの方は、ただでさえなけなしの自信が空気を抜かれたゴム鞠のように萎んでいくのが見て取れた。

 両の手でひしと頭を抱える。

 

「めっちゃ不安……」

「ちょっとぉなんでよ!?」

 

 その心持ちは察して余りある。

 だが娘の様に限ったことではない。カズマにアクア、この二人を見ていると、どうにも放って置いてよいものか。

 裏路地の暗がりで行き会った折も、少年はぽつねんと佇み夜空を見上げていた。放り捨てて置くには忍びなく、袖擦り合うも多生のなんとやら。それだけの心持ちであったのだが。

 

「……」

 

 妙な節介が胸中に湧いてしまう。

 

「カズよ」

「はいカズマです……カズ?」

「もし良けりゃな、この俺も連れてってくれねぇか?」

「え」

 

 意表を突かれたとばかり、カズマはぽかんと口を空けた。

 

「二人より三人の方が依頼の成功率も上がると思わんか?」

「そりゃ確かに……」

「はあ? どうしてどこの馬の骨かも分かんない奴を私の(・・)パーティに入れなきゃいけないわけ?」

「ああうん。どこの誰かっていうとな、お前を馬小屋まで運ぶのを手伝ってくれたのにお前にゲ○ぶっ掛けられた親切で可哀想な人だよ」

「何より三人で依頼受けちゃったらそれだけ私の報酬の取り分が減っちゃうじゃない!!」

「“何より”っていうか“それのみ”だよね。お前がごねる理由金だけだよね」

 

 そのまま暫時、カズマとアクアは睨み合った。

 

「カズマ!? あんた女神たる私が信用できないわけ!?」

「うん」

「即答!?」

「という訳で、むしろ頼むわジンクロウ。こいつとじゃ不安しかない。明日も見えない」

「うぅぅぅヒキニートが意地悪言うぅぅ」

「誰がヒキニートか!? お陰様でな、今じゃすっかり立派なバイト戦士じゃ!!」

「かっはははははは!」

 

 気付けばその小気味の良い応酬に、堪らず笑声を上げていた。

 

「はははは! 仲の良いこったなぁおめぇさんら、ははははは!」

「喧嘩するほどなんとかって言いたいのかもしれないけどな、わりと本気で心外です」

「ははは」

「はぁああ!? それこっちのセリフなんですけどぉ!? 冴えないDTヒキニートがこんな絶世の美少女と一つ屋根の下暮らせてることにむしろ感謝して欲しいくらいなんですけどぉ!?」

「けはははっはは、くくく」

「感謝? 感謝!? なら言わせてもらおう。そんなもんはな……俺を一度でもムラムラさせてから言ってみろやぁ!! すげぇぞ一度もだぞ!? 同じ寝床の真隣にいても俺お前で一度もムラムラしたことないんですけど!?」

「だはははははははははは!」

「じ、自分の不能を私の所為にしないでくれる!?」

「誰が不能か!! こちとら毎朝全力でスタンディングオベーションじゃ!!」

「だぁあははははははははははははは!!」

「ジンクロウジンクロウ、幾らなんでも笑い過ぎ」

 

 腹を抱える己にカズマが複雑な顔で言った。

 

「いやぁすまんすまん。いぃい漫才見させてもらった……」

「見世物じゃねぇよ」

「そうよ! こんなクオリティのもの漫才とは呼べないわ! いいえ呼ばせないわ! いい? 本物の芸っていうのはね」

「宴会芸の神はちょっと黙ってろ!」

「ぶっははははは」

「ほらぁまたジンクロウ笑い出しちゃっただろうが!? 話進まねぇよ!!」

 

 まったくだ。

 

「いや、いや、己から言い出しておいてなんだがな、討伐は一日待ってくれねぇか?」

「え? なんでだ」

「ちょいとした野暮用だ。勝手は承知だが、今日一日は明日に備えてゆぅっくり休んでな、存分に英気を養って欲しいのよ」

「なんであんたの都合に合わせなきゃなんないのよ。だいたいそれだと今日の稼ぎゼロってことじゃない!? そこんとこどう責任とってくれるわけ?」

「代わりと言っちゃなんだが晩飯は奢るぜ? 酒は好きかぃ」

「カズマ、ジンクロウさんの言うとおり今日は一日ゆっくりしてましょ」

「手のひらくるっくるじゃねぇか駄女神」

 

 一転満面笑顔の娘に、カズマはげんなりと脱力して言った。

 ともあれ言質は取った。甚だ手前勝手な都合故に。

 

「すまねぇな」

「え? いいよ別に。もともと迷ってたしさ。むしろ猶予が出来てちょっと安心してる」

「そうかい」

「ジンクロウこそ良かったのかよ。言っとくが俺、剣持って戦ったことなんて一度もないからな。組んでから後悔しても責任は一切取らないからそこんとこよろしく!」

 

 そう言って少年は屈託なく笑った。

 機微に聡いとでも言おうか。この少年は、その言動の端々に気遣いを窺える。本人にその自覚は無いようだが。

 それはむしろ、好ましかった。

 

「あ、そういえばジンクロウの用って、やっぱり討伐なのか?」

「おぉ? どうしてそう思う」

「や、だって朝から掲示板の前に居たからさ。てっきりそうなのかなーって」

 

 やはりどうにも目端が利く。

 別段、隠し立てするものでもないのだが。

 何故か、このアクア嬢あたりが自分達も連れて行けなどと言い出すような気がしてならなんだ。そんな勘働きがある。

 

「なぁに物珍しさにちょいと眺めてたのよ。己は今日も今日とて溝さらいだ」

「なぁんだ。高報酬の討伐にでも行くのかと思ったじゃない。あ、その時は私達も連れて行きなさいよ! アークプリーストの実力を遺憾なく見せてあげるから。取り分は九一でいいわ」

「邪魔しかしない未来しか見えんわ」

「ははっ、機会がありゃあな」

 

 的中とは恐れ入った。

 

「それじゃあ俺らは戻るわ。土木作業がない日なんて久々だし」

「オフ! 完全オフよ! 朝からシュワシュワいっちゃおうかしら」

「やめろ駄女」

「せめて神は付けてよぉ!?」

 

 最初から最後まで騒々しいままにカズマらはギルドを出て行った。

 たった二人だけであの賑やかさ。見ていて飽きぬとはあのような者達のことよな。

 ともあれ、カズマの言ではないが、話を進めよう。己曰くの野暮用だ。

 剥ぎ取った依頼書は二枚ある。一日で済ませるとなれば少しばかり忙しない。徹頭徹尾自業自得である。他人の思惑を曲げさせ、己の思惑を通そうというのだから。

 受付には既に職員が着いていた。この時刻から仕事を始める冒険者も居るだろう。当然の配慮ながら有り難い。

 見知った顔の座る番台へ赴いた。

 

「あら? ジンクロウさん。おはようございます」

「おはよう」

「今日は随分お早いですね。清掃業務ならあと二時間くらいしないと受付けできませんが……?」

「生憎と今日は別の用向きだ」

 

 すっかりと掃除人が板に付いてきたものだ。

 なり手が居ない依頼を率先して消化すれば重宝もされるか。

 

「あ、じゃあ遂に討伐ですか?」

「おぅとも。就いては尋ねたいのだが、依頼を日に二つ受けるこたぁできるかね」

「二つですか? うーん、依頼内容と募集要件にも因りますが……依頼書にある項目を満たしているなら、特に問題はない筈ですよ」

「そうかい! そういつぁ良かった」

 

 衣嚢から取り出した依頼書を番台に広げた。案の定皺くちゃだが、判読するに支障はなかろう。

 受付嬢殿は苦笑した。

 

「もぉ、どうしてこんなにくしゃくしゃなんですか」

「すまんすまん」

「いいですけどね。討伐はそれぞれ制限期間が設定されてますから、今日を開始日としてそれぞれの期限内にノルマ達成を目指してください。ふむふむなになに、『白狼の群の討伐』と『一撃熊の討伐乃至撃退』ですか。どちらも制限期間は一週間ですねー。依頼の開始前と終了後に冒険者カードを確認しますからどうか忘れないでえええええええええ!?!?」

「要件を見るに、れべる(・・・)の下限も職業の指定もないようだ。問題はねぇな? そら、手続きを頼む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 遡ること丸一日。ウィズが倉庫から引っ張り出してきた刀との一悶着を終えた頃。

 柄と鞘を紐で縛り、さらにウィズが再封印とやらを施すことでようやく件の兇器は大人しくなった。

 娘の冷えた指先が右肩に触れる。死人である故か、あるいはそも手先の冷える性質なのか。どちらにせよ、多少動いたことで熱を持った我が身には快い。

 清潔な布巾で血を拭い、包帯を巻いていく。負傷の手当ても淀みない。やはり、どうにもこの娘、場馴れが過ぎる。

 

「ごめんなさい……」

「何故おめぇさんが謝る」

「私の不注意でした。事前にこの剣について詳しくお伝えしていればこんなことには」

「さて、どうであろうな。己ならば事情を知ろうが知るまいが、先に手が出ていただろうぜ。それほどに、見事な一振りだ」

 

 口の端を引き上げて笑い掛けると、娘は困ったような呆れたような微笑を浮かべた。

 シャツを羽織り、肩を回す。稼動に支障は見られない。

 

「しかしそれにしたとて、あの様は只事ではない。一体全体こいつぁなんなんだ?」

 

 箱に一先ず仕舞われたそれを鋼鉄越しに透かし見る。見えるものか。見える筈がない。

 だのに、箱の中で煌々とぎらつく紅い刃を幻視するのだ。もはや眼球に焼き付いて離れやしない。それほどまでの、鮮烈。

 

「……出自は、はっきりとは分かりません。遠い昔、東の果てにあったという島国でこれは造られたそうです。誰がどうやって、何を目的に打ち上げたものなのか……ただ、その切れ味は凄まじく、曰くアダマンタイトはもとより、あのオリハルコンでさえ斬り裂くことができるとか。それだけに多くの騎士やソードマスターがこの剣を血眼になって欲しがりました」

 

 アダマンだのオリハルだのと言われても今一つ腑に落ちんが、恐ろしく頑強な素材であるらしい。

 

「うん? するってぇと、こいつを抜いて実際に使った者がいるということか?」

 

 先程の有様を見るに、とてもではないが正調(まとも)に振り回すことなどできそうもない。何らかの方法があるのなら是非に知りたいものだ。

 しかし、こちらの問い掛けにウィズは即答しなかった。複雑な顔を作り躊躇うように口を開けては閉じる。そうしておずおずと。

 

「……その、誰かが使ってそれを確かめた訳ではなくて、ですね。使おうとした騎士さんや剣士さんが、たまたまアダマンタイトやオリハルコン製の鎧を着ていた(・・・・)そうで……」

「はっ、なぁるほど」

 

 つい今しがたの己らのような事態へ陥り、その騎士か剣士は敢え無く刀の錆にされたのだろう。そのご大層な鎧ごと。

 これほど確かな逸話もないわ。もはや諧謔と言っていい。

 だがしかし、ウィズの表情はなおも晴れぬ。喉の奥に言葉を詰まらせているかのようだ。どうやらこの娘、この期に及んでまだ出し惜しんでいやがる。

 

「そういえば、手を触れた時こいつに何やら吸われたが、ありゃなんだ」

「はうっ」

 

 異音を口から漏らし、ウィズはびくりと肩を震わせた。そもそも明白なこと。図星とすら呼べぬ。

 笑みを向ければ、観念したようにウィズは頷いた。

 

「……この剣は呪いを付与されています」

「呪われてんのは見りゃあ解る」

 

 見ただけで解る。

 

「は、はいご尤もです……それはその、一種のレベルドレインに近いもので」

「れべるどれいん」

 

 鸚鵡返しに口にしても意味内容は何一つ咀嚼できなんだ。

 

「レベルドレインとは文字通り、触れた対象のレベルを吸収、減退させる能力です。えっと、ジンクロウさん。冒険者カードを見せていただいてよろしいですか?」

「? そら。こいつがどうかしたか」

 

 幸い尻の衣嚢に入れっぱなしにしていた為、すぐに見付かった。薄板を受け取ったウィズは暫時その内容に目を落とし、程なくその表情を曇らせた。

 

「やっぱり……」

「どうした」

「見てください。ここ。この項目の数字。これがレベルです」

 

 娘の細い指先に目を向ける。なるほど確かに、レベルと銘打たれた項目に数字が記されている。

 

「モンスターを倒したり、生物を食べたり、訓練を積んだりして得られる『経験値』、あるいは『魂の記憶』と呼ばれる力を一定量蓄積することで人はレベルを上げ、成長します」

「ほー」

 

 自分自身の成長を明確に数字として知ることが叶うなら、これほど都合の良いものはない。そうそう杓子定規に量られるものか、そんな疑問がないではないが。

 

「この剣は魂を喰らうのです。触れたものの生気、血肉すら啜って。ですから……」

 

 ふと見れば、ウィズはいかにも暗澹と己の冒険者かーどを見下ろしている。

 

「ジンクロウさん」

「うむ」

「貴方のレベルは……その、残念ですが……最低値まで、下がってしまいました! 本当に、本当に申し訳ありません!」

「そこの数字は元から『1』だったと思うが」

「へ?」

「?」

 

 顔を見合わせれば、娘の面立ちの端整なことがよく分かる。ぽかんと口を開けた間抜け面も、なかなかどうして愛らしい。

 

「あ、あの身の(こな)しで、レベル1なんですか!?」

「まぁ、昔取ったなんとやらよ。そんなことよりだ」

 

 娘の慌てようには生憎と応えてやれぬまま、己は既に腹を決めていた。

 

「店主殿、こいつを俺に譲っちゃくれねぇかぃ」

「え?」

 

 一音を最後に、短くはない沈黙が店内を満たす。

 

「………………えっ、え、えぇぇええええええ!?」

 

 ようやく現実に復帰したウィズは開口驚嘆の叫びを上げた。

 

「あの、あの、でもこれ、呪いの剣なんですよ!?」

「正真の妖刀と称して然るべき品であろうな」

「この剣を持っている限り、貴方のレベルは上がらないどころかずっと『1』のままになります!」

「委細問題ない。ぽいんと(・・・・)だのなんだのと考えなくて済む。身軽でいいじゃあねぇか」

「まともに扱えないのに……」

「それについては一つ、考えがある」

 

 購買意欲を殺ぐ為に様々列挙される欠点、危険性。思うに、そもそもこの娘には、売るという心算すらなかったのだろう。そしてまさか、買うなどと血迷ったことを己が口走るとも考えていなかったのだろう。

 商売人には不向きな性質である。客を慮る余り利を得る機会を逸している。

 

「本当によろしいんですか……?」

「おうとも。二言はねぇ」

 

 再三、娘は問いを重ねた。信じられぬとばかり。

 己の返答を聞き受けて暫時思案の間を作る。そうしてたっぷり十数えて、道具店店主は深く頷いた。

 

「わかりました。ジンクロウさん、この剣は貴方にお売りします」

 

 観念したような、申し訳も立たぬと言いたげな、なんとも色彩入り乱れた顔をする。

 こちらの身を案じると同時に、商品が売れたことにも娘はひしと喜びを表していた。

 

「うむ、で? 幾らだぃ」

「はい。一千万エリスになります」

 

 慈愛さえ滲む微笑が娘の(かんばせ)を彩る。

 こうして己は、その美しい笑顔に報いんが為、金策に奔走することと相成った。

 

 

 

 

 

 


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