今回は軽いタイトル詐欺をしているかもしれません…。
次回以降はきをつけますのでご容赦ください!!
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「た、戦いてぇって流石にビルス様には敵わねぇんじゃ……」
「うるさいよ。破壊されたいのかい?」
「いっ!?」
「……はやく案内しなよ」
破壊神に催促されては悟空も諦めるしかない。
今来た通路を戻る事にした。
「かかってきなよ、サイヤ人」
「……なんでこうなった……」
神に目を向けながら思う。
今度は神そのものを相手にしなければならないのか、と。
「言っとくけどさ、つまらない相手だったら容赦なく破壊するよ」
「……やるしかねぇ……
弾けて混ざれぇ!!!!!」
エネルギーボールを炸裂させ、1700万ゼノの光を取り込む。
そして昨日悟空やベジータの前で見せた姿に変身する。
「へぇ、それが君の変身って訳だ」
「殺されたくないんでな……ご所望とあらば見せてやるよ!!」
昨日と違いほぼフルパワーでの超サイヤ人4への変身、しかしどこか虚勢を張っている様に見えなくもない。
「生意気な口のきき方だねぇ。さっさとかかってきなよ」
「臨むところだ!!」
そう叫んだところでビルスに向かって踏み込んで行った。
「ほう…いいスピードだねぇ」
「ほざけぇ!!」
凄まじい威力を持つパンチを振るも空振り。
「だだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!!!」
しかし乱打戦に持ち込んでも掠る事すらない。
(なんで当たらねぇ!?)
「正直神の力を持たなくてもここまでやれるなんてちょっとは驚きだよ」
「ぐっ!!ナメるんじゃねぇぞ!」
「だけどね、その程度のパワーはあそこにいる孫悟空やベジータだって持っているんだ。だからねぇ…ガッカリした気持ちでもあるんだよ」
「なにっ!?」
「がはぁ!?」
何が起こったのか理解できないまま壁にたたきつけられる。
「興味本位で戦ってみただけだから今回はこのデコピン一発で済ませてあげたよ」
「な……なめやがって……」
「さてと…ウィース!」
「あら、もう終わったんですか」
「さっさと美味いもの食いに行くぞ」
「かしこまりました」
「待ちやがれ!!」
「……へぇ、まだ動けるんだ」
「…一撃も……与えてねぇのに……終わらせねぇよ!!」
「……前言撤回だ、ウィス」
若干よろけながら立ちあがるリークに視線をやる。
(こいつ…)
「はぁぁああああああ!!!!」
リークは気を高める仕種を取る。
対してビルスはそれを悠長に見ているだけだ。
「見せてもらおうか、サイヤ人!」
「喰らえぇぇえええ!!!」
「なぁベジータ」
「どうした」
「ビルス様に一撃でも与えられると思うか?」
「……さぁな」
「………………………」
「やれやれ、やっと倒れたかい」
「ビルス様、なんでこの者のエネルギー波を御避けにならなかったのです?」
「……なんでだろうねぇ」
あの時、気を高めたリークはフルパワーで攻撃していた。しかしビルスはそれ、あろう事か、素手で止めていたのである。
「さてと、今度こそ食べに行くよ」
「ふふっ、素直じゃないんですから」
「何か言ったか?」
「いいえ、おほほほほ」
(サイヤ人って言うのはいつだって僕を驚かせてくれるよ)
ビルスとウィスはそいつを残しその場を後にした。
「………………死ななかったか…………」
オッス!!オラ悟空!!
リークの奴なんとか生き残った!
オラもそろそろ戦いてぇんだけどよぉ……
なんかそれ所じゃなくなっちまったみてぇだぞ!!
次回、未来からの救援要請!!
語られるは悟空の偽者!?
ぜってぇ見てくれよな!!