この物語が既に千人単位で皆様に読んでいただけている事に震えつつ、さすがドラゴンボールのネームバリューと驚いています。
どうぞお読みくださいませ☆彡
「その話が本当なら、俺達サイヤ人にはゴッドとは別の力が眠っているのだな?」
「ベジータ王子?」
一通り離し終えた部屋にベジータが入ってくる。
ちなみに悟空はブルマに引っ張られて部屋からは既にいなかった。
「俺もあの変身を覚えてみたくなった」
「赤い超サイヤ人…を?」
「そうだ。なに…今の俺には尻尾が無いなどくだらん事を考えなくていい、その内生やせばいいだろう」
そもそも生来のサイヤ人は尻尾が再生する。
だから言葉だけ見ればベジータの言っている事は正しいのだが…。
「そして赤い超サイヤ人など言い辛くてかなわん。今度からその変身を『
「超サイヤ人4………カカロットも言っていたが3がってのもあるんだな」
「貴様は超サイヤ人3になれんのか…ならカカロットにでも見せてもらえ」
なぜか不機嫌になったベジータが部屋から出て行くのを見送り、リークは再び横になった。
(いつ以来だろうな……敵わねぇと心の底から思ったのはよ…)
ところ変わってリーク達の部屋から出たブルマは、悟空を引っ張っていた。
「痛て!!耳引っ張んなよブルマぁ」
「うっさいわねぇ、こうでもしなきゃ出て行かなかったでしょうが!!」
悟空の叫びむなしく引きずられるのは止まらない。
「相変わらず君達は騒がしいねぇ」
そこへ突如姿を現した人影が二人、ブルマ達に声をかける。
「「ビ、ビルス様!?」」
「なんだいそんな驚いてさ。破壊したくなっちゃうねぇ」
「なにおっしゃっているのですか、ビルス様。気になる気を感じたからわざわざ地球に出向いたのでしょう?」
「あぁ…そうだったね。それで君達、ここら辺で変な気を感じなかったかい?
例えば……サイヤ人の様な………ねぇ」
二人には当然心当たりがある。
今しがた出てきたばかりの部屋にいるサイヤ人、リークの事だ。
そして変な気とはもちろん……
「赤い超サイヤ人……っちゅうことか」
「ん?なんだいその、赤い超サイヤ人って」
「昨日地球に新しいサイヤ人が来てよぉ、ベジータが戦ったんだ」
「へぇ、それで?」
「そんで、そのサイヤ人が超サイヤ人ブルーとは違った超サイヤ人に変身したんだ。そいつは赤い超サイヤ人って呼んでたんだけどよぉ」
その後事細かく赤い超サイヤ人について説明する。
上半身には赤い体毛が覆い、オーラも赤、髪の色さえも赤みがかかったこと。
変身するとサイヤ人の本能が出てくること。
「なるほど、私達が感じた謎の気配はそのサイヤ人のものだったんですねぇ」
「そんでウィスさんとビルス様は確認しに来ただけか?」
「そんなことあるか!!わざわざ出向いてきたんだ、美味いものでも食わないと……破壊しちゃうよ?」
「そうよね。今美味しい物を用意させるわ」
「そして……僕をそいつと
オッス!!オラ悟空!!
いきなりやってきたと思ったら、リークと戦わせろって言い出したぞ。
いくらリークでもビルス様にはまだ敵わねぇ…。
だけどあの変身をもっと知るにはいい機会かもしんねぇぞ!!
次回、破壊神の洗礼!
見せ付けろ!!超サイヤ人4!!!
ぜってぇ見てくれよな!