遂に過去編である第三章も終わりを迎えました!
!これも皆様のお気に入り登録や感想のお陰です!!これからも頑張って更新させていただきます!!
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「弾けて混ざれぇ!!」
上空にパワーボールを投げて爆散させる。
さらにブルーツ波を目から取り込み体が大きくなっていく。デスボールでさえも体に当たった途端打ち消されたのである。
そう……サイヤ人最後の切り札である。
「ぐぉぉおおおおおお!!!」
「な、なんだこいつは!!」
パワーボールが投げれるがリーク自身は我を忘れている。
もちろん超サイヤ人のパワーによるものもあるが。
「ぐぎゃぁぁあああ!!!」
「く、くそがぁ!!」
クルーのひたすらの攻撃もダメージになっていない。
10倍の戦闘力とはそれ程のものなのだ。
「がぁぁああああ!!!!!」
「な、何故死なないぃ!!!」
「がぁぁああああ!!!」
しかし……なんの前兆もなく大猿が光り輝く事になる。
「な、なんだぁ!!」
「ぐぁぁあああああ!!!!!!!」
光に包まれていった大猿………
光が消えた時……
そこに立っていたのは………
赤………
そう……赤い体毛をはやした超サイヤ人………
「ふぅ……またせて悪かったな!!俺にも賭けだったんだよ」
「な……なんだとぉ!!」
腹部に強烈な一撃を見舞うリーク。その一撃でクルーは初めて悶絶している。
「がっ…………」
「おや?速さがお前の魅力じゃなかったのか?」
「な……生意気なく…………」
相手の言い終わるのを待たずに顔を一発だけ殴り飛ばす。
「悪いな、俺の方がはやくてよ」
「俺が貴様に負けるとでも思うかぁ!!!」
激昂したクルーの攻撃を軽くいなす。
先程までは受けてもくらわなかったのが、今度はくらいさえしないのだ。
「あんだけ俺を苦しめたお前が、今はただの雑魚に成り果てているな」
「くそがぁぁあああ!!!」
「だだだだだだだだだだ!!!!!」
距離をとらせないでただただ殴る。
クルーはもはや反撃に出る事すらできない。
「だぁ!!」
「ぐぅ!!畜生……」
「お前はもう勝ち目がねぇ」
「だったら!!」
吹っ飛ばされ地面に伏していたクルーは上空に飛び上がり叫んだ!
「この星ごと貴様を殺せばいいだけだ!!」
「星ごとだと?」
「そうだ!!俺達フロスト一族は宇宙空間でも生きていられる!!死ぬのは貴様だけなんだぁ!!」
「星を壊せば同族も死ぬだろうが!!」
「また家来は増やしていけばいいだけだぁ!!」
クルーの溜めきったその両手から……
「もう二度と現れるんじゃねぇ!!サイヤ人!!!!」
それは放たれた。
「スーバーノヴァ!!!」
さっきうたデスボールとは段違いの大きさ、そして圧力が迫り来る。そんな最中……リークにはある声が聞こえた……。
「撃ち合うしかねぇのか!!」
(リーク!!)
「!!バ、バーダック!?」
追い込まれたリークに聞こえてきた声……それは亡き戦友の声……。
(正直てめぇがここまでやるなんて思わなかったぜ)
「だがよ、どうやらここまでみてぇだ…」
(今のてめぇなら因縁を終わらせられるはずだ!)
「……お前に言われるとその気になるな」
(はっ、なら終わらせやがれ!!)
これが最後……スーバーノヴァに向かって構えを取る。
(自身がねぇんなら俺が決めてやる!!)
「言うじゃねぇか!!だが、お前が横にいるなら頼もしいな」
リークは左手に最後のエネルギーを溜める。
自分の横にはバーダックが溜めている様な気さえする。
そして溜まりきったその時……………撃ち放つ。
「「
赤い一本のエネルギー波が巨大な球体にぶつかる。
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ!!!!」
「「はぁぁあああああ!!!!!」」
正に一進一退、どちらも引かずに全てのエネルギーを放出する。
しかし決着はいつも唐突に訪れる………。
「ぜぇ……ぜぇ………この俺が……限界……だと言うのか」
「「うぉぉおおおおお!!!消え去れぇぇええええ!!!!」」
オレンジ色の球体は、発射した本人の元に押し返され………爆散した。その場所から煙りが晴れると何もなかった………つまりクルーは消滅したのである。
「ぐ…………はぁ………」
あの密度のエネルギーボールを押し返したのだ、リークは超サイヤ人を解除せざる終えない所までエネルギーをつかってしまっていた。
「はぁはぁ……やったな、バーダック……バーダック?」
しかし返答はなかった。当然だ、死んでいるはずの人間なのだから。
「……お前の意思は継ぎ通した。安心して眠って……く……」
その後、無事に生き残ったクー達が捜索しにくるまで彼の方が眠り続けたという………。
オッス!!オラ悟空!!
ブルマに呼ばれてカプセルコーポレーションに行く事になっちまった。
なんかウィスさんの話しらしいけどよ、いったい何なんだろうな?
次回、ビルス様の暇つぶし?
衝撃的な未来視!
ぜってぇ見てくれよな!!