そういえば自分の未来編でベジットブルー書いてないんですよね……。
ベジットでもゴジータでも書いてみたいので次の章で考えてみます!
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「超サイヤ人だと!!認めない!!伝説と呼ばれた代物がなぜこんな短期間に二人目が現れるんだ!!」
「………………」
「ぬぉ!!」
「………………」
「はぁはぁ……どうした……攻撃できて感激してんの………」
「がはぁ!!」
「……黙ってねぇと……自我を失っちまいそうなんでな……」
超サイヤ人になると興奮状態になりやすいという。
さっきから徐々に興奮状態になりつつあったが、近づいていたということだろうか。
「きぃさぁまぁ!!」
「……さっさと本気を出せよ」
「いいだろう………覚悟しろ!!」
クルーはフルパワーに向けて気が膨れあがる。
一連の戦闘で起きた被害、それによる瓦礫などが浮かび上がり、雷が膨れ上がる気と呼応してか連続で落ちる。
「はぁぁああああ!!!!!」
フルパワーとは…………更なる変身だった………。
形容するのであればジェット……スピードに特化したフォルム、細身の体である。
「……弱そうな体つきになったな」
「破壊力は速さに関わる事を知らないのか!!さすがは猿だな!!」
「戦ってみればわかるだろ……」
「あぁ………」
「…………?」
「その通りだな」
「っ!?」
超サイヤ人になったリークが反応しきれない速さで距離を詰め、急所に手刀で一撃を放つ。
「それに貫くのに力はかけなくて済むんだよ」
「がはっ…………だぁ!!」
「ぐぉ!?まだ動けるのか!」
「攻撃は通るみてぇだがな………」
クルーは一旦距離を取る。だがそれは、再び速さで攻撃する為である。
「ならばお前にはもう攻撃させなければいいのだ!!」
「ぐっ!!……がっ!!……ぐはぁ!?」
「おらおら!!どうした、その程度か!!」
「ぐっ………畜生」
その時……再びリークに………
「……っ!!」
ヴィジョンが見えた。
「ぐぉぉおおおおおお!!!」
「な、なんだこいつは!!」
(お……大猿!?)
再び見えた世界では金色の大猿が何かに襲い掛かっていた。
「ぐぎゃぁぁあああ!!!」
「く、くそ!!」
(あ、あいつはクルーか!!)
襲われていた何かは、先程変身したクルーである。よく見れば今いる場所もさっきと変わっていない。
つまり金色の大猿は………
(超サイヤ人の大猿…………俺…………なのか!!)
「がぁぁああああ!!!!!」
そこで未来視は……途切れた。
「だぁぁああああ!!」
「………はっ!!ぐはぁ!!!」
未来視から戻ってきた瞬間はある種の隙である。
「……………大猿……………」
「今度こそ死ぬがいい!!」
灼熱の球体……デスボールをリークに落とす。
リークは動かない。そして一言だけ言った……。
「……弾けて混ざれぇ!!」
オッス!!オラ悟空!!
クルー相手に最後の切り札を出したリーク。大猿って10倍強くなんだよな?
な、なんで大猿が解けちまったんだ!?
次回、因縁への決着!!
ファイナルスピリッツキャノン!!
ぜってぇ見てくれよな!!