赤き稲妻を纏うサイヤ人   作:ドロア

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こんにちは、ドロアです♪

そういえば自分の未来編でベジットブルー書いてないんですよね……。
ベジットでもゴジータでも書いてみたいので次の章で考えてみます!

それではどうぞお読みくださいませ☆彡


其の三十一:速さを極めた最終形態!! 友の意思を継げ!!

「超サイヤ人だと!!認めない!!伝説と呼ばれた代物がなぜこんな短期間に二人目が現れるんだ!!」

「………………」

 

 

()()()!!

 

 

「ぬぉ!!」

「………………」

「はぁはぁ……どうした……攻撃できて感激してんの………」

 

 

()()()!!

 

 

「がはぁ!!」

「……黙ってねぇと……自我を失っちまいそうなんでな……」 ()()()!!

 

超サイヤ人になると興奮状態になりやすいという。

さっきから徐々に興奮状態になりつつあったが、近づいていたということだろうか。

 

「きぃさぁまぁ!!」

「……さっさと本気を出せよ」

「いいだろう………覚悟しろ!!」

 

クルーはフルパワーに向けて気が膨れあがる。

一連の戦闘で起きた被害、それによる瓦礫などが浮かび上がり、雷が膨れ上がる気と呼応してか連続で落ちる。

 

「はぁぁああああ!!!!!」

 

フルパワーとは…………更なる変身だった………。

形容するのであればジェット……スピードに特化したフォルム、細身の体である。

 

「……弱そうな体つきになったな」

「破壊力は速さに関わる事を知らないのか!!さすがは猿だな!!」

「戦ってみればわかるだろ……」

「あぁ………」 ()()()……

「…………?」

「その通りだな」 ()()()!!

「っ!?」

 

超サイヤ人になったリークが反応しきれない速さで距離を詰め、急所に手刀で一撃を放つ。

 

「それに貫くのに力はかけなくて済むんだよ」

「がはっ…………だぁ!!」 ()()()!!

「ぐぉ!?まだ動けるのか!」

「攻撃は通るみてぇだがな………」

 

クルーは一旦距離を取る。だがそれは、再び速さで攻撃する為である。

 

「ならばお前にはもう攻撃させなければいいのだ!!」

 

 

()()!! ()()!! ()()()!!

 

 

「ぐっ!!……がっ!!……ぐはぁ!?」

「おらおら!!どうした、その程度か!!」

「ぐっ………畜生」

 

その時……再びリークに………

 

 

()()()!!!

 

 

「……っ!!」

 

ヴィジョンが見えた。

 

 

 

 

 

 

「ぐぉぉおおおおおお!!!」

「な、なんだこいつは!!」

 

(お……大猿!?)

 

再び見えた世界では金色の大猿が何かに襲い掛かっていた。

 

「ぐぎゃぁぁあああ!!!」

「く、くそ!!」

 

(あ、あいつはクルーか!!)

 

襲われていた何かは、先程変身したクルーである。よく見れば今いる場所もさっきと変わっていない。

つまり金色の大猿は………

 

(超サイヤ人の大猿…………俺…………なのか!!)

 

「がぁぁああああ!!!!!」

 

そこで未来視は……途切れた。

 

 

 

 

 

 

「だぁぁああああ!!」 ()()()()!!

「………はっ!!ぐはぁ!!!」

 

未来視から戻ってきた瞬間はある種の隙である。

 

「……………大猿……………」

「今度こそ死ぬがいい!!」

 

灼熱の球体……デスボールをリークに落とす。

リークは動かない。そして一言だけ言った……。

 

 

 

「……弾けて混ざれぇ!!」




オッス!!オラ悟空!!

クルー相手に最後の切り札を出したリーク。大猿って10倍強くなんだよな?
な、なんで大猿が解けちまったんだ!?

次回、因縁への決着!!
ファイナルスピリッツキャノン!!

ぜってぇ見てくれよな!!

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