赤き稲妻を纏うサイヤ人   作:ドロア

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こんにちは、ドロアです♪

今日のドラゴンボールは悟空の圧勝過ぎましたね。
ですがベルガモは割と好きなキャラクターです。

それではどうぞお読みくださいませ☆彡


其の二十八:敵陣特攻!? 撃破せよ、コルド派閥!

「なんだ?城内が騒がしいが」

「侵入者です、クルー様!!」

「なんだと?我が同族が反旗を翻したとでも言うのか?」

「いえ、それが!!」

「それが?」

 

 

「全滅したはずのサイヤ人です!!」

 

 

 

 

 

 

「おりゃぁぁあああ!!」

「ぐはぁ!!」

「もっと来やがれ!!!」

 

侵入者というのは当然リーク、その人である。クー達反コルド派(現反クルー派)の制止も聞かずに飛び出したのだ。

 

「止まれサイヤ人!!」

「うるせぇぇええ!!」 ()()()()!!

「ごばぁ!?」

 

ここに来るまでにゆうに百は超えたコルド軍をなぎ払っているリーク。

しかし、いまだ全くと言っていい程疲れを見せていない。

 

「うりゃぁぁああああ!!!」

 

 

()()()!!

 

 

 

「!?な、なんだ!?」

 

敵は誰も何もしていない。

だが突如リークの脳内に一つのヴィジョンが流れ込む。

 

 

 

「負けない……かって………だ……」

 

誰かが話している声。見える景色にはピンク色の何かと二人の男がいる。

さらに男は見知った顔である。

 

(髪は長いがバーダック?いや、バーダックの倅と……ベジータ王子!?)

 

「遂……こ……俺………しはし……った……」

 

声はベジータのモノ。断片的にしか聞き取れないが確かにそうだろう。

 

「お前がNo.1だ……カカロット……」

 

 

 

「死ねぇ!!」

「ハッ!」

 

我に帰り咄嗟の防御もなんとか間に合う。

 

「でぇぁぁあああ!!」

 

 

()()()()()()()()!!

 

 

 

「ふぅ……こんなもんか」

「やるじゃないか、サイヤ人」

「……猿山のボスがもう降りて来てもいいのか?」

 

遂にクルー自らが出てきた。背中から話しかけている様だが、表情はおそらく怒りで満ちているだろう。

 

「猿はお前達だろ?それに、害成す生物は自分の手で殺すのが流儀なんでな」

「面白い事言うじゃねぇか。だがよ、逆に消される覚悟はあんだろうな!!」

 

 

()()……()()……()()()!!

 

 

「ぐっ………へぇ……」

「随分礼儀のなってない猿だな!!」

 

 

()()()!! ()()()!! ()()()()()()()!!

 

 

「ぐはぁ!?」

 

高速移動からの蹴りを簡単に防がれた所か、逆にカウンターを受け手痛いダメージになってしまったリーク。

クルーの方は今ので余裕と判断したのだろうか、笑っている。

 

「どうやらフリーザ様やコルドを倒した超サイヤ人じゃないんだな」

「ぐっ……はぁぁああああ!!!」

「確かにサイヤ人としては戦闘力高いがな、その程度じゃせいぜい200万だ!!俺には遠くおよばねぇよ!!」

「やってみないとわかんねぇぜ!!」

「よく口の聞く猿だなぁ!!」

 

 

二つの巨大な気がぶつかり始める。

王城にはもはやこの二人しかいない。




オッス!!オラ悟空!!

圧倒的戦力差を見せ付けるクルー。リークの技が全然通用してねぇぞ!
リーク、どうするんだ!!

次回、クルーのパワーvsサイヤパワー!!

ぜってぇ見てくれよな!!

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