今日のドラゴンボールは悟空の圧勝過ぎましたね。
ですがベルガモは割と好きなキャラクターです。
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「なんだ?城内が騒がしいが」
「侵入者です、クルー様!!」
「なんだと?我が同族が反旗を翻したとでも言うのか?」
「いえ、それが!!」
「それが?」
「全滅したはずのサイヤ人です!!」
「おりゃぁぁあああ!!」
「ぐはぁ!!」
「もっと来やがれ!!!」
侵入者というのは当然リーク、その人である。クー達反コルド派(現反クルー派)の制止も聞かずに飛び出したのだ。
「止まれサイヤ人!!」
「うるせぇぇええ!!」
「ごばぁ!?」
ここに来るまでにゆうに百は超えたコルド軍をなぎ払っているリーク。
しかし、いまだ全くと言っていい程疲れを見せていない。
「うりゃぁぁああああ!!!」
「!?な、なんだ!?」
敵は誰も何もしていない。
だが突如リークの脳内に一つのヴィジョンが流れ込む。
「負けない……かって………だ……」
誰かが話している声。見える景色にはピンク色の何かと二人の男がいる。
さらに男は見知った顔である。
(髪は長いがバーダック?いや、バーダックの倅と……ベジータ王子!?)
「遂……こ……俺………しはし……った……」
声はベジータのモノ。断片的にしか聞き取れないが確かにそうだろう。
「お前がNo.1だ……カカロット……」
「死ねぇ!!」
「ハッ!」
我に帰り咄嗟の防御もなんとか間に合う。
「でぇぁぁあああ!!」
「ふぅ……こんなもんか」
「やるじゃないか、サイヤ人」
「……猿山のボスがもう降りて来てもいいのか?」
遂にクルー自らが出てきた。背中から話しかけている様だが、表情はおそらく怒りで満ちているだろう。
「猿はお前達だろ?それに、害成す生物は自分の手で殺すのが流儀なんでな」
「面白い事言うじゃねぇか。だがよ、逆に消される覚悟はあんだろうな!!」
「ぐっ………へぇ……」
「随分礼儀のなってない猿だな!!」
「ぐはぁ!?」
高速移動からの蹴りを簡単に防がれた所か、逆にカウンターを受け手痛いダメージになってしまったリーク。
クルーの方は今ので余裕と判断したのだろうか、笑っている。
「どうやらフリーザ様やコルドを倒した超サイヤ人じゃないんだな」
「ぐっ……はぁぁああああ!!!」
「確かにサイヤ人としては戦闘力高いがな、その程度じゃせいぜい200万だ!!俺には遠くおよばねぇよ!!」
「やってみないとわかんねぇぜ!!」
「よく口の聞く猿だなぁ!!」
二つの巨大な気がぶつかり始める。
王城にはもはやこの二人しかいない。
オッス!!オラ悟空!!
圧倒的戦力差を見せ付けるクルー。リークの技が全然通用してねぇぞ!
リーク、どうするんだ!!
次回、クルーのパワーvsサイヤパワー!!
ぜってぇ見てくれよな!!