赤き稲妻を纏うサイヤ人   作:ドロア

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こんにちは、ドロアです♪

以前、感想の返信にて過去編をやると言っていましたが遂にやろうと思います!!

それではどうぞお読みくださいませ☆彡


赤き超サイヤ人編:過去編
其の二十三:意外な才能? リークの休日


「よう、ブルマ」

「あら、孫君!!お見舞いに来てくれたのね」

「チチがうるさくてよぉ」

 

未来での激闘から数ヶ月、皆は平和に暮らしていた。

その間にブルマは第二子を身篭っていた。

 

「自分から来てくれたんじゃないのね」

「わりぃって。おっとそうだった、これチチからだ」

「わぁ!!こんなに暮れるの?ありがたく頂くわね」

「へっへぇ。オラんとこの野菜は評判なんだ」

 

大量の野菜が置かれる。

そこにリークが通り掛かった。

 

「お?リークじゃねぇか!」

「カカロット?どうしたんだ」

「オラは見舞いでよ。それよりなんでここにいんだ?」

「俺はカプセルコーポレーションの一室に住んでいる」

 

そう言われてみれば、未来からトランクスが来た時もどこからかひょっこり現れていた。

カプセルコーポレーションに住んでいたと考えればそれも納得だろう。

 

「リークは私の研究を手伝ってくれてるのよ」

「へぇ、頭いいんだな」

「手伝っているのは組み立てだけだ。前にも機械を組み立てた事があったからな」

 

そう言って何処かに歩いていった。

 

「リークは何処に行くんだ?」

「それが…暇な時間はどこか行っちゃうのよね」

「ふーん。じゃあオラが見てくっぞ」

 

悟空はさっきリークが歩いていった方に飛んでいった。

 

 

 

 

「しかしどこに歩いてんだ?」

 

現在、悟空はリークの後をつけているのだがリークの目的地に予想がつかない。

 

「……腹減っちまったなぁ……」

 

しかし悟空の呟きが通じたのかリークがある家の前に立ち止まる。

 

「ん?なにしてんだ?」

 

リークは家から出てきた女性と話している。

 

「もうちっと近づいてみるか」

 

 

 

「十分程時間を頂くが問題はないか?」

「えぇ、早くお願いしますわ」

 

リークは家の外に置いてあったカプセルコーポレーション製の車を見ている。

 

「なるほど……」

 

ボンネットを上げ何かを弄っている。

確かに十分程でリークは作業を終えた。

 

「一通りは直したが、一度カプセルコーポレーションに来るといい」

「あ、ありがとうございます」

 

リークは機械不良を修理していたのだった。

 

 

 

その後も何件も似たような事をしてからリークはカプセルコーポレーションに戻っていく。

 

「なんだ、そういう事か。ブルマには内緒にしとくか」

 

悟空も一度カプセルコーポレーションに戻る事にしたのであった。

 

 

 

 

 

 

「……カカロットの奴は何しに来てたんだか……」

 

リークの方は当然気付いていた。むしろ最後まで気付かなかった振りをしていたのはなぜだろうか。

 

「……こうしているとフローズンにいた頃を思い出すな……」

 

フローズンにいた頃も機械修理(主にポッド)をしていたリークだ、地球でもその癖が抜けないのだろう。

 

「いつか戻ってみるか……」

 

リークはある意味での帰郷を考えるのであった。




オッス!!オラ悟空!!

フリーザによってサイヤ人は皆殺されたっちゅうけど、その中に生き残りも何人かいたんだと。
そういえばリークはどうやって生き残ったんだ?

次回、生かされた命
ただ流され行くままに?

ぜってぇ見てくれよな!!

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