ドラゴンボール超を見ながらの暇つぶしにどーぞ!
それではどうぞお読みくださいませ☆彡
「カカロット、もう行けるか?」
「あぁ、心配かけてわりぃなリーク」
「お前が戦えないときついんだ、しょうがないだろうが…」
「へへっ。よし、行くか!」
悟空とリークは外に出る。
既に準備を終えていたベジータとトランクスが視界に映る。
「悟空さん、瞬間移動お任せしていいですか?」
「おぅ!!皆オラに捕まってくれ」
「はい!」
「ふん…」
「わかったよ」
三人が悟空の背中に手を当てる。
そして悟空は気を探る姿勢を取る。
「………見つけた……」
「ほう?懲りずにまた来たのかサイヤ人!」
「おめぇを倒すまでやられるわけにはいかねぇんだ!」
「そういう事だ。今度こそ貴様を消し飛ばしてやる!!」
「威勢だけはいいがそれは無理な事だ。お前達サイヤ人では………な!!!」
ベビーは気弾で牽制をかけてきた。あくまで牽制……しかしサイヤ人達は全員避けた。
「やるじゃないか」
「今度はオラ達からいくぞ!!はぁ!!」
「はぁぁあああ!!!!!」
悟空とベジータは超サイヤ人ブルーに変身する。
「またそれか!!わからなかったのか、この俺様に通用しなかった事を!!」
「さぁな。今度はわかんねぇぞ?」
「なに?」
「っ!?」
「だぁりゃぁ!!」
「な、なんだと!?」
ベビーの目には捕らえる事のなかった一撃。それはベビーを壁に激突させる。
「だらぁ!!!」
「ぐぉ!?」
腹部に鋭い一撃が……
「だぁ!!」
「がぁっ!?」
全身を貫く衝撃が……
「だぁりゃぁ!!」
「ぐぉぉおおお!?」
そして顔に痛烈な一撃を受け、またも壁に激突させられる。
「ベビー様!?」
主の予想外の展開にザマスは動こうとするが……
「おっと、あんたの相手は俺だ。隙なんて見せてんじゃねぇよ」
「父さん達の邪魔はさせない!」
「そこを退くんだ、人間!!」
そこにリークとトランクスが立ち塞がった。
「な、なぜだぁ!!」
「ふん、貴様は何も理解ってないな、サイヤ人を」
「なんだとベジータ!!サイヤ人はただの愚か者ではないか!!!」
「貴様は自己陶酔してんだよ。だから理解ってないと言っているんだ!!」
悟空とベジータの攻撃に押され始めるベビー。
仮にどちらかの攻撃を受け止めれたとしても、もう片方が止められない。
「ぐっ………ぐぐぐっ………貴様ら、どんな小細工を!!」
「言ったじゃねぇか、今度はわかんねぇってよ!!」
「サイヤ人は戦う度に強くなる。それも死にかけるとな。それに………」
ベビーの胸ぐらを掴み上げて言う。
「ツフル人程度の憎しみが、家族を思う気持ちに勝てると思うのか!!」
「ほざけぇ!!」
激昂したベビーはなんとかベジータから抜け出す。
だが状況はベビーの劣勢としか言いようがない。
「ベジータ、良い事言うじゃねぇか」
「うるさい!目の前の敵に集中しやがれ!」
ベジータの横に悟空が並び、ベビーの方を見やる。
「はぁ……はぁ……ザマス!!そして憎しみを持つツフル人達よ!!俺様に力を送るのだ」
「超サイヤ人4じゃねぇからとか関係なく、やはりてめぇに攻撃は効かねぇみてぇだな」
「私は不死だ!!お前達のような愚者の攻撃など意味がないのだ!!だから退くのだ!!」
「残念だがそいつはできねぇ相談だ。トランクス!」
「はい!!」
リークは現在、消耗を押さえる為か超サイヤ人2で戦っている。
「ベビー様が押されている……はやくしなければ!」
(ザマス!!そして憎しみを持つツフル人達よ!!俺様に力を送るのだ)
「ベビー様!?」
「どうした、ザマス!!」
「わかりました………私の力の全てをお使いください!!」
そう叫んだザマスは上空に気の様なモノを送ると地面に落ちていった。
「ザ、ザマスを倒したんですか?」
「………いや、ベビーって野郎の気配が増してやがる!急いで戻るぞ!!」
「いってぇどうしちまったんだ!!」
「これ以上強くなるだと!?」
ベビーの気が膨れ上がっていく。
「ふはははは!!!!漲るぞ!!サイヤ人への憎しみが俺様に力を与える!!」
その気の膨張は収まらず……
ベビーを憎しみの権化へと姿を変えた。
オッス!!オラ悟空!!
更に変身しちまったベビー。
オラ達が強くなるのと同時に強くなってくなんて、なんちゅう執念だ!!
次回、最恐の敵スーパーベビー2
未来を賭けたリークの決断!!
ぜってぇ見てくれよな!!