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「く……そ……」
「今度こそ……うご……けねぇ……」
「ベジータ……王子……カカロット……」
悟空達の援護にきたリークも含め、三人共何が起きたのかわからないままベビーにやられていた。
「こうなると見る影もないな、サイヤ人!!」
「ベビー様、こちらも終わりました」
「そうか。ならばもう終わらせる!!」
ザマスがベビーの元で口利きをし、それを聞いたベビーは両手を前につき出す。
「い、今やられたら………」
「ぐっ…覚悟決めろ!!」
そしてベビーの手元に黒の球体が出現する。
「サイヤ人共よ、今度こそ死ぬがいい!!リベンジデスボー…………ん?」
「撃てぇ!!」
何者かの射撃合図で発射された物は、煙幕弾であった。
「今の内にその人達を運んで!!」
「はっ!!」
そして複数人が悟空達を担いで乗り物に消えてった。
「よろしいのですか?ベビー様」
「ふん、あそこまで痛め付けてやったんだ。いずれ必ず殺してやる」
「そうですか」
「それにだ、あの人間共も俺様の支配下におかなければならない。ならば決着をつけるのは後でもいいだろう」
「……ぐっ………はっ!?」
「よう、起きたかトランクス」
「…悟空さんよく無事で……っつ!!」
「お、おい無理すんなって」
散々敵に痛め付けられた体では、多少の飛び起きでも痛みが走っている様子だ。
「だ、大丈夫です。それよりここは……」
「それなんだけどよ、オラもよくわかってねぇんだ。ただ、助けてくれた人達が奥で待ってんぞ」
「助けてくれた人?わかりました」
悟空に肩を借りながら奥に進んでいくと、決して多くはないが人が見えた。
「ほれ、あの女の人だ」
「女の………え?」
「ん?……トランクス!!起きたのかい!!」
「マ、マイ!?生きてたのか!!」
死んだはずのマイであった。
「よかった………生きててくれて……」
「トランクスこそ無事でよかったよ。それに、ベジータって人が沢山のご馳走をくれたんだ。あれがお前のお父さんだろ」
「父さんが……そういえば母さんからなにか受け取ってたけどこれだったのか」
周りを見渡すと15人位の人がいた。
各々食事をしたり寝ていたりと様々だ。
「そういえば父さんとリークさんはどこに?」
「あぁ、考え事があるって外に…」
「……父さん…」
「……………………」
「何しに来やがった」
「……さぁな……」
立ち尽くすベジータの後ろにリークがやってきた。
その顔は何処か神妙である。
「……気付いていると思うが………」
「…………………」
「俺の超サイヤ人4はまだ完成していない。本来ならば4とは名乗れないだろう…」
「……貴様がパワーボールなんぞ使うからだろう」
「結局はそこか…」
「それに今のお前には…………いや、後は自分で考えろ」
それだけを言い残しベジータは戻っていく。
今度は逆にリークが立ち尽くしていた。
「ふぅ………」
「ねぇ、おじちゃん」
不意に声をかけられる。
リークが振り向くとそこは少年と少女がいた。
「なんだ?」
「私達の為に戦ってくれてるんでしょ?おトランクスお兄ちゃん達が言ってたよ」
「……負けちまったけどな」
「だったら次勝てばいいじゃん!!」
「……そうだな。次は勝つさ」
その後、子供二人に手を引かれて戻って来るリークが見られたとか。
オッス!!オラ悟空!!
ベビーが地上で暴れはじめたらしい。なんとか体は回復してっから今度こそぜってぇに倒すぞ!!
次回、憎しみのエナジー
スーパーベビー2!?
ぜってぇ見てくれよな!!