戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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総集編後半です。前回よりFISの生活事情とかに今回焦点を当てました。そしてアケミがエルフナインのために紙芝居風ルナアタックをダイジェストで説明するわけですが…なんかその、すいません。変なイメージが頭をよぎってしまいまして…キャラ崩壊注意です。



第95話 戦いの歴史!!本当の自分!

「響さんとクリスさんについてはわかりました。けど、マリアさんたちも敵だったんですか?」

「そうデス。私たちは最初理不尽な力に対抗するためにマリアについて行ったんデス。」

「響さんたちとは戦いを通じて分かり合えた。最初は厳しかったけど…」

調の顔は浮かなかった。

「調ちゃん?どうかしたの?」

「私はあの時、響さんに偽善という言葉を言ってしまった。けど、響さんを知ってからあのときの自分を思い出して胸が痛いんです…」

「もう!そんなこと気にしてないよ!私だって調ちゃんがきっかけで学んだことがあったの。ギアだけが戦う力じゃないってことをね。だから気にしないで!」

「ていうかよ、FISの時ってお前らってどういう生活してたんだ?」

クリスが尋ねて来た。

「最初の頃は廃病院で暮らしてました。」

「私と調でみんなのご飯を作ってたんデス!」

「僕はマリアさんのマネージャーの前田 レオンとして活動してました。」

「結構忙しそうだったんですね…」

エルフナインがタオルを回収し始めた。

「けど、生活も苦難だったよ。毎日節約の日々だったし…夏とか冬とか暑くなったり寒くなったりしたら一発アウトだ。」

「けど、寒い日はキャンドモンの大活躍だったよね。」

「ヘヘッ!まあな!」

調が褒めるとキャンドモンがピョンピョン跳ねた。

「あとさ、よくマリアさんがマネージャーの僕に泣きついて来た時があるんだよね。」

「ほんと?何でですか?あのマリアさんに何が?」

響たちが首をかしげた。

「うん、それなんだけど実はうちってみんな好き嫌いが激しいのがマリアさん的に良くないみたいでねえ…

あとケータリングでやたらはしゃいでたし、おまけに緊張のしすぎで翼さんとの初対面で妙に上から目線な感じになって後悔してるし結構慰めるのに苦労したんだよ。」

「マリア…一緒の浮沈で寝てる時にいい匂いがするから…」

「いや、それは関係ないだろ!」

「まあ、なんやかんやあってあたしたちは響さんたちと手を繋いでここまでに至るんデス!」

「随分端折ったな…」

 

 

昔話でワイワイ賑わっているとそこにアケミが入って来た。

「あら、楽しそうね。なんの話してるの?」

「ちょっと昔のこと話してて…」

「あらそうなの!最近みんなの戦いをエルフナインちゃんのために紙芝居風に纏めたのだけれど、どう?見てく?」

「紙芝居風!?面白そうですね!見ます!」

そしてアケミはおもむろに紙を出した。

 

 

「 シンフォギアの戦い ダイジェスト

ノイズを倒せるシンフォギア、その存在は秘匿だった。」

響「私は立花響!花のJK!ノイズが現れちゃったぁー!と思ったら、なんかギアがあったので取り合えず防御!」

そこにはご飯を食べながら走り回る響の絵があった。

「これが響?」

「そしたら2人の味方が現れた〜!

翼「どけどけどけええい!!防人は急には止まらん!」

拓実「俺はミコタク、後ろでサポート、様子見だ!」

そこにはバイクに乗って荒ぶる翼とラップをしながら歩いている拓実が書かれていた。

「愉快な3人の前に手強い敵が現れた〜!」

「俺と翼さんのイメージが割と適当な気が…」

拓実が苦笑していた。

クリス「ヤッホー、クリスチャンだよ〜!バアーン!」

「は?」

クリスがフリーズしていた。

響「やめてください!2人で戦うなんて!」

「しかし〜、戦場で何を馬鹿なことをと跳ね除けられた〜!でもって、2人で激突…しーなかった!」

クリス「そういやあたしフィーネに追い出されちゃってたから協力するよ〜!」

「ずいぶん端折ってるデスね…」

「さてとあとはフィーネだ。一体この日本のどこにいるんだ?って思ってると櫻井了子が現れたぜ〜!」

フィーネ「私はなんか山の屋敷の方にいると思ってたようだが実はお前たちと一緒にいたのだ。」

響「うおおおおー、シンフォギアー」

そこにはやる気のなさそうな感じでフィーネにパンチする響がいた。

フィーネ「うわ、やられたー!」

翼「私たちの戦いは…」

クリス「まだまだ続くぜ!」

 

「って、いう感じだけど…どうk「論外だ!」」

すると顔を真っ赤にしたクリスが息を切らしていた。

「あたしをなんだと思ってんだよ!」

「えー、だってあなたはマリアからしたら愛されキャラじゃない?だからいかにも愛されそうなキャラにしたのよ?ダメ?」

「何れにせよダメだ!」

「ちぇっ…」

そして装者たちの笑い声であふれエルフナインは笑顔を浮かべていた。

(みなさんがみなさんで手を取り合って、笑いあって明日を変える…パパの命題はこれなのかもしれない。だから僕は明日を生きていく…この胸の中に潜むキャロルと共に、2人で1人の僕たちが!)

エルフナインも皆と笑い合う日々をまた一つ過ごして行ったのである。

 




強引すぎる締めですが、許して。

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