戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回の話はGX本編でのFIS組のベストシーンだと個人的に思います。というかタイトルでネタバレ気味ですが気にせず読んでいただければ幸いです。


第89話 さらば友よ!ありがとうを唄いながら

響たちはなおもキャロルの猛攻を受けていた。

「負けない!エルフナインちゃんの願いも戦ってるんだ!」

響がイグナイトモジュールに手を伸ばした。

「イグナイトはよせ!奴に利されては終わりだ!」

「ふん、もはやデジモンも用済み…この辺りでもろともを終わらせてやる!極太のトドメを…ぶっ刺す!」

 

そしてマリアたちの前にはナスターシャが現れた。そしてナスターシャはガングニールをまとったマリアとブラックウォーグレイモンに分裂し、変化した。

「マムがマリアさんとブラックウォーグレイモンに変化した!?一体どうなってるんだ!?」

「私はフィーネ…終わりの名を持つもの…」

「お前はフィーネ…その名を背負い続けるしかない!」

マリアはそれを見ても冷静だった。そんなマリアを前に幻マリアはHORIZON†SPEARを放った。

「お前…そうか!お前は私の中の過ちが具現化したものなんだ!」

「けど、そんなのがどうしたデスか!黒歴史は…塗り替えてなんぼデス!」

「やろう!私たちでこの罪を…超える!」

(ここから先は ありがとうを唄いながら を聴きながら読むのを勧めます)

「真の正義を背負った今!どれだけあの言葉が?」

マリアたち3人は幻マリアを、爽谷たちデジモンはブラックウォーグレイモンを攻撃していた。

「傷つくから信ずことを諦めてたあの日々…」

「うおおおおおおお!!!!!」

シャイングレイモンたちはデジクロスが解けてもなお闘志を胸にブラックウォーグレイモンと戦っていた。

「ジュエルビーモン究極進化!!グランクワガーモン!!」

「デスメラモン究極進化!!ボルトモン!!」

グランクワガーモンがブラックウォーグレイモンの左腕をハサミで切りつけるがあっさり弾かれた。しかし、続けざまに放たれたボルトモンの攻撃を受けよろめいた。

「ブラックアウト!」

スコピオモンも毒霧を放ちブラックウォーグレイモンを麻痺させた。

 

 

SONG本部では、エルフナインがマリアを介してウェル博士と協力してシャトーの機能を停止させようとした。

「そうだ!司令、フォトスフィアを使えばなんとかなるかもしれません!」

友里が弦十郎に提案するとすぐに藤堯に命令した。

「ナスターシャ教授の残したものを使われてばっかりじゃあ、癪なんでやり返してやりますよ!」

藤堯により、レイラインを元にデータは処理された。しかし、なおも世界の分解は進んでいた。シャトー内部でもマリアの攻撃に3人は連戦も相成ってか苦戦を強いられていた。

「この罪は…!」

「みんな一緒じゃなきゃダメデス!」

「1人だけで死のうと考えるな、マリア!」

シャイングレイモンたちの励ましでマリアは剣を握った。

「ブラックトルネード!」

「ぐわああああああああああああ!!!!」

スコピオモンと爽谷はあっという間に吹き飛ばされた進化が解かれてしまった。

「くっ、すまない爽谷。ミーの怪我はヤバイ感じだ。」

「あとは僕に任せろ!」

スコピオモンはクネモンに退化したが爽谷のデジヴァイスに戻された。

「ドクター!私たちでこの場を命がけで食い止める!だから世界を!」

ウェル博士は悪いような感じで笑ったがすぐにまた作業を続けた。

(今のドクターの笑顔…そうだったのか!ただ単に僕の目が節穴だっただけだ!僕たちには世間一般のいう団結は確かにない!それは信じるのを諦めていたからだ。けど、今なら…この未来へと羽ばたくこの瞬間に僕たちは初めて一つになれた!僕たちは仲間なんだ!家族なんだ!改めて清らかな何かを感じる…)

「ダブルスピリットレボリューション!ライノカブテリモン!」

ブリッツモンとボルグモンのスピリットを同時にスライドし、爽谷は一気に懐へと突進して来た。

ドクターの手により確実にシャトーは壊れ始めて来ていた。

「やめろ…俺の邪魔をするのはやめろ!やめろおおおおおおお!!!!!!」

マリアが一気に間合いを詰めてアームドギアで幻マリアを攻撃した。

「翼とステージで歌えて良かった…次があるならあなたと朝まで歌いたいものだわ!」

笑顔を浮かべながらマリアは追撃しようとしたが幻マリアに攻撃を弾かれた。

「マリア…何を!?」

翼が動揺を露わにした。

「命がけで戦った相手であっても仲良くなれるクリス先輩は凄いなって憧れてるデスよ!」

続いて切歌が鎌を構えた。

「お前にだってできる!できてるよ!!」

調もヨーヨーを構え始めた。

「あの時、偽善と響さんのことを何にも知らないのに言ったこと…謝らなきゃなのに」

「そんなこと気にしてない!だから!」

爽谷のタックルでブラックウォーグレイモンが吹き飛ばされ隙が生じた。

「ありがとう、拓実、姉さん。僕の真っ黒な世界に光を見せてくれて…この世界はとても眩しかった!この光だけは命の光なんだって分かった!ほんとうに…ありがとう…」

「爽谷?何を言ってるの爽谷!?」

アケミが取り乱しながら机をバンと叩いた。

「なん…だって?」

目を覚ました拓実はゆっくりとシャトーを見つめた。その中では、トドメを決めるべく最後の構えをとっていた。

「コンデンサストーム!」

「ディメンションシザーズ!」

「トマホークシュタイナー!」

ブラックウォーグレイモンが攻撃を受けよろめいているとシャイングレイモンが顔面を掴み中に投げ飛ばした。

「グロリアスバースト!」

それを受けてブラックウォーグレイモンはデジメモリを残し消滅した。

 

 

「やめて!私とパパの邪魔をしないでよおおおおおおお!!!!」

少女のように泣き叫びながらキャロルはエネルギーをためていた。エルフナイン自体も出血がますます悪化し、倒れそうだったが晄に支えられなおも立ち向かって行った。

「キャロルに世界を壊させはしない!」

エルフナインの援護で間も無くシャトーの機能が停止しようとしていた。調と切歌の攻撃で幻マリアはアームドギアを弾かれ、隙だらけとなった。

「笑顔の涙上がり…」

「切に!」

「調べ!」

「貫いて!さあ、暁の詠み歌え!」

マリアがアームドギアを構えて攻撃しようとしたが最後に幻マリアはマリアの妹であるセレナに変わった。

「セレナあああああああああああああああああああああああーーーーーーー!!!!!」

しかし、マリアはそのままセレナにトドメを刺した。

<SERE†NADE>

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

キャロルの暴走でチフォージュシャトーは完全に破壊されてしまい地上に落下してしまった。

そしてマリアたちの反応は

 

 

 

 

 

 

______________消失した。




今回はあとがきは無しです。実際な話ネタが微妙につきかかってますwwwww

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