戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回は調と切歌が暴れ回ります!そしてアプリももう時期かな?早くアプリでも暴れさせたいと思いながら楽しみに待ってます!まさかとは思うけどAXZ放送に合わせてアプリ来るんじゃ…まさかね…


第72話 ザババ・オンステージ!

「Various shul shagana tron」

 

(ここから先はジェノサイド・ソウ・ヘブンを聴きながら読むのを勧めます)

 

 調が光に包まれながら地に降り立った。調は新たにアームドギアであるヨーヨーを武器にアルカノイズを攻撃した。さらにα式 百輪廻と切歌の切・呪リeッTぉでアルカノイズを牽制して行った。

 

「デスメラモン、キュウビモン、サラマンドラモン!デジクロス!」

 

 調がデジヴァイスを構えながら、デジメモリで2体を呼び出した。そして3体は合体した。デスメラモンはチェーンは炎を放ち、腕には尻尾のように分裂した砲塔らしきものが装備されていた。

 

「デスメラモンX3!炎上!」

 

 デスメラモンがパワーアップしたヒートチェーンでゴーレモンを押さえつけた。

 

「ジュエルビーモン、メガシードラモン、サーチモン!デジクロス!」

 

 切歌もデジヴァイスを構えた。ジュエルビーモンの武器である槍にメガシードラモンの避雷針が取り付けられ、目元にはゴーグルのようなものが現れた。

 

「ジュエルビーモンX3!一掃!」

 

「ヘビーメタルバーナー!」

 

 体全体から放った炎でゴーレモンが消し炭にされた。

 

「お前たち何をしているんだ!?」

 

「すぐに戻れ!自分たちが何をしているか…」

 

 弦十郎とクダモンが調と切歌に帰還するよう命令したが、2人はこれを拒否して戦いを続けていた。

 

「今のうちにギアの修復を!」

 

「私たちが時間を稼ぎます!」

 

「スパイクスプレッドバスター!」

 

 分裂したスパイクバスターがブルーメラモンとスカルグレイモンを攻撃した。

 

 調もイナバウアーの要領で行う華麗な舞でアルカノイズの解剖器官に触れずして一掃した。

 

<Δ式 艶殺アクセル>

 

 スカートをノコギリに変形させ近づいてきたアルカノイズを難なく撃破し調は笑みを浮かべた。

 

「強くなりたい 守られるだけだと 胸にある想い 果たしきれやしない!」

 

 調と切歌に兵士たちがアルカノイズをある程度撃破しているのをミカが傍観していた。

 

「ふーん…ニコイチでもギリギリ?これはお先真っ暗だぞ!」

 

 ノリノリでミカが戦いを見ているとデーモンから連絡が入った。

 

「ミカ、君は切り札を使いたまえ。一気にあのウジ虫を始末するのだ。」

 

「もうちょっと待って〜!あいつらの見極めが先だぞ〜!」

 

「チッ、木偶人形が…」

 

 デーモンはそう言いながら通信を切った。

 

「あの2人の適合係数が低下しない!?どうして!?」

 

 アケミが適合係数の低下を起こさない2人を不審そうに見ると緒川がその場に現れた。2人はメディカルルームで手に入れたのは今は亡き天羽 奏の使用していたModel KのLiNKERだった。しかし、それはウェル博士の調整したLiNKERよりも危険性は大きいものだった。

 

「あいつら…」

 

「スパイクスプレッドバスター!」

 

「ヘビーメタルバーナー!」

 

 ジュエルビーモンX3とデスメラモンX3は余裕の表情で敵のデジモンを撃破した。

 

 

 

 一方、拓実と爽谷もデーモンの刺客と激突していた。

 

「メタルシードラモン、サブマリモン、メタルガルルモン!デジクロス!」

 

 メタルシードラモンの体にはメタルガルルモンの胴体の砲台が、角はサブマリモンとそれほど変化してはいなかった。

 

「メタルシードラモンX3!凍結!」

 

「スコピオモン!デジクロスで行くぞ!」

 

「おう!」

 

 レーベモンに進化していた爽谷はスピリットレボリューションを解き、デジヴァイスを構えた。

 

「スコピオモン、アンドロモン、メタルグレイモン!デジクロス!」

 

 スコピオモンの尻尾にメタルグレイモンのトライデントアームが取り付けられ、脚部にアンドロモンのパーツが取り付けられた。

 

「スコピオモンX3!断殺!」

 

 メタルシードラモンX3は胸部からのガルルトマホークでマッドレオモンの羽を凍りつかせた。

 

「獣王堕拳!」

 

 マッドレオモンが拳で抵抗するもメタルシードラモンには傷一つつかなかった。

 

「今だ!一気に行け!」

 

「ああ!ブリザードクラッシュ!」

 

 胸部から発射されたガルルクロスレーザーで凍結したマッドレオモンを前に空中へ舞い上がったメタルシードラモンは角を回転させて一気に貫いた。マッドレオモンと融合していたシューツモンのスピリットを回収せずに拓実は急ぎ、発電所へ向かった。

 

「トライデントスピアー!」

 

 スコピオモンX3の尻尾を伸ばした攻撃はカルマーラモンを撃破したがマリンデビモンはなおも妨害を続けていた。

 

「こいつ!」

 

「爽谷!ここはミーに任せな!ユーは発電所へ!」

 

「うん!」

 

 スコピオモンにその場を預けた爽谷は発電所へ向かった。

 

 

 

 発電所の内残った二箇所もそれぞれファラとガリィに破壊された。

 

「該当エリアの電力消費が著しく、エネルギー総量が目標値まで低下中…」

 

 ファラがキャロルに報告するとそこに拓実が現れた。

 

「そこまでだ!よくもやってくれたな!」

 

「あらあら、しつこい方ね。」

 

 ファラがソードブレイカーを構えた。

 

「もういいファラ。ここは引け。あとは俺がやる。」

 

「はっ、始まるのですね?」

 

「余所見すんじゃねえ!」

 

 拓実がファラに石を投げつけたが風で切り裂かれた。

 

「終わるのさ!そして万象は___目次録にて記される!」

 

 キャロルとの通信を切ったファラはテレポートジェムを取り出した。

 

「待て!勝負はついちゃいない!」

 

「いいえ、全ては私たちの計画通り」

 

 そういうとファラは姿を消した。

 

「なんだってんだ。この嫌な感じは…」




「全くどうしてキャロルの人形とはこんなに面倒なのが多いんだ!性根が腐ってるのに、おっさん臭いのに、the 派手につるぎloveってロクなのがいないじゃないか!はあ…辛い」
「そんなのはまだいいだろデーモン」
「キャ、キャロル!?聞いてたのか?」
「何より辛いのはあれが俺から生まれたわけだ。特にガリィの性根が腐ってる言葉が1番来るんだよ…」
「ええっと…どんまい…」

第61回 デーモン、キャロル(inキャロル居城)

さて、今回はジュエルビーモンとデスメラモンのデジクロスチョイスのきっかけを語ろうと思います。
まずジュエルビーモンですが武器がメガシードラモンの避雷針っぽいのと広範囲に拡散したら切ちゃん同様"絶対に絶対"、防御方法も無くなるんじゃね?って思い採用しました。
続いてデスメラモンですが、このデジモンの売りは炎なので同じ系統のデジモンに固めて売りを引き上げるというシンプルな理由です。もうとにかく熱いです。どこぞのお米食べろ言ってる人といい勝負です。

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