戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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タイトルからしてガングニールが応えなくなっちゃったら一体誰が歌うんだと言うとあの人がいるわけですよ。


第66話 ガングニール再び!魂の歌!

 フロンティア事変の少し前、マリアはナスターシャから計画には破損したセレナのギアは使えないと判断され返却された。

 

「これから偽りを背負うあなたへの小さなお守りです。」

 

 ナスターシャの言葉にマリアは外を見た。

 

「私…輝けるのかな?セレナのように…」

 

 マリアはそんなことを思い出しながら、食事をしていた。そんな時警報が鳴り響いた。

 

 

 

 エルフナインのおかげで本部のレーダー補足の性能が上がり場所を特定できていた。しかし、現在SONGは調と切歌はまともに戦えない上ギアの破損した翼、クリス、マリアを急行させられない状況にあった。

 

「こちら爽谷!場所は分かりました。今から向かいます!」

 

 爽谷が買い物袋を持ったまま走り出した。

 

「ガングニールが…答えてくれないんだ…」

 

 響が歌えなくなったのを聞き、未来たちは動揺していた。

 

「歌わないのではなく…歌えない?」

 

「そんな!」

 

「緒川!」

 

「心得ています!」

 

 SONG本部でも響の危機を確信した弦十郎が緒川に共助に向かうよう命令した。マリアも緒川のサポートをするべく向かった。

 

「なんで…聖詠が浮かばないの?」

 

 響が狼狽える中、デジモンたちはデビモンとヴァンデモンに苦戦していた。

 

「デスクロー!」

 

「ナイトレイド!」

 

「ぐわああああああ!!!!」

 

 その時、現場にスナイモンと爽谷が現れた。

 

「待てオートスコアラー、僕が相手だ!スピリットレボリューション!ブリッツモン!」

 

 爽谷は雷のヒューマンスピリットを構えた。そしてブリッツモンに進化した。

 

「アニメじゃないのよ!?」

 

「あらあ〜!部外者は…消えな!」

 

 ガリィがデジモンとアルカノイズに命令を下した。

 

(まあ、ギアを纏えないこいつと戦っても意味はない…じっくりと痛めつけてやるかねえ…)

 

 不敵な笑みを浮かべたガリィを前に寺島がため息をついた。

 

「あーもー!まどろっこしいなあ〜!」

 

「詩織!?」

 

「テラジ?」

 

 普段お嬢様感溢れる寺島のありえない行動にアルカノイズは勿論デジモンたちもポカンとしていた。

 

「え?」

 

「あんたたちと立花がどういう関係か知らんけど、ダラダラやんならあたしら巻き込まないでくれる?」

 

「お、お前…こいつの仲間じゃないのか?」

 

「ハッ!ジョーダン!たまたま帰り道がおんなじだけ!オラ!道を開けなよ!」

 

 予想外の展開にガリィは大人しくアルカノイズたちの攻撃をやめさせ、デビモンとヴァンデモンを引っ込めた。

 

「一体何が?」

 

「行くよ!」

 

 安藤が響の手を引いた。デジモンたちも皆のデジヴァイスに戻った。

 

「何はともあれこれで!トールハンマー!」

 

 ブリッツモンが隙だらけになったラーナモンを不意打ちで攻撃した。

 

「レインストリーム!」

 

 ラーナモンが雨雲を呼び出した。

 

「させるか!シャドウシックル!」

 

 スナイモンがラーナモンを吹き飛ばした。

 

「さあ、次はお前だ!はああああああ!!トールハンマー!」

 

 ブリッツモンがガリィに向かって行った。

 

「あんたって妙に度胸あるわね!?」

 

「去年の学祭のテンションもなんか違ったし!」

 

「今のって…お芝居!?」

 

「へへ…たまにはあたしたちがビッキーを助けないとね!」

 

「我ながらナイスな作戦でした!」

 

 ブリッツモンがガリィを殴ろうとしたところ背後から触手のようなもので押さえつけられた。

 

「レディーを後ろからなんて…大胆ですねえ〜

 

 でも、そううまく行くと見せかけてその希望をバッサリと摘み取るのよねえ…スライドレボシューション!カルマーラモン!」

 

 人魚から上半身が人型、下半身がイカ型のデジモンに姿を変えるとカルマーラモンはブリッツモンを触手で締め上げ始めた。

 

「ぐあああああああああ!!!!」

 

「こいつ!シャドウシックル!」

 

 スナイモンがブリッツモンを助けようとしたが、カルマーラモンに避けられてしまった。

 

「ネーロコルソ!」

 

 溶解性の墨を受けてスナイモンはクネモンに戻ってしまった。

 

 そしてガリィはアルカノイズに攻撃命令を行なった。アルカノイズの攻撃で響は靴を分解されギアのペンダントを放り投げてしまった。そこに緒川の車が到着し、マリアが空中でそれをキャッチした。

 

「Granzizel bilfen gungnir zizzl」

 

「マリアさん!?」

 

 マリアが響のガングニールを纏い、アルカノイズに向かって行った。

 

(ここから先は烈槍・ガングニールを聴きながら読むのを勧めます)

 

「アルカノイズの白い部分は分解器官だ!用心しろ!」

 

 弦十郎の助言のままにマリアは急ごしらえとはいえアルカノイズを次々と撃破した。

 

<HORIZONT SPEAR>

 

 アームドギアの攻撃でアルカノイズとカルマーラモンが吹き飛ばされた。それにより爽谷が解放された。

 

「マリアさん!?」

 

「今はこいつらよ!」

 

(戦える!この力さえあれば!)

 

「はい!ミョルニルサンダー!」

 

 カルマーラモンは雷の雨で撃破されスピリットはガリィの元に戻った。マリアはアルカノイズの分解攻撃を物ともせずアームドギアと格闘技で次々と撃破して行った。

 

「だったら、お返しだ!スライドレボシューション!ボルグモン!」

 

 ブリッツモンはビーストスピリットで人型から戦車のような姿に変わった。

 

「想定外に次ぐ想定外…捨てておいたポンコツがそのまま役に立つとはねえ…」

 

 ガリィはまたも不敵に微笑んだ。

 

「マリアさんが…私のギアで戦っている?」

 

 響の困惑をよそにそのままマリアがガリィに特攻するもバリアーにより防がれてしまった。

 

「それでも!」

 

 アームドギアを分散させて胴体をすきだらけにしたマリアだったが胴体にもバリアーが張られた。

 

「危ない!マリアさん!」

 

 ボルグモンがアルカノイズを一掃する中、マリアはガリィの一撃で吹き飛ばされてしまった。

 

「決めた…ガリィの"相手"はあんたよ?」

 

「相手?」

 

 そういうとガリィは水を剣のように変化させギアを破壊しようとした。しかし、ギアからのバックファイアでマリアの変身が解けてしまった。しかもマリアは目から血を流していた。

 

「マリアさん!クソッ!フィールドデストロイヤー!」

 

 ボルグモンがガリィに攻撃したが、ことごとく防がれた。なんとか頬を攻撃すると逆上したガリィの剣で左腕を切りつけられ倒れ伏した。

 

 そして人間に戻ると容赦なくガリィに踏みつけられた。

 

「があああああ!!!」

 

「何よ?この程度!?あーつまんない!」

 

 そういうとガリィは爽谷を何度も踏みつけ、木に向かって蹴飛ばした。そしてテレポートジェムで撤退した。

 

「ノイズをレシピにしてアルカノイズを所持しているのなら向こうは位相に干渉するくらいの技術を備えています」

 

「んなことよりもだ。あいつらは無事か!?」

 

 エルフナインの説明をよそにクリスがモニターを見た。

 

「駆けつけたマリアさんが響ちゃんのガングニールを纏ったけど、爽谷君が負傷してしまったの。」

 

「マリアに爽谷が!?」

 

「ってことはつまり…」

 

「自分をギアからのバックファイアで虐めながらギアを纏ったのだ。無茶をする…しかし、冷泉が今ここで倒れては厄介だな。」

 

 事に対して翼は冷静を保っていた。

 

「なんてこった…」

 

 拓実がモニターを前に唖然としていた。

 

 

≪u≫____________________≪/u≫

 

 

 戦いが終わり、マリアは血の涙を流しながらペンダントを握っていた。

 

(私がガングニールを失わなければ…いや、それは未練だな)

 

 マリアが立ち上がり、響たちの元へ歩き出した。

 

「君のガングニー…」

 

 響がマリアから無理矢理引ったくった。

 

「私のガングニールなんです!これは誰かを助ける力!私がもらった私だけの物なんです!」

 

 そして目を背けながら響はマリアに謝罪した。しかし、マリアは凛とした表情のまま響を見て、ガングニールはお前のものだから目をそらすなと言った。爽谷も左肩から出血しながらもなんとか立ち上がった。血の涙を流したままのマリアを前に響は目をそらしてしまった。そしてマリアはすぐに負傷した爽谷の方に向かった。

 

「大丈夫?爽谷」

 

 マリアが心配そうに駆け寄り、車に乗せた。

 

「僕は大丈夫。けど、マリアさんの方が心配ですよ。調と切歌同様LiNKERなしでギアを纏ったんですよね?」

 

「私は…」

 

「分かってます。立花さんを再起させようとしたんですよね?今の立花さんは迷っている。それをあなたは正しい方へ導いたんですよね?」

 

「ええ…」

 

(けれど私はもっと強くなくては…!でなきゃ彼女を導くどころか誰も守れない…)

 

 その夜響は未来に自らの力でだれかを傷つけるのではという恐れを克服した。

 

「響…」

 

 アグモンも今回の戦いは響の心の迷いのため、デジヴァイスから出ることができずにいた。すると、未来が不安だった響の手を優しく包み込んだ。

 

「私は知ってるよ。響の歌は誰かを傷つける歌じゃないってことを」

 

≪u≫____________________≪/u≫

 

 一方、キャロルの城にはガリィが帰還していた。

 

「勝手に手の内を見せるとはな…」

 

 キャロルの眼光を前にガリィはあざとい雰囲気になった。

 

「そんな顔しないでくださいよ〜ロクに歌えないのと歌っても大したことないのと地味そうなのが相手だったんですよ?あーんな歌なんかむしり取ったって使いもんになりませんって!」

 

 キャロルがなおもガリィを睨みつけていた。

 

「キャロル…何れにせよシンフォギア装者たちでは私たちには勝てない。一気に動ける装者を消してしまうのはいかがかな?」

 

「デーモン…いいだろう。次こそ奴を叩けガリィ。これ以上の遅延は計画が滞る。」

 

「レイラインの解放…」

 

 デーモンがガリィを見た。

 

「はい!ガリィにお任せです!」

 

「ただし、今回は戦闘特化型のミカをつける。いいな?」

 

「イイぞ!」

 

「先に言ってんじゃねえよ!」

 

 ミカに突っ込みをすると舌打ちをした。

 

(あの時ハズレ装者をやっておけば…!)

 

「では、2人とも頼むよ。キャロルのために…」

 

 そういうと2人は出撃した。

 

≪u≫____________________≪/u≫

 

 そして翌日、マリアと調に切歌、爽谷、アケミはナスターシャの墓参りに来ていた。

 

「マムの大好きな醤油です。」

 

「私や爽谷は反対したけど"常識人"の切ちゃんがどうしてもって…」

 

(マムは日本の味が好きだった。けど、醤油を供えていいのかな?)

 

「マムに会うのは何年振りかしらね。けどこんな形で会うなんて…マリア?どうかした?」

 

 アケミがマリアを見ると浮かない表情を浮かべていた。

 

(ネフィリムと対峙したアガートラームに今回のガングニール…窮地をいつだって乗り越えたのはいつだって他人の力だったものばかり…)

 

「最近ずっとそうなんだよ。マリアももう少し俺を頼ってくれたらいいのによ。」

 

 デジヴァイスからアグモンがやれやれと言っていた。普段なら余計なことを言うなと叱るマリアだったが、ひたすらナスターシャの墓標を眺めていた。

 

「変わりたい。私自身の力で…」

 

「それは私たちも同じデスよ…」

 

 マリアと調に切歌が曇った表情を浮かべて、爽谷とアケミはそれを心配そうに眺めていた。

 

「さてと、そろそろ戻りましょうか。この後エルフナインから大事な話があるみたいよ。」

 

「ええ…」

 

 マリアたちはSONG本部へ戻った。

 

≪u≫____________________≪/u≫

 

 SONG本部では錬金術師の対抗策としてエルフナインが新たな作戦を立案していた。

 

「今オートスコアラーではファラ、レイア、ガリィと未だ姿を見せないミカの4体になっています。」

 

「くそっ!人形遊びに付き合わされてこの体たらくか!」

 

「しかも、ご丁寧に四天王とはねえ。どいつもこいつも化け物ぞろいだな。」

 

「その人形たちはキャロルの護衛目的なのでしょうか?」

 

 エルフナインの言葉に苛立つクリスと危機感を覚える拓実の横で冷静な緒川がエルフナインに質問したが、シンフォギア装者より高いと言うことしか考えられないと告げた。

 

「そしてこの状況を打破するために用意されたのが"プロジェクトイグナイト"だ」

 

「プロジェクトイグナイト?」

 

「そんなことが可能なのですか?」

 

「錬金術を応用させれば…不可能ではありません。リスクを背負って対価を勝ち取る。そのための魔剣・ダインスレイフです。」

 

 その時、アルカノイズが現れた警報がなった。

 

「ついに…ミカまで…」

 

 緊迫した表情を浮かべたエルフナインを見て拓実は弦十郎の方を向いた。

 

「司令!今立花さんはギアを纏えません!俺が救助に向かいます!」

 

「分かった!現状動けるのは君だけだ!気をつけろよ!」

 

「行くぞベタモン!」

 

「ああ!」

 

「頼むぞ!派手にホームラン打ってこい!」

 

「任せろ!」

 

 拓実は現場に向かった。

 

≪u≫____________________≪/u≫

 

 雨が降りしきる中、響と未来は逃げていた。突然目の前にアルカノイズとミカが現れたのだ。響はそんな中未来に自分が初めてギアを纏った時誰かを傷つけようとしたから歌ったのか聞かれた。未来も安藤たちから響が歌えるようになるには戦う理由を思い出させるしかないという仮定を聞かされ尋ねたが、響は答えなかった。

 

「逃げないで歌って欲しいぞ〜!あっ、それか歌いやすそうなとこに誘うか〜!」

 

 ミカはアルカノイズとアグニモンを率いていた。逃げ回る2人を追い詰めるべく近くにいたアルカノイズに壁を突き破らせ、自身は先回りした。2人は工事現場に入り上に逃げるがアルカノイズにより階段を破壊され響がミカの目の前に落下した。

 

「響!お願いピヨモン!」

 

「うん!ピヨモンワープ進化!!ホウオウモン!」

 

 ホウオウモンがアルカノイズを一掃した。しかし、またもアルカノイズが出現した。

 

「アグニモン!やっちゃえ!」

 

 アグニモンがホウオウモンを攻撃し始め、響とミカが睨みあった。

 

「さっさと歌っちゃえ!いい加減戦わないと君の大事なものを解剖しちゃうぞ!」

 

 未来の近くにアルカノイズが迫っていた。拓実も大急ぎで向かうが距離があるため到着は遅れていた。

 

「君が戦わないんならこの町の奴らを犬や猫も一匹残らず解剖しちゃうぞ〜!」

 

 大はしゃぎでミカは響を見た。しかし、響はなおも聖詠を口にできなかった。

 

「本気にしてもらえないんなら…終わりだぞ!」

 

 ミカが不敵に笑みながら未来を見た。

 

「未来!

 

 邪魔しないで!スターライトエクスプロージョン!」

 

 ホウオウモンの一撃を受け必殺技を放つ前にアグニモンは爆発した。

 

「させないぞ!スライドレボリューション!」

 

 すると爆炎を切り裂いて魔竜型デジモンのヴリトラモンが姿を現した。

 

「響!あのね!響の歌は誰かを傷つけるものじゃない!」

 

 ホウオウモンのピンチで未来は響に声援を送った。

 

「そうさ!伸ばした手は誰かを傷つけるためにはないんだ!」

 

 アグモンもデジヴァイス越しから話しかけてきた。

 

「私だから知ってる!だって私は響と"戦って"救われた!私だけじゃない!みんな響の歌に救われたんだよ!?だから今日繋がって生きてるんだ!だから怖がらないで!」

 

 かつてウェル博士に利用され響にために神獣鏡のギアを纏い、その結果響と戦った未来は彼女の歌の本質を知っていた。しかし、アルカノイズは容赦なく未来を攻撃しようと迫った。

 

「やめろ!うわっ!」

 

 ホウオウモンも未来を助けようとしたが、横からヴリトラモンのコロナブラスターを受けた。そしてミカが足場を攻撃した。

 

「ばいなら〜!」

 

 

 

 未来は落ちていった。響はそれを見て必死に聖詠を口にした。

 

「うおおおおおおおおおおーーーー!!!!

 

 Balwisyall Nescell gungnir troーーーーーーーn!!!!!!」

 

 響の思いがガングニールに届いた。そしてデジヴァイスも光り輝いた。

 

(ここから先は限界突破 G-beat を聴きながら読むのを勧めます)

 

 そして未来が落下しようとする中響に助けられた時のことを思い出していた。

 

「私の大好きな響の歌を…みんなに…」

 

 落下する中響が未来を抱えて地面に立ち、その横ではウォーグレイモンも立っていた。

 

「ごめん…私この力と責任から逃げていた。だけどもう迷わない!だから聞いて!わたしの歌を!」

 

 響の復活であたりが太陽で光り輝いた。ここに立花 響は復活した。

 




「はあ〜しんど。GX編の最終決戦まで出番がないかと思ったけど、なんとかギアを纏えたし万々歳ね。」

「マリアさん?」

「それにしても遅めのランチを豪華に奮発した甲斐があったわ。LiNKERなしでどうにかこうにかなったんだし」

「ダメだ。聞こえてないようだ」

「マリアのやつ血涙流しておかしくなったのか?」

第57回 マリア、爽谷、アグモン(in戦いの後)

今回マリアさんは血の涙流しながらギアを纏えたわけですが、ガリィちゃんには勝てませんでした。そんな中でも爽谷はちゃっかり触手プレイとSMプレイなるものを食らい、軽く負傷しています。断っておきますが、爽谷はMではないです。

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