戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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第212話 ネフィリム襲来!悪夢の時

マリアとセレナはこっぴどく叱られてしまったものの、ナスターシャ教授は対策を練るべく誘き寄せる場所を探し作戦を練りこんでいた。

 

「マムが私たちのために動いてるなら頑張らないとね。」

 

「そうね、2人ともごめんなさい。」

 

その後少しでも連携が取れるようにと互いに訓練を行う中、ついにネフィリムが動いた。

 

「ついにきたのね?マム!」

 

「現在街中には一体のみ、しかもノイズが自然発生しています!4人でうまく対処をお願いします!」

 

「了解デス!」

 

早速現場に向かったマリアたちが目にしたのはノイズを撃破しているネフィリムだった。

 

「あれは?一体どうしたというの?」

「デモンストレーションだよ。兵器の有用性を示すのには必要だろう?」

 

爽谷が戸惑うマリアたちの背後でスナック菓子を食していた。

 

「どう?これでもまだネフィリムを奪うわけ?あんなにいい兵器を手放してもいいのかな?」

 

包み紙を投げつけて爽谷は去った。

 

「手放していい兵器だよね、マリア?」

 

「ええ私たちは認めない、あんな絆を奪う代物を断固として!行くわよ!!」

 

マリアたちもギアを纏いデジモンたちも完全体に進化させ7対1の状況に持ち込んだ。

 

「私たちは負けない!」

 

数の有利性そして連携により黄色い幼体ネフィリムはあっという間に追い込まれた。

 

「あーあー、やっぱりリンチはするんだ。でもこっちも対策は練ってあるんだけどね。」

 

爽谷が街から離れケータイを取った。

 

「はあああああ!!」

 

装者とデジモンの連携攻撃でネフィリムはあっさり撃破された。

 

「ふう…なんとか勝てたわね。」

 

その時通信機が鳴った。

 

「一大事です!今度は山道周辺に緑の幼体が!今移動車両を向かわせています!」

 

「なんですって!?」

 

急ぎマリアたちは緊急車両に乗った。調を除いて…

 

「私が先行する!私のギアで出来ることをするんだ!」

 

「ええ、気をつけてね。」

 

調が禁月輪で現場に急行していた。すでに現場ではネフィリム幼体が暴れまわっていた。

 

「これ以上はさせない!」

 

調が勢いをつけてヨーヨーを投げつけて着地した。ネフィリムの脚を切断し、調は連続攻撃でネフィリムの攻撃から一般人たちを守っていた。

 

「早く逃げてください!」

 

マリアたちも遅れてやってきて一気に優勢になったかと思われた。

 

「通信?」

 

「マリア…ドクターアドルフが!」

 

通信からナスターシャが呼びかけるがあっさり途切れてしまった。

 

「やられた!でもどうしたら?」

 

全員が攻撃の手を緩める中、ネフィリムは再生してしまった。

 

「ここは任せるデス!マムを早く!」

 

「…分かったわ、託したわ!」

 

マリアはセレナを連れてその場から走り去った。


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