戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回はシカゴに入るとこあたりです。次回で本格的な戦闘になります。本日はウルトラマン芸人がアメトーーク!でやるそうですが見られたらいいなって感じです。金子のおっさんは見るんですかね?


第182話 シカゴ制圧戦開始!

仮設本部を作ったSONGは早速シカゴ以外に散らばったデジモンおよびアルカノイズの征伐に向かっていた。

 

「アルカノイズは問題ないので迅速に撃破してからデジモンを倒すのだ!そうすれば米軍による救助も進む!頼んだぞ!」

 

「チィッ!どこもかしこもひでえことになってやがる!」

 

一番最初に街の上空に入ったクリスが本部と通信しながら早速カラテンモンと遭遇した。

 

「頼むぞ、ハグルモン!」

 

「ハグルモンワープ進化、メガドラモン!」

 

メガドラモンに進化するとクリスはアルカノイズを追いかけた。

 

「空中を飛び回るタイプならあたしのイチイバルの格好の的だ!」

 

「司令、天羽々斬にアガートラームも敵との交戦を開始しました!」

 

友里の報告通り、翼はマッハガオガモンと、マリアはガルダモンとそれぞれ戦闘を開始していた。

 

「貴様にかまけている余裕はない!一気に終わらせるぞ!」

 

翼はマッハガオガモンに向かって走り出した。

 

「今はただすべきことを為すだけ!かかってきなさい!」

 

マリアはガルダモンにアームドギアをで攻撃を仕掛け、注意を引きつけた。

 

すると本部のモニターにもイガリマとシュルシャガナの反応が現れた。

 

「続いてイガリマとシュルシャガナも到着しました!」

 

「あれデスね!調、空飛ぶやつは任せたデス!!」

 

「うん、私たちは陽動役…!」

 

本部では各地で戦闘を始めた5人の様子を見つつシカゴの様子を把握していた。

 

「響ちゃん、拓実くん、爽谷!みんなもう所定の位置についたわ!」

 

「はい!」

 

「姉さん改めて確認するけど、今回の作戦はまず装者を散会させて敵のテリトリーを減らし僕たちはシカゴに一直線に向かうんだよね?」

 

「そう、そうすればリコリスを追い込める!その上で奴をひっ捕らえるのよ!!」

 

「分かりました。必ずこの作戦を成功させます!!」

 

拓実と爽谷も特訓を終えてすでに単独でのハイパースピリットレボリューションを可能にしていたが、最初から変身という特訓に関しては成功しないままこの作戦に赴くことになった

 

「立花さん、シカゴに降り立ったらまずはアルカノイズから潰そう!その上で奴をあぶり出すんだ!」

 

「分かりました。ちょうど目の前にも迫ってますしね!」

 

「「スピリットレボリューション!」」

 

拓実はヴォルフモンに、爽谷はチャックモンに姿を変えミサイルから降りた。

 

「…来たか。随分荒っぽい歓迎だな。」

 

リコリスがその辺の店から盗んだ飲み物の容器を放り投げるとおもむろにシャボン玉を吹き出した。

 

「この玉はお前たちの未来の暗示だ。せいぜい無様に死んでくれ。」

 

「うをおおおおおおお!!!」

 

響が向かってくるアルカノイズを次々とパンチ一撃で撃破していった。

 

「ツヴァイ・ズゥイーガー!」

 

「スノーボンバー!」

 

ヴォルフモンとチャックモンも響の後方でアルカノイズを撃破していた。

 

「はああっ!」

 

すると上からボルトバウタモンが現れアルカノイズごと響を攻撃した。予想外だったのか攻撃を受け止めそびれたため後方に弾かれた。

 

「待っていたぞ…さあ、やるか?」

 

「これ以上は好きにさせない!あなたに人を殺させたりしない!」

 

「お出ましのようだな。」

 

拓実と爽谷がヒューマンスピリットのままボルトバウタモンの正面に立った。

 

「ほう、そんなやつで俺に勝てると思ってんのか?」

 

「そんな挑発に乗らない、スノーボンバー!」

 

チャックモンがボルトバウタモンの顔面に雪玉を放つも大して動じることもなく腕一本で握り締められた。

 

「甘いんだよ…そんなことで俺をどうにか止められるわけが…!」

 

その時、背後からウォーグレイモンと響が攻撃して来たのをなんとか紙一重で回避したボルトバウタモンは反撃で腕を伸ばしてきたが響とウォーグレイモンはそれを身軽にかわした。

 

「どうした?そんなものか?」

 

「まだまだ!」

 

響は跳躍して空中で一回転して勢いをつけると蹴りの体勢になってボルトバウタモンの腕を貫通した。

 

「ブレイブトルネード!」

 

ウォーグレイモンもボルトバウタモンの腕をもう一本切断するのに成功した。

 

「グッ!猪口才な真似しやがってが!!」

 

「今だ!ハイパースピリットレボリューション!」

 

拓実と爽谷も残る属性を使ってマグナガルルモンとカイゼルグレイモンに変化した。

 

「面白い…!そう来なくては!!」

 

一方、本部では各地で敵と交戦しているのを見守っていた。しかし…突如として警報が鳴り始めた。

 

「!?司令、高エネルギーがシカゴ上空に突如として出現しました!」

 

「なんだと!?くそッ!こんな時に!」

 

モニターにはエネルギー確認によりさらに強く警報が鳴り響いていた。

 

「よし、勝負はこれk…「見つけたぞぉ!」」

 

拓実たちが空を見上げると空には暗雲が立ち込めていた。空から響いた声に響たちは手を止めた。

 

「なるほど、ベルフェモンを倒した姿か。面白い!」

 

暗雲から紫の雷が降り注いだ。

 

「この声はまさか…!」

 

「そう、俺はお前を倒すために地獄で鬼どもを喰らい尽くしていたのさ。」

 

暗雲から一つの影がやってきた。

 

「嘘!?」

 

「バカな、生きていただと!?」

 

「「ベルゼブモン!!」」

 


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