戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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前回早速神の力を手に入れて大はしゃぎ(?)のパヴァリア光明結社にこの人がやってくれます。ぶっちゃけこの人ってツタンカーメンに友達になろうよ発言してたわけですし、色々突っ込みどころはあるけどどこか納得してしまう感じがします。そして何故この時活躍してたのかも知るとまあ納得できるっちゃできるんですよね。


第134話 破れ無敵の力!

「やっぱここが落ち着くなあ〜」

「よく言いますよ。先輩が可愛いミスさえしなかったらもっと円滑だったんですよ〜」

「まあ何はともあれご苦労だった。」

弦十郎の出迎えでひとまず敵から得た映像の解析を始めるべく動こうとしていた。

「しかし今夜は眠れそうにないぞ!」

「こっからはわいらも行きまっせ!さっきの戦いの傷も癒えました!」

「僕らも手伝うよ!」

「ふふ、ありがとうカメモン。」

友里がカメモンをデジヴァイスに戻した。

「しかしまさかあの龍の化け物に加え謎のデジモン…」

クダモンが先ほどの映像を見せた。

「一体なんなんだ?デジメモリすら破壊してしまうなんて…」

「すみません…僕が役立たずで。皆さんにLiNKERを作れていれば…」

その時マリアがエルフナインの頬をプニッとつねった。

「大丈夫よ。私たちはまだ負けてなんかいない。だから諦めないで。エルフナインは悪くないわ。」

「は、はい!」

「さて、先輩。私みたいな可愛い後輩をあんな危ないとこに乗せたってことで謝ってください。」

「はあ!?しょうがないだろ!あんな状況だったんだから!」

「ひっどーい!可愛い可愛い後輩には荷台に乗せて危ない目に合わせてるのに自分はのうのうとですかー?」

「そうね、いきなりサイドブレーキ踏んで私も危ない目にもあったワケだし。ちゃんと謝罪が欲しいわね。」

「ええっと、その…ごめん。」

司令室では全員やれやれと言いながら作業が始まった。

 

 

数時間後、エスカロン空港にカリオストロとプレラーティーが現れた。前者はマリアに顔を傷つけられた鬱憤ばらしと個人的楽しみといういかにも身勝手な理由で襲っていた。

「Seilien coffin airget-lamh tron」

「アグモン進化!!ジオグレイモン!」

「スピリットレボリューション!ラーナモン!」

「クネモン進化!!スナイモン!」

スナイモンにはエレキモンとガルルモンをデジクロスさせて爽谷はアルカノイズの征伐に当たった。幸いまだモデルKの効果時間が続いていたマリアたちは時間を考慮してアルカノイズではなくカリオストロとプレラーティーを攻撃した。カリオストロはマリアの左ストレートをもろに顔面に受けた。

(やっぱり!あいつがあの龍を出さない限りこいつは無敵じゃない!)

マリアたちは爽谷にアルカノイズの撃破を任せていた。しかし、カリオストロたちも多少の反撃はできるらしく時間を稼いで行った。そのためすぐに効果時間が来てしまいマリアたちはあっという間に動きが鈍くなってしまった。

「クソっ!スナイモン、ここは任せた!」

「おう!ウルフシックル!」

空から急降下しながらアルカノイズを攻撃したスナイモンはアルカノイズを攻撃しようとした。

「レインストリーム!」

豪雨を降らせたラーナモンによりカリオストロとプレラーティーは攻撃をやめた。

「ああ〜ん!あーしの髪がぁ〜!」

「整える手間が増えたわけだ…」

しかし、その場に航空機が現れてしまった。

「航空機だとぉ!?」

「早く行って!ここは私と爽谷が引き受ける!」

切歌と調は車輪が分解された航空機をなんとか自分たちの武器でフライトさせることに成功した。着陸はどう済ませるのかはわからないが…

「一気に決めるわよ!」

(時間がない!ここで決める!)

「メガバースト!」

「エレキフォース!」

「ジェラシーレイン!」

1人と3体の攻撃がカリオストロとプレラーティーを狙った。

<HORIZON†CANNON>

 

攻撃の果てに見えたのはほぼ無傷なカリオストロとプレラーティーだった。

「なかなかやるようだがここまでだ。」

「おいでませ!ヨナルデパズトーリ!」

「させるか!スライドレボリューション!カルマーラモン!」

ラーナモンからカルマーラモンに変化した爽谷はタイタニックチャージという技でカリオストロを狙ったがプレラーティーに防がれてしまった。そしてヨルネスパズトーリがカリオストロに隙を突かれて現れてしまった。

「けど!今度はあなたたちが私たちを甘く見たようね!」

空から響がウォーグレイモンから飛び降りて一気に攻撃を放った。

「効かないわけだ!」

しかしその一撃は徐々にヨルネスパズトーリを苦しめて行った。

「それでも無理を通せば!」

「ぶち抜けるデス!」

その時後ろから拓実が現れカリオストロとプレラーティーをペタルドラモンの木で締め付けた。

「どうやらあっさり引っかかったな。」

拓実がしたり顔を浮かべて2人を締め上げると響がヨルネスパズトーリを拳一つで破壊してしまった。

「どういうわけだ!」

「無敵はどうしたのよ〜!」

カリオストロとプレラーティーがもがいていた。

「だけど私はここにいる!」

「さあて、てめえらにはおとなしくしてもらおうじゃねえか。出ないとここでどっちかが潰れたトマトになるぜ。」

「水琴!」

「分かってます!とりあえず気絶させるまでこうやってじわじわと締め付けます!尋問はその後で!」

しかし、その場にサンジェルマンが現れカリオストロとプレラーティーを締め付けていた木を切り刻んだ。

「チィッ!ここで1人くらい倒しとこうかと思ったが失敗か…」

「ふん、フィーネの残滓であるシンフォギアとデジタルワールド古の闘士か…貴様らでは人類を解放などできん!」

「了子さんの!?」

「まさかこいつらもバラルの呪詛の解放を!?」

「ふざけるな!そのために罪もない人を何人も殺した殺人鬼のくせして革命だなんてそんs偉そうなことを語るなあああッ!!」

爽谷がタイタニックチャージで再びサンジェルマンたちを攻撃しようとしたが突如現れたギズモンATに防がれてしまった。

「くっ!」

「今日はここまで、さらばだ。」

サンジェルマンたちは姿を消した。

「逃げられたか…」




「だけど私はここにいる!(裏声」
「言い切りましたね見事に。」
「不安でしかなかったな〜!」
「というか前回そのせいでしっぺ返しを食らったのを忘れたわけではあるまいな弦十郎、緒川?」
「まあ、意外とあっさり片付いたわけだしいいじゃないか!」
「そうですね、無事で何よりです。」
第93回 弦十郎、緒川、クダモン(inSONG本部)

第2話のCMで一瞬司令の声がわからなくなって後で気づきましたww
またもやフラグを折ったてるから不安でしたがそうでもなくて安心しました。

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