戦姫絶唱シンフォギアDigitalize 作:ジャン=Pハブナレフ
そのうちの一体で誰が出てくるかお楽しみに!自分のお気に入りのデジモンシリーズの要素を使います。
遺跡のような場所に出たマリアたちを待っていたのは薄暗い景色だけだった。
「うっはあ〜、こんなとこあったんだ!」
するとセイレーンの歌声が響いた。そして靄と共に海神を思わせるようなカルマノイズが現れた。
「あれが元凶…!」
「おいおい!セイレーンって言ってた割には人魚要素0じゃないっすか!」
そうこういううちにカルマノイズはノイズを次々と呼び出した。
「際限ねえな…」
「行くわよ!あいつらをまとめて片付ける!」
(なんだろう…今なら新しいイメージが浮かぶ!)
聖詠を唱えたマリアたちは構えを取った。
「ちょいちょいちょい!!俺はどうすりゃ良いんすか!?石でも投げます?」
「ほらよ!」
<サブマリモン!デジメモリオン!>
サブマリモンが実体化されクリスが指差した。
「こいつで援護しな!もし誤射したら蜂の巣だからな。」
「はい…」
拓実はサブマリモンに乗って攻撃を始めた。パートナーたちも全員完全体にまで進化させてマリアたちは走り出した。
(ここから先は裸になって…夏を聴きながら読むのを勧めます)
「オラオラオラオラ!!やっべえ、チョー楽し…!」
ノイズを一掃しながら拓実は悦に浸っていた。その横でも装者とデジモンが各自でノイズを一掃していた。
「ジェノサイドキャノン!」
「ぶっ飛びな!」
<SURFING PREAST>
「甕布都ノ神!」
<天水乱舞斬>
「ギガデストロイヤー!」
「スパイクホーン!」
「ヘビーメタルファイヤー!」
デジモンと装者たちの連携であっという間にノイズが現れたがリーダーのカルマノイズはさらに際限なくノイズを呼んだ。
「どけどけどけ!!!俺は急に止まれねええええ!!ひゃっはああああああ!!!」
調子に乗って拓実はサブマリモンをあちこちに動かして荒ぶっていた。
「あっ、」
しかし調子に乗りすぎたかカルマノイズを攻撃する際に誤って壁に刺さってしまった。
「うそぉん…!」
「あのアホは何やってんだ?」
クリスたちは壁に刺さって水辺にぽちゃんと落ちた拓実に対して呆れ顔だった。
「そんなことより彼のおかげでカルマノイズは傷ついた!今のうちに一気に合体技で行くわよ!全員の遠距離攻撃で決めるわよ!」
「「はい!!」」
響は拳に気を込め発勁を弾丸のように打ち出し、翼は天水乱舞斬を、クリスはSURFING PREAST、切歌は呪りeッTtォ、調は百輪廻を放った。
「俺たちも行くぞ!」
「「おう!!」」
続いてメタルグレイモンがギガデストロイヤー、ヤタガラモンは甕布都ノ神、メガドラモンはジェノサイドキャノン、ジュエルビーモンはスパイクホーン、デスメラモンはヘビーメタルファイアー、ライズグレイモンはトライデントリボルバーと強力な技を一斉に照射した。カルマノイズはフラフラでまともに避けるのも難しくなっていた。
「トドメを託した!」
マリアが飛び上がってアームドギアから水柱を連続で発射した。
<NOBLE†TEAR>
水に巻き込まれカルマノイズは壁に叩きつけられて炭化した。それに伴いノイズたちも消失した。
戦いが終わり、マリアたちは洞窟の入り口に戻っていた。
「んじゃまあ俺はここまでだ。あのお宝は流石に取ったら罰当たりそうだし、手は引かせてもらうわ。オタクらはどうすんだい?バカンスでもしてくのか?」
「え?ええ…まあね。」
「そうか、んじゃこれ!」
拓実がマリアに赤い水晶を投げた。
「お姉さんにピッタリだしね。まあ寂しくなったら連絡してくれたって良いんだぜ?そんじゃ、あばよ!」
拓実はボートで島を出た。
(なあんて言ってるけど水晶はまだ持ってんだよなあ…まあこんなかっこいじゃ精々ナンパも降られたようなモンだしまたにしますかね。)
マリアは顔を軽く赤らめ歩き去って行った。
「全く、とんだ男に振り回されちゃったわ!でもこれで約束は守れたわね。」
「はい!それじゃ帰りましょう!」
その後マリアたちは再び元の世界に戻った。
しかし響は夏休みの宿題をすっかり忘れて他の面々が各々の夏休みを送る中、ただ1人後回しにしていた追われてしまっていた。夏休みもあと数十日…
「よっみんなお疲れさん!」
「むっ、水琴か…」
(全員少し冷たい視線を送る)
「ええッと、どうかしました?」
「いいえなんでもないわ。」
「いやいや!絶対なんかあるっしょ!」
「いいから気にすんな!いいな?」
(クリス睨みつける)
「あ、はい。」
第93回 拓実、翼、マリア、クリス(inSONG本部)
ヴァルキリーサマー世界の拓実がアレすぎて基本世界の拓実がとばっちりくらいましたwww