戦姫絶唱シンフォギアDigitalize   作:ジャン=Pハブナレフ

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皆様の応援で戦姫絶唱シンフォギア Digitalizeは100回を達成しました。これからも本作の応援よろしくお願いします。シンフォギアAXZは結構先のスタートになりそうですが気長にお待ちください!次回からアプリのストーリー「片翼の奏者編」に入ります!正直今は未来さんイベントでどっかの地獄兄弟並みに変貌した響ちゃんに驚きを隠せないですが…
そして活動報告にて重要な発表があります。是非目を通して置いてください。


第100話 大激闘!デジモン100体大集合!!

「やっぱり、こんなとこにいたのね。」

デジタルワールドになぜかアケミとピコデビモンが来ていた。

遡ること数時間前、SONG本部にてピコデビモンが今回の敵に心当たりがあると言った。

「おそらく今回の敵はイグニートモン…」

「イグニートモン?」

「はい、デジモンの勢力の一つオリンポス十二神将の1人の親族です。」

「オリンポス十二神だと!?」

クダモンが驚愕した。

「知ってるのか?クダモン」

「ああ先の大戦では彼らのうち大部分は中立のポジションだったが、その内からミネルヴァモンとネプトゥーンモンにメルクリモンは我らロイヤルナイツに、ウルカヌスモンはベルゼブモンのベレンヘーナ製造などにそれぞれ接近していた。」

「デジモンにはまだ勢力があんのかよ…」

藤堯がまたもボヤいていた。

「というかピコデビモン。私そんなこと一切知らないのになんであんたが知ってんのよ?」

「そうね、もう隠し事はできないわね。実は私______ミネルヴァモンなの」

「ミネルヴァモン…だと!?」

「私は大戦の時多くのデジモンたちの怪我の手当てや慈善行為を行ってきました。しかし、ロイヤルナイツのエグザモン様と慈善行為をする中私は幼年期のデジモンを守るために負傷してしまったのです。そして私は行方をくらませたということにし、弟であるイグニートモンに私の意思を継がせようとしました。彼は多くのデジモンとよく組んでなんらかの活動をしていました。しかし、彼はワガママで悪戯好きなので今回こう言った形で迷惑を…」

「で?あんたはどうすんの?」

アケミがピコデビモンをじっと見た。

「弟を止めたいんじゃない?あんただって今まで悪戯したら叱ってたんでしょう?だったらそうしたらいいじゃない。私は暴走する爽谷を止められなかった。けど、あんたなら出来るでしょ?弟が道を踏み外したら首根っこ掴んでも連れ戻せばいいじゃない!それだけ大切な家族なら尚更ね。」

「アケミ…」

すると本部の警報がなった。

「どうしたんだ?」

「差出人不明の元から入電です!」

そこにはイグニートモンの場所が記されていた。

「奴はデジタルワールドにいるのか…ならば!」

クダモンが飛び出した。

「弦十郎!進化だ!デジタルワールドをこじ開ける!」

「しかしそんなことしたら負担でまたデジタルワールドに戻るぞ!」

「案ずるな!すでに連絡はした…」

するとその場にドゥフトモンとハックモンが現れた。

「要件は分かっている…すぐに始めよう。」

3人は目をつぶり、力をためた。

「はああああああああああ!!!!!」

「はあああああああ!!」

「さあ、行け!このゲートは君のためのものだ!デジタルワールドに言って仲間を救ってこい!」

「アケミくん、任せたぞ。俺たちは響くんをここで見守る!目が覚め次第デジタルワールドに向かうよう告げる!」

「分かりました!」

アケミはピコデビモンとともにゲートに飛び込んだ。

 

「イグニートモン、もうあなたの負けよ。大人しく改心なさい。」

「黙れ!姉上が働けばいいじゃないか!何故そんな面倒なことを僕がしなきゃいけないんだ!」

イグニートモンが近くにあった瓶をアケミに投げつけた。

「あんた、バカじゃないの!?お姉ちゃんがどんな気持ちであんたを見てるか分かんない?」

アケミが瓶をキャッチしてイグニートモンを睨んだ。

「姉ちゃんってのはねえ、どんだけ離れても弟が心配になっちゃうモンなのよ!ピコデビモンだってずっと辛かった!弟のあんたが生きているかはもちろん自分がいない間どうしてるか心配にしてたのよ?その上であなたの実力を知ってるからあなたに期待してそれなのに…このバカ弟!」

「黙れ!黙れ!黙れ!知ったようなことをベラベラ抜かすんじゃない!」

「おい、イグニートモン…」

「モニタモンは黙ってろ!」

イグニートモンは苛立っていたのでモニタモンに八つ当たりした。

「や、やめろ!ぐああああああ!!!」

するとモニタモンの画面から光が溢れた。

「しまった!」

光から響、クリス、切歌、調、未来、拓実そして爽谷の7人が現れた。翼とマリアは元々イグニートモンが響たちを閉じ込めておくためのフェイクとして精神データをごく一部だけ抜き取ったのでこの場には現れなかった。

「みんな、大丈夫?助けに来たわよ!」

「アケミさん?ありがとうございます!」

「さてと、よくもあたしらで遊んでくれたな…!」

「この落とし前はつけさせてもらうぞ!」

「じーっ…!」

「黒歴史を引っ張り出したからには派手にやってやるデスよ!」

「…8対1だが躊躇しない。覚悟してもらおう」

「ふっ、ハハハハハ!!8対1だと?笑わせるな!そこの人間以外はただの精神データだということを忘れるな!」

「あっそう、だったらこれはどう?」

するとアグモンたちが現れた。

「私が1人で来るわけないでしょ?メカノリモンをデジメモリで呼び出してそこに響ちゃんたちのパートナーを入れてたのよ。で、そこで何かしらの動きがあるまでスタンバッといてもらったわけ。」

「ぐぬぬ…」

「そして!デジヴァイスには響ちゃんたちとの繋がりがある!それを使えばこの場に呼び出すことだってできる!」

そして響たちはすぐに自分の体に戻っていくと、すぐさまアケミの後ろから肉体が現れ目を覚ました。

「さあ、今すぐこんなことやめよう!もう十分でしょ?どうしてこんなことができるの?」

「うるさい、うるさい、うるさい、うるさい!!!てめえらなぁ…せっかくの楽しみをぶっ壊しやがって…!面倒なことを俺に強要させんじゃねえ!」

激昂したイグニートモンが何かを取り出した。

「それは?」

「通りすがりの商人モンデーモンとかいうやつから298円で購入した聖杯型アイテムだ!見てろ!てめえらの記憶の中にいたデジモンを呼び出してくれる!」

するとイグニートモンは箱を取り出した。

「なあ、今のうちにやっちまおうぜ!」

拓実が身構えた。

「ダメですよ!一方的に攻撃なんて可哀想です!なんとかもう一回…!」

しかし、拓実は響と未来に止められた。

「そんな暇はなさそうだぜ!」

その間にイグニートモンは箱の中身にあったデジメモリを聖杯に流し込んでいた。

「フフフ…スタンバイ完了っと。さあ、ついてこい!最後のステージだ、モニタモン!」

「おう…」

なんとモニタモンが何十体も現れ響たちを後ろから蹴り飛ばして別空間に連行させた。

 

「イタタ、まさかまだモニタモンがいたなんて…」

「って、なんか広い平原に出たな。」

「来たな。今からお前たちには最後の出番をやるよ!今、16時間が経過した!残り11時間で俺の27時間テレビの野望が完遂する!そのためにお前たちを一気に消してもう一度俺の人形にしてやる!行け!」

聖杯を叩き割ったイグニートモンの前にはかつて響たちが倒したデジモン100体とノイズとアルカノイズの軍団が現れた。

「思い知ったか!ノイズ連合12000とデジモン100体の前にお前たちは消えるだけだ!この聖杯の恵みを受け取れ!」

イグニートモンの軍勢は響たちを取り囲んだ。

「私たちは倒れない!」

「そうだ、てめーみてえなクソッタレの野望なんざ木っ端微塵に吹っ飛ばしてやるよ!」

「小日向さん、これを!」

「これって…!」

爽谷が氷と水のスピリットを渡した。

「ついでにこれも!」

拓実は風のスピリットを渡した。

「今回の状況からじゃ小日向先輩も戦うことになってしまいますが、無理はしないでください。」

「んじゃあ、それを頂くわ。」

アケミが拓実から鋼を、爽谷から火をくすねた。

「あ、ちょっと!」

「大丈夫、大丈夫!ちょっと借りるだけだから!」

「さてと、行くぞお前ら!!」

「「おう!!」」

クリスの一言で全員デジヴァイスとペンダントを構えた。

「Balwisyall Nescell gungnir 」

「Killiter Ichaival tron」

「Various shul shagana tron」

「Zeios igalima raizen tron」

「「スピリットレボリューション!」」

「アルボルモン!」

「ブリッツモン!」

「フェアリモン!」

「アグニモン!」

そしてパートナーたちも成熟期に進化した。

「行け!デジモンノイズ軍団よ!」

まずはアグモン、ガブモン、エレキモンをはじめとした20体の成長期が飛び出してきた一斉に必殺技を放った。

ノイズとデジモンたちが一斉に散らばった。

「バラバラで一気に行くぜ!」

「「おう!!」」

散らばる中でクリスのBILLION MEIDENで10体はあっという間に撃破された。

 

(ここから先は Syncrogazerを聴きながら読むのを進めます)

響とグレイモンはノイズたちとヌメモン、バケモンそしてグレイモン2種と遭遇した。

「メガフレイム!」

「そおおりゃああああああ!!!!」

腕のパーツをスライドさせて放った一撃とメガフレイムでノイズごとグレイモンを吹き飛ばした。グレイモンも仲間たちとの戦いでパワーアップし完全体のデジモンの動きにも少しは対応できるようにはなっていたため難なく同じ成熟期デジモンを追い込んでいた。

<グレイモン!ガルルモン!エンジェモン!デジクロス!>

グレイモンからガルルモンの脚部とエンジェモンの武器が現れた。

「ヘブンフレイム!」

「まだまだ!」

デジクロスを解かせた響はグレイモンをメタルグレイモンに進化させてさらに敵に向かっていった。

「響だけじゃないよ!」

その時、上空からバードラモンX3(クロスしたのはネフェルティモンとガードロモン)

と未来が落下してきた。

「うっそおおおおお!!!!?」

響が咄嗟に巻き込まれないように回避したがノイズたちは未来とバードラモンX3によりすぐに倒された。

「ごめんね響!響の後ろに敵がいたから…つい…」

「大丈夫だよ!さあ!2人で行くよ、未来!」

 

「オラオラオラオラ!!!」

その向こうの山岳地帯でもクリスとメカノリモンがノイズ軍団とセイバードラモンにタンクモン、もんざえモン、アンドロモンにモノクロモンそしてメラモンたちと交戦していた。しかし、クリスの弾幕を前にデジモンたちはなすすべもなく動きを封じられていた。

「どうした、どうした!?そんなもんか!?」

<MEGA DEATH PARTY>

クリスの一撃でもんざえモンとモノクロモンが倒れた。

「こいつはサービスだ!」

<メカノリモン!カブテリモン!クワガーモン!デジクロス!>

メカノリモンの腕にカブテリモンのツノとクワガーモンのハサミが生えてきた。

「サンダーシザーズ!」

メカノリモンがハサミ型のエネルギー波をぶつけ、その場にいたデジモンたちを吹き飛ばした。

「完全体がいようが所詮記憶の産物!楽に片付けてやる!持ってけ!」

「「ダブルだ!!」」

メカノリモンX3とクリスの合わせ技でその場には大きな衝撃波が生じた。

そして拓実とシードラモンも湖で戦いを繰り広げていた。

<シードラモン!エアドラモン!ティラノモン!デジクロス!>

シードラモンX3にした拓実はシードラモンの背に乗りながらリヒトズィーガーを振り回して目の前のコカトリモンとガーゴモンとガーべモンにゲレモンたちをなぎ払っていった。

「リヒト・ズィーガー!」

斬撃で切り捨てたが、ホルスモンとアクィラモンにカブテリモンは上空に逃げ出した。

「いまだ!派手に行け!」

「おう、アイスファング!」

牙型のアイスアローでデジモンたちは倒れた。

 

(ここから先はVitalizationを聴きながら読むのを勧めます)

そして密林では調と切歌が完全体デジモンの軍団__パンジャモン、ワーガルルモン、スコピオモン、スカルグレイモン、リリモン、ライラモン、マッハガオガモンそしてヤタガラモンの8体を相手にしていた。

「一気に行こう…切ちゃん!」

「了解です!」

<スティングモン!メラモン!エクスブイモン!アロモン!サジタリモン!デビモン!オーガモン!デジクロス!>

「スティングモンX6!」

切歌と調は一気にパートナー同士をデジクロスさせさらに5体のデジモンとのデジクロスを行なった。

「この手は絶対…!」

「放さない!!」

一気に2人がアームドギアでデジモンたちに突撃し、素早く動き回り敵を撹乱した。

「ここデス!」

<災輪・TぃN渦ぁBェル>

切歌の回転攻撃をかわそうとデジモンたちはその場へと離脱したが切歌がニヤリと笑んだ。

「チャンスデス!調!」

「ありがとう、切ちゃん。」

木の幹にはすでに調が待ち構えており頭部のパーツからノコギリを発射した。

「よしきた!一気に片付けてやるぜ!」

スティングモンX6は両腕からビームを放ちサーベル状に変化させた。

砂漠地帯にはマッドレオモン、ミヒラモン、オロチモン、サンフラウモン、エテモン、サーチモン、キュウビモン、オクタモン、ゲソモン、アイギオテュースモンがいた。しかし、爽谷とスナイモンの姿が見えなかった。

「行くよ、一匹ずつだ…」

「オーケイ!」

2人は足元から飛び出してデジモンたちを強襲した。

「これならどうだ!」

<スナイモン!アノマロカリモン!イッカクモン!デジクロス!>

「ドリルスラスト!」

スナイモンX3の鎌がアノマロカリモンのものに変化し、ツノ型のエネルギー波を飛ばした。

 

「だあああ!!!なんだなんだ!?まるで役にも立たねえじゃねえか!こうなったら究極体行け!!味方もろとも吹っ飛ばせ!」

するとウォーグレイモンにメタルガルルモン、ホウオウモン、ムゲンドラモン、ピノッキモン、メタルシードラモン、グランクワガーモン、ピエモン、ディアボロモン、ヴァイクモン、ボルトモン、ヴェノムヴァンデモン、レイヴモンたちが各地に散らばった。

「さてと、んじゃあこっちもそろそろ終わりにさせましょうか!」

イグニートモンの背後からアケミとアイスデビモンが現れた。

「フロストクロー!」

「バーニングサラマンダー!」

しかし、イグニートモンは両者の攻撃を軽々と受け止めた。

「ガラパゴスフィールド!」

両腕に構えた円盤状の刀でアケミとアイスデビモンは一撃で吹き飛ばされた。

「手間ぁかけさせてんじゃねえよ!この行き遅れ女が!」

「ったく、手間かけさせちゃって…!スライドレボリューション!ヴリトラモン!」

アケミが立ち上がり、ヴリトラモンのパワーで強引にイグニートモンを吹っ飛ばした。

「フレイムストーム!」

ヴリトラモンの翼の羽ばたきから竜巻が発生した。

「ティモニナイザー!!」

イグニートモンも頭部のブレードから弾丸を発射した。

「はあああああああああ!!!!!」

両者の攻撃がぶつかるもアケミは普段全く運動もしない上、戦い方もからっきしなためあっさり押し負けた挙句スピリットレボリューションが解けてしまった。

「アケミ!」

「前々からてめえは鬱陶しかったんだよ!なにが平和だ!?なにが慈善だ!?んなモンめぇ背けてりゃどうこうなるモンだろ?」

「それは違う!力があるからこそ振舞わなければならない!正しいことのために…選ばれたからにはその責任を果たさなければならない時がある!それが、力を持つことなのよ!?」

アイスデビモンが一方的に嬲られる中、アケミはデジヴァイスを拾った。

「アイスデビモン!あんたの弟止めたいんなら、ぶん殴ってでもなんとかしな!それが姉弟の絆よ!あんただけは自分の運命を変えるんだ!私はこれからを変える!だから!」

その時デジヴァイスが朱色に輝いた。

「今更なにが来ようと!」

「アイスデビモンワープ進化!!!!!!」

アイスデビモンがレディデビモンのヴィジョンを通り過ぎると小柄の戦士へと変わった。

「ミネルヴァモン!!」

イグニートモンがミネルヴァモンに飛びかかった。しかし、ミネルヴァモンに片手で受け止められた。

「何い!?」

「イグニートモン…今からあなたに見せてあげましょう!これが私の…私たちの力です!」

 

一方、各地に散らばった究極体デジモンも響たちにより追い詰められていた。しかし、所詮は偽物のため、究極体に進化したパートナーと装者の前に次々と押されていた。

「限界なんて知るもんかあああ!!」

「ブレイブトルネード!」

激しい爆発が辺りに響いた。

「スターライトエクスプロージョン!」

「トルネードガンバ!」

さらに未来とホウオウモンの攻撃で、ピノッキモンとボルトモンは一撃で吹き飛ばされた。そしてほぼ同時にクリスたちも大技でとどめを放とうとしていた。

「ちょっせえ!」

<MEGA DEATH FUGA>

「ムゲンキャノン!」

「ツヴァイズィーガー!」

「アルティメットストリーム!」

「マスト…ダーーーーーーイ!!!!」

「決める…!」

<禁殺邪輪 Zあ破刃エクレイプssss>

「トマホークシュタイナー!」

「ディメンションシザーズ!」

「ミョルニルサンダー!」

「ポイズンピアス!」

次々と究極体デジモンをはじめとしたイグニートモンの軍勢が倒れるのを目の当たりにしたアケミはニヤリと笑みを浮かべた。

「じゃあ、こっちもさっさと終わりにしましょうか!」

「おのれカスの分際で!ガラパゴスフィールド!」

「甘い!ストライクロール!」

ミネルヴァモンが一気に跳躍して回転斬りをイグニートモンに浴びせた。

「チッキしょお!ティモニナイザー!」

「フッ、マッドネスメリーゴーランド!」

今度は横回転斬りを放ち竜巻を発生させたためイグニートモンは攻撃を受けてすぐに吹き飛ばされた。

「なんで…だよ?」

「心です。あなたには足りないのは前に進もうとする心なのです!」

「うるせえ!そんなこと言ったって、俺に何ができるんだよ!」

イグニートモンはうつぶせに倒れたまま、怒声をあげた。アケミも2人の会話をじっと見つめていた。

「アケミさ…「来ないで!今大事な話し合い中だから…」」

戻って来た響たちを制止させるとミネルヴァモンがアケミに礼をした。

「立ちなさい…あなたには聞こえるはずです。あなたを慕うものたちが少なくとも何名かがあなたを待ってるのです。恐れずに勇気を持つのです!私と出会った人はみんなそういう風に向き合って今まで生きてきました。次はあなたの番です!」

「さてと、行くわよ!さっさと帰るわよ!」

「え?あのままでいいんですか?」

響が背を向けたアケミとミネルヴァモンを呼び止めた。

「大丈夫、大丈夫!自分のことだし深くは関わらない!人生決めんのはその子だしね。」

その後、一行はドゥフトモンによりゲートを作ってもらい今回の事件を終えた。そして残されたイグニートモンはその後立ち上がって仲間たちとともに旅を始めたらしい。

 

「はあ〜クライマックスが100連発だった〜!ってもうお昼!?」

「あー、昔昼くらいに起きたことがあるが体がキツイなあ…」

「お腹すいたデスね〜」

「クリス先輩もそう思いません?」

「ああ、そうだな。」

響たちがゲートを出ると弦十郎たちが笑顔で迎えた。

「おかえり!」

「師匠〜!ただいま戻りました〜!」

装者たちはまた何かの事件を終え一日を過ごしていくのだ。そしてロンドンでは…

「ふう…今日の夢は妙なものだったなマリア」

「ええ、最近疲れてるのかしら?」

「フッ、それはないだろう。」

翼とマリアは事件の存在すら気づかずにショッピングをしていた。

 




100回記念 一言メッセージ です。今回、故人の方々からメッセージを受け取っております。例の通りキャラ崩壊注意です。

フィーネ「そう、けど長い時間を生きて来た私に比べたら短いものね」

ナスターシャ「そうでしたか。これからも精進なさい…」

ウェル博士「なぁんだとぉ〜!なぜこんな記念すべき回に僕の出番はないんだ!ふざけるな!僕こそえいy…」

キャロルパパ「ハハハ、そうですか〜 僕のもう1人の子供を皆さんよろしくお願いします!」

キャロル「はっきり言って俺の出番は無くならんぞ!俺が諦めない限りなあ!刮目せよシンフォギアああああああああああああ!!!」

ファラ「あらら、これからの剣ちゃんの活躍に乞うご期待ね」

レイア「地味に祝福…」

ミカ「ガリィいいいい!!!!チューーーーーーーしたいぞおおおおおおおお!!!」

ガリィ「あっそ、まあ出番とか無さそうな今そんなん関係ぇないんですがね〜
(とは言いつつもマジで復活したい…)」

リヴァイアモン「まっ、わしにはカンケーないね。」

デーモン「二番手としてはかなり強かったんじゃね?みんなもそう思うよな!?」

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