戦姫絶唱シンフォギアDigitalize 作:ジャン=Pハブナレフ
「間も無くだ。この愚かな人類は我らルインズが支配する!」
宇宙船の中には宇宙人がいた。
「僕らの技術さえあれば人類なんかしたい放題の、やりたい放題〜!ヒヒヒヒ!!!」
「私が主に開発した兵器さえあれば、奴らなど造作もありません」
「そうか、ウェイルークにナイトシャーク。我らの植民地はあの星だ!今こそ信仰を始めよう!我らを崇め奉り、跪かせるのだ!」
「さっそく、刺客を送りました。オクトパロイドです。」
「そうか、では報告を待つとしよう!このアポカリプト様の侵略をな!」
「ふう、今日も一日クライマックスが100連発だったよ〜!」
「そうは言うけど、響のおせっかいが原因なんだからね?」
「そうは言うけど、未来は知ってるでしょ?私の趣味が人助けだってことを」
「そうだけど無茶はしないでっていつも…」
「へいきへっちゃら!どうってことないから!」
そのとき、黒雲が空にかかった。そして異形の怪物が現れた。
「今日からこの星は宇宙侵略壊滅軍ルインズが制圧する!さあ、幸福になりたかったら降伏しろ!やれ、コックロー!」
すると空からゴキブリと人を組み合わせた怪物が現れた。
「きゃああああああ!!!!」
「うわあああああ!!!!」
コックローとオクトパロイドが街を蹂躙していた。
「お母さん、どこ〜?」
「危ない!」
響が咄嗟に少女を助けた。
「逃げよう!未来!」
しかし、響の前にオクトパロイドが現れた。
「虫ケラが…手間を掛けさせるな!」
「この子には手を出させない!絶対、逃げない!」
その時、カマイタチがオクトパロイドを襲った。
「な、なんだ!?ハッ!」
すると響たちの後ろから4人の少女が現れた。
「なんだ貴様ら、この俺に挑戦とは命知らずだな!」
「うっせえ、バカ!」
「ば、バカだと!?」
「人の痛みのわからないあなたたちには聞く耳なんてないよ!」
「人を甘く見ないでいただこうか!」
すると全員石を取り出した。
「「防人転身!!」」
すると石から光を受けた4人は鎧を纏った。
「バカな!それは、あのマリリアンが研究したとされるサキモリシステム!?」
「サキモリレッド!ユキネ!」
「サキモリブルー!カザナリ!」
「サキモリグリーン!アカツキ!」
「サキモリピンク!ツクヨミ!」
「我ら!人類守護の守り人!防人戦隊…!」
「「「モリレンジャー!!」」」
「え?」
「呆けない!早く逃げなさい!」
「は、はい!」
「さあて、行くデスよ〜!」
全員が武器を構え、敵に向かっていった。
「ビリオンメイデン!」
コックローにレッドのガトリングが命中した。その横でブルーが敵を一体一体斬り伏せていた。
「蒼ノ一閃!」
「おのれ!絞め殺してくれる!」
オクトパロイドが触手を伸ばしたが、上からピンクとグリーンが現れた。
「百輪廻!」
「ジュリエット!」
2人の斬撃でオクトパロイドの触手は切断された。
「バカな!?人間になぜ我らの技術が渡ってしまったんだ〜!」
「フッ、散る覚悟は出来たか?行くぞ!風輪火斬!」
刃を回転させ、足から火を吹き出したブルーが一気にオクトパロイドを斬り伏せた。
「ぐわああああああああああああ!!!!」
オクトパロイドの敗北はすぐさまルインズに知れることとなった。
「まさか、裏切り者のマリリアンの遺したものを持ってるとはな…面白い!一気に大艦隊を派遣させて一気に滅ぼすぞ!先遣隊を早速派遣させろ!」
「はっ!」
「あの、さっきはありがとうございます!」
「ったく、生身なのに無茶しやがって」
「死んだら元も子もないデスよ!」
「ごめんなさい。けど、私はこの子を助けたかったんです!自分の気持ちにだけは嘘はつきたくない…そうしたら誰とも手を取り合えなくなってしまうから…」
「そんなことで?」
ツクヨミが首を傾げていた。
「響は確かにおせっかいです。けれど、自分を曲げない意思があったからさっき女の子を守れたんです。それが響のいいところなんです。」
「…君たちはなんと言うのだ?」
「立花響です。」
「小日向未来です。」
「そうか…その名前、覚えておこう。ではみんな急ぎ基地に戻るぞ!」
本部に戻ったカザナリたちはとある一室の前に立っていた。
「マリリアン司令、任務を遂行してきました。」
「ご苦労様、初の実践だったけどさすがね。私が見込んだだけのことはあるわ。あなたたちはみな、このフォニックストーンに選ばれた戦士。あなたたちがルインズと対抗する主戦力になるわ。けれど…」
「どうしたんだ?」
ユキネが不安そうなマリリアンの顔を見つめた。
「実は、適合者は後2人いる。奴らもきっと全員を揃える前に戦力を増強させてくるかもしれない。もっと多くの被害を被るなんてことになれば…!」
「そうかもしれないけど、司令…私たち同様に勇気を持った人を今日見かけました。あの人たちの笑顔さえあれば…」
「私たちに敵はいないのデース!」
「ふふ…楽しみにしてるわ」
すると突然本部から警報が響いた。
「大変です!ルインズ反応が2つ!一気に迫ってます!」
オペレーターのエルフナインがモニターに敵を写した。
「なんですって!?モリレンジャー、出撃!」
「了承!!」
モリレンジャーが本部を出た。
テレビをみている中、イグニートモンは上機嫌だった。
「いいじゃないか!前々からシンフォギアってこういうイメージがあったのだ!よくやったなモニタモン!」
「まあ、自分のセンスが褒められんのは嬉しいな。にしても、いろんなシーンがあるが一応精神データをとったやつらをどれだけ違和感なしに演じさせるかがミソなんだ。」
「そうかそうか!いや〜、ここまでうまく行くとは思わなんだ!これで俺の楽しみを妨害するやつらは何人もないわけだ!アホな人間どもにこの場所がわかるはずがない!あと12時間!さあ、一気に攻めるぞ!」
「悪いけど、そうはさせないわよ。」
「誰だ!?」
イグニートモンとモニタモンが声のした方向を向いた。
「まったく、人の弟に勝手に手を出さないでほしいわね。」
「バカな!何故人間がこんなところに!?」
そこにはデジヴァイスを持ったアケミとピコデビモンが立っていた。
ではここで各キャラの100回記念メッセージ風なのを載せます。メタ発言やパロディがあったりするので別に飛ばしても構わないです。
今回はSONG陣営になります!(一部故人あり)
響「ほへ〜100回!これまたかなりの話数と応援をどうも〜」
翼「防人の雄姿も100とはな。だがもっと多くの雄姿を見せるから楽しみに応援してくれ!」
クリス「結構な話数まで続いたんだな。にしても最近あたしのメカノリモンの出番すくねえなあ…」
マリア「そう…これからも無理せずに頑張りなさい」
切歌「デスデスデーーーーース!!!」
調「切ちゃんとの会話シーンが増えるといいなあ…」
デジモン一同「おめでとうございます!!」
未来「響もそうだけど私の出番ももっと増えたらいいなあ…」
奏「あたしもまだまだ諦めちゃいないよ!」
セレナ「出 番 く だ さ い 」
拓実「かれこれ色々あったなあ…これからもよろしく!」
爽谷「ぶっちゃけ僕って最近噛ませになりやすいような…気のせいだよね?」
アケミ「あらまあ〜おめでたいわね。」
弦十郎「そうか…もっと暴れたいなあ〜(チラッ」
緒川「これからも翼さんをよろしくお願いします!」
友里「私、結構セリフ改変が多いような…気のせいよね。」
藤堯「まっ、何はともあれここまで来たんだな…」