雪結色「お兄様!」八幡「はい?」   作:わんぐ

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夢だと言ってくれ

八幡「どっこいしょ」

 

俺は親父くさい掛け声と一緒に体を持ち上げた。

 

雪乃「あっ、あのお兄様?約束は、」

八幡「あっあ〜覚えてるよ。どこに行くんだ?」

雪乃「えっと、ちかくのデパートで洋服が欲しいです!」

 

そう言えばここって千葉なのか?まずこの家は、どこにあってどの部屋が誰の部屋なんだ?まぁそんなことは外に出れば解決する問題だ。てか夢だとしてもなんで豪邸にすんでんだよ。俺が怖いな。

 

雪乃「お兄様ー!ご準備はできましたかー?」

俺の部屋は二階で、下の階段から呼び掛けてくる。

八幡「あっあ〜出来たぞ〜今行く」

 

急に扉を開けたせいだろう、扉の前にいた猫に気付かず躓き階段から真っ逆さま。

 

八幡「うっう〜痛てー」

雪乃「お兄様!お怪我は?」

 

多分下にいたが1階にいたが音が響いたのだろう。雪ノ下は、心配してきてくれた。

雪乃「今すぐ、救急箱を持ってくるので、待ってて下さい!」

八幡「あっあーありがとう」

ってあれ、おかしい何故、痛みを感じる。ベットから落ちていたとしても起きるはず、というか、普通夢は現実と分からないはずだし何故ここが夢だとわかった?やばい!混乱してきた。助けて!アン〇〇マン〜

結衣、いろは「お兄様?大丈夫ですか?」

部屋にも聞こえていたのだろう。由比ヶ浜と一色が心配しに来てくれた。

八幡「あー大したことはない」

結衣、いろは「よかった〜」

雪乃「お兄様!膝と肘を擦りむいてらっしゃるじゃないですか!」

 

そう言うと、雪ノ下は絆創膏をぺたぺたと貼りまくった。

 

八幡「なんだその…サンキュー」

雪乃「いえいえ、私が急がせたのもありますし」

八幡「あのさ、まだ時間待ってもらっていいか?」

雪乃「は、はい!大丈夫です」

八幡「まぁなんだその「お兄様」っていうのやめねぇーか?」

雪乃、結衣、いろは「えっえとその呼び方を変える…と?」

八幡「あ〜そうだそのなんだ、言ってくれるのは嬉しいが肩苦しいというかなんというか、」

結衣「わかりました!そのおにい?でいいかな?/////」

いろは「だったら私は、メジャーなお兄ちゃんで!/////」

雪乃「すいません、私は変えるつもりはありません。「お兄様」という言葉には、いろんな思いがあるので、すいません。わがままな妹で。ゥルゥル」

八幡「あっあー別に提案だから言いだぞ別に!なっ?泣くなよ」

雪乃「はいグスンあの、買い物の件なのですが、また今度にしましょう!埋め合わせしてくだされば構いませんが?どうでしょう?」

八幡「あっあ〜そうしてくれると助かる」

ピンポーンとチャイムがなる。すると一色が玄関を開けてでる。

「あっ〜お兄ちゃん!ここだったんだね〜」

聞き覚えある声だ、いつも聞くあの声。

小町「どしたの?お兄ちゃん?あっそうかまだ起きたばかりだからかな?比企谷小町!正真正銘の、『妹』だよ!」

いろは「えっどういうこと?」

八幡「あれ?やばい俺、正真正銘の妹まで夢にだすとは、我ながら気持ち悪いな」

小町「やっぱりか、お兄ちゃん!これは、夢じゃありません!」

八幡「はへっ?」

小町「だ、か、ら!夢じゃないげんじつです…よ!」

「よ!」と一緒に俺の頬は真っ赤に腫れていた。確かに現実だ。めちゃくちゃ痛てーし!

小町「ね?わかった?小町の愛のビンタ?あっ!小町的にポイント高い!!」

八幡「あっあ〜わかった。事情を説明してくれ」

雪乃、結衣、いろは「えっ?さっきから誰?」

 




すいませんなんか、このままだとパラレルワールドっぽくなるので次も説明回なっちゃうかもですm(_ _)m
ゆきのんは4話に書こうかな?多分!はい書きます。すいません!
3話でお会いしましょう!

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