魔法少女靖子~暁の水平線に平和と友情の絆を~ 作:ラフィーネ
あたしは奈半利、阿賀野型の軽巡洋艦なの。でも、この鎮守府には阿賀野型はないの。提督さんがほかの鎮守府にいったときに阿賀野っていう軽巡洋艦をみて、思いついたの。いつかお会いしたいなあ。でも、あたしには軽巡洋艦のタイプは違えど、ちゃんとお友達がいます!
[鎮守府ドック]
北上「ああ、魚雷はやっぱ重い。手伝ってくれてありがとう。」
奈半利「かまわないよそんなこと。」
この子はお友達になった北上さん。軽巡なんだけど、大井さんってのもいるんですって。まだあったことはないけど。でもあってみたいなぁ。
[鎮守府正面海域]
北上「さあ、魚雷いきますよ!」ズドーン
奈半利「でぇーい!」ドーンドーンドーン(連装砲)
ドカーン(駆逐ハ級撃沈)
北上「すごいですねぇ、連射できるなんて。」
そう、あたしの連装砲は連射ができるタイプの。ほかに誘導式魚雷、機銃が装備されてます!最初はなかったけど、のちに頭部バルカン、コクピットシステムもあるの。あ、いってなかったけどコクピットシステムは島雪ちゃんたち以外にはないから。
龍田「でもほかに阿賀野型がいないなんて、淋しいんじゃないですか?」
奈半利「そりゃさびしいよ。あたし1人だけだから。」
島風「あたしも島風型だけど1人よ。でもあなたがいるから淋しくないよ。」
この島風ちゃんもお友達なのよ。駆逐艦だけど。ほかにも駆逐艦のお友達がいるよ。
長月「おい、それは戦いがおわってからにしな。まだ終わってないぞ!」
奈半利「おーし、これでバッサリといくぞ!」
バシュ! ドカーン(駆逐ロ級撃破)
もうひとつ、刀剣類の使用も可能なんだよ。ほかに重火器、アサルトライフル、ハンドガンといった携行武器のしようもできるんだよ。そしてあたしたちでも扱えるように自動姿勢制御システムがあるの。ようはたおれないように航行をサポートしてくれる装置かな。
[鎮守府の教室]
朝潮「にあうわよ、その制服」
奈半利「ありがとう。」
初霜「あたしはネクタイだけどね。」
霞「でもおリボンつけるなんてね。まるで学校の生徒だね」
満潮「私とおなじだ。」
奈半利「それはそうと、なんであなたたちつけないの?」
大潮「それは人の好みだと思うわ」
霰(あられ)「あたしもそう思う」
若葉「全く、その通り。」
駆逐艦バージョンもあるあたしは初春型(初霜と同じ制服)の駆逐艦・弓張でもあるの。仕様は奈半利のときとおなじだよ。耐久性と装甲は島雪ちゃんたち同様規格外の強さ、つまり普通の軽巡と駆逐艦よりは上だけど、あたしのほうは一番上なの。ただ夕張と間違えられそうになりはするけどね。それと、朝潮ちゃん、大潮ちゃん、霞ちゃん、霰ちゃん、初霜ちゃん、若葉ちゃんともすっかりお友達になりました。
金剛(放送)「へーい皆さん大変デース!戦艦ル級が現れました。霧島からの応援要請デース!奈半利、川内、筑摩、高雄、青葉、衣笠は直ちに出動デース!」
奈半利「おし!いってくるか」
[鎮守府海域]
島雪「あ、あいつだ!あたしあいつに、両手が大砲になってるお姉さんにひどい目
にあわされたの。」
霧島「うん、これは苦戦するわね」
木曾「お!どうやら来てくれたぞ!」
筑摩「待たせたわね!攻撃開始よ!」
奈半利(弓張)「くらえ!ロケットランチャー!」バズンバズンバズンバズン!(発射音)
ル級「!!」ドカーンドカーンドカーンドカーン!
衣笠「続け!」ズドーンズドーンズドーン!
ル級「ぐわぁぁぁぁぁ!」
霧島「やったわ!見事たおしたわ」
島雪「やりましたね霧島さん!」
この弓張でも小火器、重火器、刀剣といった手持ちの武器が使用できるの。あと、コクピットシステムあるのよ。
霧島「今度、乗せてくださいね。海上をドライブも楽しそうだし。」
奈半利(弓張)「いいですよ。」
島雪「そりゃクレージングっていうんじゃないの?」
衣笠「違うわよ!クルージング!」
そして、私たちを狙う敵組織、少内提督、そして背後には大掛かりな組織があるとされているけれど、まだまだ謎の部分が多すぎるの。わかってる事は深海棲艦を自ら作り出せるということなの。それに、ジュエルシードが使われてるということかな。
少内提督「私が少内提督だ!日夜、すごい深海棲艦を作ってる提督だ。最近は資材
を使いすぎ開発がままならぬ状態なのだ。ほかに賀千谷提督、それに角
有大提督も控えておるのだ!あ、しゃべりすぎたかな?」
部下 「提督、喋りすぎです。」
少内提督「私はあの提督を倒すためなら全ての資材を使ってでも倒してやる!たと
え相手が魔法少女でもウィッチーズでもな!」
部下 「だから資材の無駄遣いはやめてください。もうどれだけ資材使ったかお
分かりですか?」
少内提督「分からないなぁ。なにしろありったけ使ったからなぁ。まあまた、賀千
谷提督や角有大提督から調達すればいいさ。」
部下 「仕方ない人ですね。」
他に伊達一提督や女装子の岡山提督もいるよ。これから出てくるからよろしくね。
伊達一提督「伊達一だ。よろしく頼む。宿毛湾泊地の提督だ。」
桃桜 「私は駆逐艦の桃桜です。伊達一提督の秘書艦を務めています。」
岡山提督「ぼくは岡山です。よろしくね。こう見えても艦娘もやってます!僕は
岩川基地です!」
まあ、提督が艦娘もやってるってのは前例がないと思うな。けど、郡津提督のお陰で艦娘になれたのかな。ほかに桃桜さんは郡津提督さんのところで作ってもらった艦娘さんなの。
[鎮守府]
大潮「ねぇ、奈半利、あとであんみつ食べにいこう!」
奈半利「いいわね、いこいこ!」
朝潮「その前にやるべきことがあるわよ!」
島雪「そう、読者の皆様へごあいさつよ!いくよ!」
鈴鹿「みなさま、拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうござ
います。」
木津「次回からは新しい艦娘さんが登場するぜ!」
薄野「それだけじゃなくて、新しい提督も登場予定よ。」
笛吹「今後も暁の水平線に平和と友情の絆を」
奈半利「よろしくおねがいします。」
なのは「まって!わたしたちも一緒に!」
芳佳「私たちを差し置いてごあいさつはないわよ!」
(鹿目)まどか「そうだよ、みんなであいさつしよう!」
さくら子「わたしたちも!」
島雪「そうだね。それじゃ!」
登場人物一同「今後も、暁の水平線に平和と友情の絆をよろしく
お願いいたします!」
次回は、戦艦長門さんがやってきます!お楽しみに!