魔法少女靖子~暁の水平線に平和と友情の絆を~   作:ラフィーネ

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今回は艦娘木津(ふきの)のお話しです。


艦娘木津(ふきの)の鎮守府

 よっ!俺は木津。軽巡洋艦なんだぜ!こう見えても、俺はちゃんとした艦娘だぜ!

しばらくこの鎮守府にやっかいになることになったんだ。きょうはおれの話だぜ。よろしくな。

 

[鎮守府お風呂場]

 

天龍「おい、いっちょうさ、指で水鉄砲しようぜ!」

 

木津「お、面白そうだね!」

 

ピュー、ピュー(手水鉄砲)

 

木津「おらぁー!」

 

天龍「あらよっと!(よける)」

 

ピュー ピチャ!(お湯が那智にかかる)

 

2人「あ・・・・・。」

 

那智「貴様ら・・・・・。何をしてる!!」

 

2人「ごめんなさぁーい!」

 

天龍「次はおもちゃのボートうかべて遊ぼうぜ!」

 

木津「お、いいねぇ。競艇ごっこか?」

 

那智「貴様らいいかげんにしろ。」

 

この子は軽巡洋艦の天龍、天龍型1番艦。ここに来てすぐに友達になったんだ。

 

天龍「あ、木曾じゃねえか。」

 

木曾「よ!天龍に木津。」

 

この子は木曾、球磨型軽巡洋艦なんだ。おれたちは自分のことを俺っていっている。でもおれたちはれっきとした女の子なんだぜ。

 

[鎮守府海域]

 

島雪「くらえ!」ズダダダダダ(サブマシンガン)

 

木曾「おっしゃ!いいぞ島雪!」

 

木津「でぇーい!」

 

バキーン(刀で駆逐ロ級型撃破)

 

島雪「やったぁ!これで全部撃破や!」

 

五月雨「すごいなぁ!」

 

そう!俺も刀を使えるのだ。とはいっても球磨型だが、天龍と同じで刀剣類が使えるし、手持ちの武器だって使える。そして、本来なら単装砲だが、規格外好きな提督のアイデアで連装砲がつかえるんだぜ!自動姿勢制御システムもあるぜ。ま、ここの鎮守府の軽巡洋艦は連装砲に換装されてはいるけどな。そして!

 

村雨「あら!こうしてみると凸凹コンビね。」

 

白露「ほんとだ!姉妹みたいだね。」

 

時雨「っていうか、同じ学校の生徒ってかんじだね。」

 

木津「・・・んまぁ、いえてるな。」

 

夕立「いや、アイドルグループっぽい!」

 

白露型駆逐艦としてもやっていける。もちろん、この4人も俺の友達さ。とくに時雨は鈴鹿の友達だが、けっこう好きだぜ。ちなみに俺はスカートははかない方だが、ロングスカートや見て気に入ったスカートならはくぜ。高校のときの制服もスカートだが、けっこう気に入ってるんだ。あ

 

 [鎮守府演習場]

 

島雪(潮風)「でやぁー!」ズドーン(連装砲)ドカーン

 

夕立「やられたぁ!」[大破]

 

木津「ターゲットロック、くらえ!」ズドーン(連装砲)ドカーン

 

島雪(潮風)「や、やられた・・・。」[大破]

 

武装は連装砲、誘導式魚雷、機銃といった武装をもち、軽巡洋艦同様、手持ちの武器だって使えるんだ。それに、この駆逐艦と木津は最近頭部バルカンを装備してるんだ。今度の改装でつけてもらったのさ。

 

ズドーン!(単装砲)ドカーン

 

木津「な、なにすんだよ!」[大破]

 

菊月「戦闘中はよそ見するな。それに余計なこと考えるな。」

 

ただ説明してただけなのになぁ・・・。

 

島雪(潮風)「ふーちゃんも服ぼろぼろだ。」

 

島雪が俺のことをふーちゃんと言っていたが、それは元の世界での俺のニックネームだ。

 

[グラウンド]

 

加古「ふわーあ、眠たい。あ、木津。」

 

木津「よ。元気か?」

 

加古「あたしはね、元気だよ。」

 

この子は加古、古鷹型の重巡洋艦なんだ。まあ、どこか気が合うのかな?そんな感じかな。眠たそうな顔をすることもあるが。

 

天龍「おーい、スーパー行ってなにかかおうぜ。」

 

木津「この近くにあるのかよ?」

 

木曾「ああ、案内するぜ。」

 

加古「あたしも行くぅ。」

 

摩耶「よっ、あたしも一緒に行くよ。」

 

木津「あ、摩耶さん」

 

この人は重巡洋艦の摩耶さん。この人とも気が合うし、すぐに仲良くなったんだぜ。もう一人、同じ服装で鳥海さんもいるんだぜ。

 

  [鎮守府付近のスーパー]

 

木津「おーし、おれはこのチョコレートだ。」

 

木曾「おれはこの菓子だ」

 

加古「あたしはねぇ、このポテトにしよっと。」

 

天龍「俺はこの・・・、お、薄野と夕張じゃねえか。」

 

薄野「こんにちは。みなさんお買い物?」

 

木津「ああそうだよ。今からレジに行くところさ。」

 

夕張「あたしたちは間宮さんに頼まれて食材買いにきたの。」

 

木津「よし、あとで手伝ってやるか。みんなもいい?」

 

天龍「ああ、いいぜ」

 

加古「いいよ」

 

木曾「かまわないぜ」

 

  [鎮守府食堂]

 

6人「ただいまぁー」

 

間宮「ありがとぉー。助かったわ」

 

次は郡津提督についてお話するぜ。郡津提督は、島雪(靖子)を助けてくれた命の恩人なんだぜ。この人はいろいろと武器とかを考えてるんだ。俺たちについてる自動姿勢制御装置もこの人が開発したんだぜ!郡津提督って人は、女性提督で、おじいちゃんが政界や財界とかに顔がきく存在、それにすごい大富豪だんだって。ちなみに秘書艦は金剛さん。しかも戦艦だよ。

 

郡津提督「あら、木津。これから白露たちとお買い物行ってくれない?5人で。」

 

木津「ああ、いいぜ。」

 

郡津提督「はい、これ。いるもの紙に書いておいたから。」

 

すっかり白露、時雨、村雨、夕立とも仲良くなっちゃった。白露から聞くところによるとなんかもう一人仲間がいるって聞いたぜ。白露型で。

 

五月雨(さみだれ)「ちょっと!わたしたちも忘れてるわよ!」

 

涼風「そうだよ!忘れんなよ!」

 

あ、ごめんごめん。この2人も白露型だったんだ。

 

涼風「もうひとつさ、あと3人も入れると合計4人かな。まだこの鎮守府にいないけどさ、あたいたちもあってみたいぜ。その時は一緒に戦うことになるだろうけどな。」

 

ますます興味がわいてきたぜ。早く会いたいぜ。ってか、なんで2人がここに?

 

五月雨「あ、司令官から手伝うように言われたの。」

 

涼風「そうそう。あ、あの店だよ。」

 

今日は7人でディスカウントスーパーへお買い物さ。歩いて数分だけどね。今日の晩御飯のおかず買いにきたのさ。

 

郡津提督「あの木津って子、すっかり天龍たちだけじゃなくて、白露型のみんなとも仲良しさんになったわね。」

 

金剛「まあ、仲良しなのはいいことでーす!」

 

郡津提督「あら、あなたも島雪とすっかり仲良しさんになったじゃないの。」

 

金剛「それは比叡たちも同じでーす!」

 

島雪「失礼します。あ、金剛お姉ちゃん!」

 

金剛「どたっ!時間と場所をわきまえなさい!」

 

郡津提督「うふふふふ。」

 

まあ、賑やかなのはいいことだし、みんなと仲良くやるのはとてもいいことだって提督もいってるし。これからもよろしくな。鎮守府のみんな。

 

 

 

 




薄野といれるところを間違えてまどかと書いちゃった。ごめんなさい。

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