人里を出て森の中を
私“佐天涙子”はふと、学園都市のことをまたもや思い出してみる。思い出すというよりもの思いにふけるとかの方が言い方はあってるかもしれない。自分がだいぶ変わってきたという自覚がないわけじゃない。あの頃みたいに『楽しければそれでオッケー』と言える考え方じゃなくなってるのも確か。幻想郷に関わっているだけでそうはならなかったから、たぶん魔術と出会ったのが一番の原因。
魔術とであって私はいつでも命を失うということを初めて実感して……その前のフランとの時とは違う感覚、殺されることが当然という世界。自分の選択一つで誰かが傷ついて誰かが死ぬかもしれないっていう世界。
でもたぶんそれは魔術が関わっている時だけじゃない、幻想郷だって並の世界とは大きく違う。殺すことをなんとも思わないヒトだっているらしい。
だから私は何かを守るために、強くなる必要があるんだ……。
「涙子、止まりなさい」
咲夜さんの声に私は我に返ってすぐにフェンリルと止めた。私たちの目前には黒い魔法少女が一人。いや、魔法少女は一人だけれどいるのは二人。
「アリスがなんか気配がするって言ってたけど……お前らか」
魔理沙さんと、人形を周りに浮遊させてる女の人……魔理沙さんの口ぶりからしてその人がアリスって人で良いんだと思う。笑みを浮かべる魔理沙さん。箒にまたがって飛ぶ彼女を見て咲夜さんがナイフを取り出した。
―――って、ええ!?
「弾幕ごっこですか!?」
「魔理沙がやりたそうにしてるんだから仕方ないでしょう、お屋敷じゃないだけありがたいわね。掃除が大変だから」
「今日掃除されるのは、お前だぜ?」
そういうと飛び上がる魔理沙さんと、それを追っていく咲夜さん。私はその場に残ったアリスと呼ばれた女のひとを見て愛想笑いをした。
「仕方ないわね、貴女も一応敵になるのだからやらせてもらおうかしら?」
アリスさんが指を動かすと、その指と周囲にとぶ人形との間につながれた糸が動く。そして人形たちは各々武器をもって私の方に向けた。いやはや、これまた不思議な戦い方の人みたいだけど……。
「私も結構不思議な人たちと戦ってるから慣れてるんだよね!」
私はそういってから踏み出した。おそらくあれは人形を使っての攻撃、火力の高さで言えばステイルには匹敵しないし、勝つことができないわけじゃない!
予想通り前方から突っ込んでくる武装した人形たち、配置はアリスさんの傍に3で私に突っ込んでくるのが2……これなら!
ランスを向けて突っ込んでくる人形のランスを真下から―――蹴り上げる!
「そ、し、てぇっ!」
拳をその小さな胴体に叩きつけて、地を蹴って次の人形に飛び蹴りを見舞う。着地すると同時にアリスさんに近づくためすぐさま走る。距離にしてそこまではない。上空からの弾幕がいくつか“私達”の戦場に落ちてくるがそれは、無視するに限るってね!
アリスさんの傍の人形が動き出して弾幕を放ってくる―――って!
「わわっ!」
結構意外なことで、私は地を蹴って空中で一回転してから下がる。いやまさか人形から出るとは……。
「あら、人形使いとは初めてって感じね?」
「まぁ、向こうでもそうは居ないでしょうからね。人形使いなんてどうやるのか想像もつきませんよ」
私は軽く笑ってからもう一度拳を構える。昔とはずいぶん変わったけど、丁度良いかなとも思う。とりあえず今はこの二人をなんとか退けるのが最優先だし、咲夜さんが魔理沙さんの相手をしてるだけ幾分かマシと考えたい。けど、たぶん魔理沙さんと目の前のアリスさんの能力はほぼ同等ぐらいだし、戦闘スタイルも未知の領域だから面倒さで言えばこちらの方が上。
「行くわよ!」
放たれる弾幕の中をかいくぐりながら考えていく。霊夢さんの弾幕よりよっぽどマシだけど、これじゃ消耗戦になる。なら動くのは自分からだ。
「行きますよ!」
ナイフを数本、アリスさんに向かって投げる。それと同時に走り出すと、アリスさんは人形を使って私の投げたナイフを打ち落とす。けど―――それが目的! 私は力強く地面を蹴って跳ねるとアリスさんとの距離を一気につめて横から薙ぐような蹴りを放つ。今度は直撃、アリスさんの腹部に突き刺さるように直撃した足をそのまま振り込み―――吹き飛ばす!
アリスさんはそのまま吹き飛んで竹藪の中を転がる。
「ぐっ! スペルカード!」
すぐに起き上ったアリスさんは少しだけ空中に浮いてカードというか札というか、まぁそんなようなものを掲げた。リグルって子も使ったスペルカード、その技の威力はまさに必殺だけれど……当たらなければどうということはないってね!
上条さんの劣化版みたいなもんだよね。魔術や超能力ならなんでも打ち消せる上条さん、私はそんなことはできないけど普通の人よりは回避力は高い。伊達に弾幕を相手にしてないし、並みの能力者と比べてもやっぱり幻想郷はレベルが高い。
「戦操「ドールズウォー」!」
しっかりと回避を構える。―――だけど回避だけでは勝てないことはわかっていた。人形たちが10体、一斉に動き出しそれぞれ剣や槍を構えて突っ込んで来る。それらすべてを視界に入れてギリギリまで動かず近くに人形が来てから、避ける!
「それにしても、霊夢は八雲紫、妖夢は西行寺幽々子、そして私は魔理沙と組んでるのに……紅魔館が人間二人で組んでるなんて思いもしなかったわ……しかも飛べない」
「そりゃ、すみませんでしたっ……て、危なっ!」
私は攻撃を食らいそうになりながらも、なんとか掠ることもなく人形たちの攻撃を回避していく。私が蹴り飛ばしたアリスさんだけどもうダメージが薄くなってるみたいで痛そうな顔一つしてない……。こりゃ悔しいから、なんとかする方法を考えてみても上手いダメージの与え方なんてそうそう思い浮かばない。
「こんなところで使いたくは、ないんだけどなぁ」
「奥の手があるのに残してるなんてずいぶん侮ってるじゃない、なら……これはどう?」
さらに攻撃スピードが速くなる人形たち相手に私はさすがにこれ以上“回避だけ”で捌ききれないことがわかった。だから私は両手の指に投げナイフを三本づつ挟んで抜き放つと同時に投擲。まっすぐ飛んだ六本のナイフは人形たちに当たる……と言っても当たったのは二体だけでその他四本は見事に避けられて……。
「これはっ、キツイ!」
私は回避しながらさらにナイフを六本投げて刺す。だけどその時点で私は少しばかり抜けていた……。
「そりゃぁ、そうだよねぇ……」
ナイフが刺さった程度で、人形が動かなくなるわけがない。いやぁ、完全に抜けてたとしか言いようがないって感じ?
「ぐっ!」
人形の槍が横薙ぎに振られて私の腹を打つ。小さな体から放たれる十分な威力のそれにより私は大きく吹き飛んで背中を竹にぶつけて、倒れた。
―――さすがにっ……ハァッ……強っ……。
肩で息をしながらなんとか立ち上がったけれど、人形たちから放たれる弾幕を見て体を酷使しながらなんとか回避。その場で両足を使って跳ねるけれど次の弾幕が私を待っている。それらは学園都市で“なぜか撃てなかった”弾幕とも言えない弾幕を放っていくつかを相殺、後は空中で体をひねらせて回避……と同時に片手で三本のナイフを投げる。
「手癖が悪いわね」
クスッと笑ったアリスさがんが指を動かしてその三本のナイフを人形の武器にて防ぐ。私はアリスさんの視界を覆った人形を確認してから軽く回転してその勢いのままナイフをまた三本投げて追撃をかけた。
「ッ!?」
人形をどかした途端驚いたアリスさんはすぐに二体の人形の体を使ってナイフ二本を止めて、もう一本のナイフを顔を傾けさせて避ける。どうせ当たっても痺れるだけなんだけど……さて、これで決める予定だったんだけどッ!
落下する私に弾幕が直撃して、私は空中で衝撃によってふたたび竹に体を打ち付けてそのまま地面にも打ち付ける。
「上海、蓬莱、ごめんね」
私の視界の先にいるアリスさんが自分を守らせた人形二体に謝るのは、やっぱり人形たちが大事なんだろうなぁ……。でも私だってせっかくの家族の期待ってものがあるからね。
「負けないよ」
「まだ起き上がるなんて大したものだわ」
「ありがとうございます」
「じゃあ、これはどうかしら?」
アリスさんがそう言うと、アリスさんの周囲にさらに人形が増える。その数は総じて16体とずいぶんな大所帯で私なんかにさばききれるわけもなくて……上から降ってくる弾幕とナイフの数も徐々に減ってきたのを見ると向こうは決着が着きそうなのかな?
―――だったら私も、ここから先は手を抜けない!
ここから先のことをまったく考えないって言われても仕方ないかもだけど、ここで“コレ”を使う価値は十分!
「妖魔結界―――!」
叫ぶと同時に左腕を空へと突き上げる。
「血呪封印、解除!」
左腕から紅い“何か”が溢れるのがわかった。
◇◇◇◇◇◇
約一時間前、紅魔館にて―――。
バイクの名前を決めてすぐの出来事だった。彼女、佐天涙子は恐ろしいまでのツッコミなどで疲れていたがそれを知っているのは咲夜のみであり他の住人は知る由も無く、ただ彼女に真実というより事実を伝えようとしていた。
長テーブルに座る紅魔館の住人たち、名前を付けてそのまま話が続く。
「佐天」
「は、はい!?」
突然真面目な表情をするレミリアに緊張する涙子。
「貴女、実は純粋な人間で無くなることが可能だわ」
「……は?」
「簡潔に言うと、貴女はまだ人間で、貴女の腕と眼はまだ本当に貴女のものじゃないのよ」
涙子は頭の上に疑問符を飛ばしまくりであった。
「私たちの腕を貴女に上げると決めた日、実は霊夢が来ていたのよ」
「霊夢さんが?」
「そう、そして博麗の結界術で私たちの腕と眼に宿る妖魔としての血を封印しながら貴女へ移植した」
涙子も徐々に理解の兆しは見せているのだが、やはりわけがわからない点がいくつか存在していた。幻想郷に数か月住んでいる涙子だが向こうの世界とこちらの世界での相違点がありすぎてさすがにすべてを把握できる涙子ではない。そもそもこの技術自体、そうそう知っている妖怪がいるわけでもないのだから当然だ。
「とにかく、貴女の眼と腕にはたしかに妖怪と悪魔の血があるのだけれどまだその力は封印されているの……そして私たちとの繋がりもまだ貴女の体の眼と腕にある」
封印を施した腕と眼を移植して直、レミリアと美鈴の眼と腕は繋がっている。
確かに佐天涙子の移植は成功しているのだから肉体的なつながりは一切無い、そのはずが見えない何かでまだ繋がっているレミリアと美鈴。霊夢が人間としての佐天涙子を保つために行った封印が原因だと言っていたのだから間違いは無く、レミリアと美鈴の二人自身も涙子が人間として生きたいというのならば涙子が死ぬまで片目、片腕の生活ぐらいどうということはないと思っている。それでもここで封印のことを話したのは間違いなく―――この先、必要になることがあるかもしれないからだ。
いや、涙子には必ず必要になると“能力を使わなくても”レミリアにはわかっていた。
「涙子、使うも使わないも貴女の自由……だから教えておくわ」
―――人間の、辞め方。
◇◇◇◇◇◇
結果―――私は辞める方を選んだ。
レミリア様と美鈴さんの眼と腕がこれで治るようになるということで辞めたとかいう理由が無いとは、言えないかな?
それでも今もこれからもこの力が必ず必要になってくる。そんな確信が私にあったのは間違いなく勘だけど、当たる気がしているのも事実で……学園都市にまた戻っても御坂さんや白井さんや上条さん、それに初春や色々な人たちを助けるためにもきっとこれは今、使いこなせるようになっていた方が良い。だから私はここでこの力を使う!
「“龍”―――解放!」
左腕から体中に“力”が流れ込んでくるのがわかる。身に余ると言うにふさわしい“私たち”の力、そして私が道を切り開くための新たな力。みんなを助けるための、守るための力。
「……なるほどね、人間と人間のコンビじゃ無かったわけ?」
アリスさんが笑って言うけれど、私には笑い返すだけの余裕が確かに今はあった。調子に乗っていると思われたらそれまでかもしれない、けどそのぐらいに私は舞い上がっていた。手に入れた力は、私の望んでいた、待ち焦がれていた守るべき力で、誰かの役に立つ力、そしてそれをくれたのは私の最初の師匠と呼べる存在。そして家族。
「ここからが佐天さんの本当の力の見せ所です!」
「来なさいよ半妖!」
「行きますよ妖怪!」
「魔女だけどね!」
なるほど、魔女ですか……魔理沙さんと仲が良いわけだ。
「べ、べべべ! 別に仲良くなんかないわよ!」
あれ、口に出しちゃってた? ていうかそうですか、御坂さんと同じくツンツンデレデレ、簡単に言えばツンデレと言うことですかね。私もつくづくツンデレと縁があるというかなんというか、まぁどうでも良いや、今はアリスさんを倒すことが目的なんだから!
上だってそろそろ終わってるかな、これ以上は咲夜さんに怒られそうだしっ!
「行きますよ!」
「こっちだって!」
アリスさんが札を掲げる。
「ラストスペル「グランギニョル座の怪人」!」
16体の人形が一斉に動き出し、武器を捨てて弾幕を放ってくる。視界一杯を覆うそれらを見ながら涙子は口元に笑みを浮かべて目の前に弾幕が迫ってから、地を蹴った。
―――さっきとは、くらべものにならないっ!
それほどの瞬発力と脚力、体中に流れる
「よっと!」
走り出した涙子は弾幕を回避しながらアリスではなく、人形へと走る。先に人形をつぶそうと言うのであればそれはかなり骨の折れる作業だ。痛覚のない人形をいくら攻撃したところであまりにボロボロにしない限りいくらでも動ける。だがそれなら人形に走ったのは、別の理由があるからだ。
弾幕をかいくぐり一体に近づくと同時に涙子はその人形に“刺さっていたナイフ”を抜いてから人形を蹴って吹きとばす。ダメージはないが距離を取るという意味では大事だ。
「このっ!」
まだまだ続く弾幕の雨の中、涙子は軽く地面を蹴って軽いジャンプ、そしてそのまま身をひるがえしながら接近と回避の両方を行い、また一体の人形からナイフをを抜くとその二本をジャケットに入れてさらに人形を蹴り、走る。再びアリスではない場所に向かって走るが今回は人形ではなく竹だった。そこに刺さっている二本のナイフを取ると、涙子はそのまま竹に足をかけて―――跳ぶ。
「なっ!?」
空中で身をひるがえしながら弾幕を回避、それでいて当たりそうになる弾幕を先ほど抜いたナイフで流れるように捌く。その身のこなしはさすがに人間とは言い切れるものではないと佐天涙子自身も思い、そこでようやく自分が人間からかけはなれた存在だと理解することができる。だが一切の後悔はない、ただ家族と同じ体質になったぐらい、涙子にとってはその程度でしかない。
「よっと!」
地面に足をつくと同時に自分の視界に入るすべての弾幕の中から活路を見出す。霊夢も魔理沙も人間のまま得た技術だがその才能に特化している者と同じことができるだけ涙子にもそれなりの才能の片鱗はあったということだろう。地を蹴って体を逸らし、弾幕の中をくぐりぬけると再び走り、転がると同時に落ちている自分のナイフをいくつか拾って、再び跳んだ。宙へと体をひるがえす涙子。
―――この力が、神裂の時につかえてればまた少し、違ったのかな。
向こうでの“もしも”を考えざるを得なくもなる涙子だったがすぐに意識をこちらに戻す。弾幕勝負の最中に他のことに集中なんて失礼なことこの上ない。
「さっきとまるで違うわね!」
「アハッ、そういわれると複雑ですが、ねっ!」
跳んで弾幕を避けながら、人形二体を踏みつけて地面に立つ。アリスが上海と蓬莱、と呼んでいた二体の人形を踏みつけながらその二体に刺さっているナイフを抜いてすぐにアリスへと走り近寄る。至近距離の二人、アリスは弾幕を撃つのをやめた。
「この距離じゃ四方からの攻撃はできませんね、アリスさん!」
「ッ!」
わかっていた涙子は腰を落として片足を上げる。そして拳をまっすぐアリスの体にぶつけると同時に足で踏み込む。美鈴に教えてもらった中国拳法の基礎を使った技、それは純粋に相手の体を破壊する攻撃であり人間ならば骨は完全に砕けるだろう。
「がッ!?」
「せいっ!」
涙子の拳の直撃を食らい、吹き飛んだアリスは地面を転がるもすぐに起き上る。インファイトなんて想定した訓練なんてまったくしていないからこそ今の状況に抵抗する術はほぼ無し。人形も近くにいなければ―――そこまで思ってすぐに人形を引き寄せようとしたアリスだがすでに遅い。
跳んだ涙子はサバイバルナイフを回転させながら投げる。そのサバイバルナイフはアリスの額に直撃、それも柄が直撃。突然による衝撃と痛みのダブルパンチにより背中から地面に倒れるアリス。すぐに起き上ろうとしたが涙子の方から飛んできた投擲用ナイフがアリスの服のあまり部分を突き刺しアリスを地面に釘付けにした。
跳んだ涙子がアリスの脇腹横の地面に両足で着地し、アリスの額を攻撃したサバイバルナイフを取るとアリスの首にあてがう
「……私の勝ち、ですね?」
そう言って不適に笑う佐天涙子は間違いなくあの吸血鬼の館の従者であり幹部であると、アリス・マーカトロイドは認めたくない負けを認めながら、佐天類子のオッドアイを見ながら、そう思うのだった。
かくして、佐天涙子は人間を卒業した。
あとがき↓ ※あまり物語の余韻を壊したくない方などは見ない方が良いです。
はい! みなさま、長らくお待たせいたしましたが!
実はこれ、昨年11月末にほぼ完成していたんでござりまする。なぜ投稿がおくれましたかというと本当に佐天さんをこうしてしまっていいのだろうかと思った所存……いえね、この小説を書くときにまとめたプロットにはストーリーの大筋は決まっていてこの設定ももちろん最初から入れる気だったのですが、いざ書いてみると読者様のことを考えてしまって本当にいいのか悩むという……まぁ結局投稿してしまったので、色々と覚悟をしての投稿!
これからはもっとペースを速めてさっさと妹達編とか突入したいので応援お願いつかまつる!
さてさて、次回は佐天さんの体が今どうなっているかなどの詳しいことや封印のことなども色々と説明を入れたい所存でござるので、次回もお楽しみいただければまさに僥倖!
PS
久しぶりの更新なので、久しぶりの感想を、これまた久しぶりに楽しみに待っているのでございますよ!
では、また次回か返信なんかでお会いいたしましょう!