???「もし宝くじが拾い、それが当りくじだったら、
あなたはどうしますか?
交番に届ける?それとも自分のものにしてしまう?
いろいろな考えがあるでしょう。
これは宝くじを拾ってしまい、一等を当ててしまった、
ある少女のお話です。」
~学校帰り~
優花里「それじゃ西住殿!さようなら!」
みほ「うん、バイバイ!」
みほ「,,,,,,,,」
みほ「暇だなぁ,,,,」
みほ「,,,,あっ」
みほ「宝くじ,,,,落ちてる」
みほ「,,,,」キョロキョロ
みほ「誰もみてない,,,,よね?」
みほ「,,,,」ヒョイ
みほ ダッダッ
~みほの家~
みほ「当たってないんだろうな,,,,」
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「,,,,,,,,,,,,!」
みほ「!!!!!」
みほ「え!え!」
みほ「夢じゃないよね?」ゴシゴシ
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「夢じゃない!!!」
みほ「当たってる,,,,」
みほ「一等,,,,」
みほ「,,,,,,,,」
みほ「どうしよう,,,,」
みほ「そうだ!誰かに相談を,,,,」
みほ「でも誰に相談すればいいんだろう,,,,」
みほ「秋山さんだと,,,,」
~回想~
みほ「もしもし、秋山さん?」
優花里「どうしました?西住殿?」
みほ「宝くじを拾っちゃって,,,,」
みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」
優花里「えぇ!本当ですか!」
優花里「今すぐそっちに向かいますよ!」
優花里「今着きました!」
ピンポーン
みほ「!!!」
みほ(早いな,,,,)ガチャ
優花里「さぁ!早くいきましょう!」
みほ「どうしたの、いきなり来てそうそう,,,,」
優花里「なぜそんなに落ち着いているのですか!」
優花里「今も時間がどんどん迫って来ているのですよ!」
優花里「さぁ早く!」
みほ「う、うん!」
優花里「すごいですね~これ」
みほ「う、うん」
優花里「じゃあ早速」
優花里「戦車ショップへゴー!」
みほ「あーちょっと待って!秋山さん!」
みほ「ボコミュージアムにもいきたい~!」
ダッダッ
~回想完~
みほ「いやダメでしょ!」ペシン!
みほ「自分のではないのに,,,,」
みほ「もうちょっと違う人,,,,」
みほ「お姉ちゃんはどうだろう?」
~回想~
みほ「もしもし?お姉ちゃん?」
まほ「どうした?みほ」
みほ「実は宝くじを拾っちゃって」
みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」
まほ「,,,,,,,,,,,,」
まほ「そうか」
みほ「え?それだけ?」
まほ「あぁ何か悪いか?」
みほ「いや、別に何も,,,,」
まほ「要件はそれだけか?」
みほ「う、うん」
まほ「わかった、じゃあ切る前に一ついっておく」
みほ「???」
まほ「ちゃんと落ち着いてまわりを見て行動するんだぞ」
まほ「どこでその大金を狙っているかわからないからな」
まほ「じゃあ切るぞ、話が長くなってすまなかった」
みほ「,,,,,,,,,,,,」グスッ
まほ「どうしたみほ?泣いているのか?」
みほ「なんでもない,,,,」ヒグッ
まほ「切るぞ?」
みほ「うん,,,,」ガチャ
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「,,,,,,,,うっ」
みほ「うあぁーーーーん!」
~回想完~
みほ「何で私泣いているの?」
みほ「あとなんかお姉ちゃん反応薄い!」
みほ「結局誰に掛けよう,,,,」
みほ「,,,,,,,,!」
みほ「エリカにかけてみよう!」
プルルルルルルル,,,,
エリカ「もしもし?どうしたの」
みほ「実は宝くじを拾っちゃって」
みほ「一等当たっちゃったんだよね,,,,」
エリカ「,,,,,,,,,,,,」
エリカ「あぁ、そう」ガチャ
みほ「,,,,,,,,,,,,」プープー
みほ「,,,,,警察に届けよう」
???「結局、みほさんはこの当りくじを、警察に届けました。
ちょっと心の迷いがあったらしいですが、まぁいいでしょう。
さぁ、あなたなら、どうしますか?」
宝くじって人の心がよくわかりますよね,,,,,,,,