マッスル化×マッスル化×マッスル化
俺がマッスル化!!
前回のあらすじ
悪魔 ライザーフェニックスに攫われたブルトンを助ける為、結成された特別チームが冥界に向かった。
他のみんながリタイアしてしまい、俺ことイッセー、リアス、朱乃さん、木場、ライザーが残された。ライザーは既にリタイア寸前だけど、
「どうしましょう部長、彼女に近づけませんよ」
「そうね………………………でも、どうにかしないと、お兄様も助けに来てくれるはずだし」
愚か、サーゼクス達ですら身動きが取れないでいるのに。
バギィンッ!!
ガラスが割れた様な音が聞こえたと思ったら、空に穴が空いた。アレはバキシムが空間を破った時にでる4次元空間、という事は、エドさんの仲間が助けに来てくれたのかッ!!?
「おーい!!ブルトーーーン!!どこだーーーーー!!」
全く、ブルトンの奴…………………遠出するなら一言言ってくれればいいのに、おーいブルトーーーンどこー!!
魔物の軍団が押し寄せてくる。ブルトンが呼び出した物だろう。今回は、ブルトン救出ともう一つ事情がある。
新たな新兵器の稼働テストの為である。
「…………………………シャワッ!!!!!」
腕のリングを掲げると装甲が出現し、それが体に装着されていく。
ウルトラマン型次世代試作強化装甲スーツ
通称………………………………………『ベリアル』
『行くぜ、全部ぶっ壊してやる』
ギガバトルナイザーを取り出し、魔物を攻撃する。ギガバトルナイザーの先端から高エネルギー弾を発射しながら殴りつける。
一撃で粉砕される魔物達、更にエネルギーウィップを出現させ、周りの魔物を一掃する。更に追い打ちとばかりにベリアルジェナサンダーを巨大なドラゴンに向けて放つ。そして、爆発四散するとともに辺り一帯を更地にしてしまった。
ベリアルに変身したった数分で殲滅された。
『……………これが、『ベリアル』の性能か………しかもまだこの先があるなんて』
ベリアルの性能結果 予想以上、たった一撃で化け物を倒せる攻撃力、人外を凌駕する程のスピード、強固な装甲、全てを元のウルトラマン型強化スーツを上回っている。
更には、このスーツの使用により、
以上の事からベリアルの性能は最高のものとなり、これからの戦闘データを使い更に強化すれば超越者や無限の龍神、はたまた黙示録の獣すらも凌駕できる力を会得できるだろう。
我々はその力の事をこう呼ぼう、
『カイザーベリアル』と、
そして、その力を我が主が手に入れた時、世界は我が主の力にひれ伏すであろう。しかし、我が主がそれを望まぬことも検討はつく。
世界を支配しなくとも我が主は偉大であるという事に変わりはないと、記しておこう。
愛すべき主へ捧ぐ
ヤプール研究日誌
同時刻、レーティングゲーム会場、西方面
「マスターが試作型スーツを使った様です」
鳥の様な美しい姿をした女性『マガバッサー』がそう告げる。
「う〜ん、じゃ〜あ〜思いっきり〜暴れても〜いいんだよね〜」
魚の様な女性『マガジャッパー』が言う
「では、ミッションを開始します」
鋼鉄の龍の様な女性『マガグランドキング』が構える。
「全てを燃やし尽くしてやる」
炎の化身のような女性『マガパンドン』が炎を体に纏わせる。
「………………ゼットン」
魔王の力を手に入れたゼットン『マガゼットン』
「どうします?お母様」
「マミー!!」
「イエス・マイ・マザー」
「母上!!」
「あんた達!!決まってんだろ、………………………………………思う存分暴れてきなッ!!!!」
オカン、もとい最強の魔王獣『ママオロチ』………いや『マガオロチ』、全てを滅ぼす最強最悪の怪獣が降臨した。
あれ?これブルトンの救出だよね?
次回予告
ドガァァァァァァァアンッッッッッ!!!!!!!!
ラーラーラーラーラーラーラーラー♪(悲しいメロディ)
フハハハハハハハハハハハ!!!!
次回『黒き王の覚醒』