レオナルドに憑依した俺の転生生活   作:あるアルミン

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遅くなって申し訳ありません、ネタが、ネタが思いつきませんでした。テヘペロ♪許してニャン♪

………本当に申し訳ありませんでした


停止教室のヴァンパイア
みんなの楽園


見えな〜い壁に囲ま〜れて♪息が〜詰まり〜そうな毎日〜♪

 

 

わー!!すごーい!!

 

 

「第1回、大怪獣カラオケ選手権!!」ドンドン!!パフパフ!!

 

 

平和な時間、それは何気ない一時こそそれなのかもしれない。今日は帰って来たアイドル怪獣娘達へのイベントとして開催した企画。

 

歌っているのは我らが主人公、レオンことレオナルド。

 

 

「強くなれ〜♪ヒーローになれ〜♪」

 

 

クライマックスを歌い切ると周りから歓声が飛び回る。何気ないその日常がそこにはあった。

 

 

「マスターすごーいッ!!!!」

 

 

笑顔で拍手するゴモラ、

 

 

「まあ、貴方にしては上出来なんじゃない…………………(すごく綺麗な歌だったわ/////)」

 

 

ツンデレな発言をするエレキングさんの妹、放電竜エレキングの『レキ』

 

 

「スッゲーー!!いい歌だったぜ!!」

 

 

テンションマックスなミクラス

 

 

 

「ふー、久々に歌いまくったぜ」

 

 

あー、喉枯れそう…………久々に歌ってみてこんな俺の歌で感動してくれて本当に嬉しいよ。

 

そういやif世界のグレイフィア(第5話、第6話参考)が朝から見えないけどどこ行ったんだ?

 

 

「レオン!!もー!!私の話を聞きなさいよ!!」

 

 

ザンドリアスがポコポコと殴ってくる、あ、ごめんそこ溝だから痛いから!!やめて!!本当にやめて!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤプール様、お話ししたいことがあります」

 

 

「おや?第5話、第6話 以降出番が無かったグレイフィアちゃんじゃないか、どうしたんだ」

 

 

メタ発言をする異次元と常識にとらわれないヤプールさん、そしてそのヤプールさんに用があるグレイフィアif

 

 

「私は、レオナルド様に助けられました…………ですから、私は力が欲しい、レオナルド様を守れる何者にも負けない最強の力が」

 

 

「力が欲しい、ならば強くなればいいじゃないか。この世界の君も努力して強くなったじゃないか」

 

 

「今の力だけじゃ限界があります、私は力を得る為になら悪魔にも命を捧げます」

 

 

「オーケー!!その言葉が聞きたかった………君を強く(改造)してやろう。私の頭脳でな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロワ、グリゴリの方はどうだ?」

 

 

「御安心下さい、白龍皇共々、しっかりと管理しております」

 

 

灼熱の用心棒ことシュヴァルツ・ロワは徹底した管理でグリゴリとあのヴァーリを手中に収めている。鬼のような顔でヴァーリを虐めぬく化け物、

 

命令は絶対にこなし、敵を焼き尽くすその姿はまさに怪物。

 

 

(あと数日でこの任務ともお別れですか、早くマスターの顔が見たいです)

 

 

その正体は、主マスターの為に(独断で)グリゴリに潜入した用心棒怪獣『ブラックキング』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰ったぞ、我が主よ」

 

 

「ああ、お帰り、エンペラ星人」

 

 

ダークネスフィアが帰還した。ダークネスフィアでの長旅ご苦労様でした。ザンドリアス達と一緒になっちゃうけど今夜は豪華にすき焼きにするぞ〜!!

 

 

「主よ、我はこの旅の中、人肌が恋しかった所だ、思い切り抱きしめてくれぬか」

 

 

イケメン過ぎだろ、エンペラさん

 

 

「ああ、いいよ」

 

 

腕を広げるエンペラをぎゅ、と抱きしめてあげる。心の暖かさが伝わってくる。本当に闇の支配者とは思えない程、彼女の心は暖かかった。

 

 

「暖かいな、主の心は………」

 

 

レオンからは見えないその顔には涙が流れていた。闇の中1人で光を求め彷徨い続け、苦しみ続け、そしてついに光を憎んだ1人きりの皇帝が初めて流した涙だった。

 

 

『マスター!!ご飯できたよーーー!!!!』

 

 

あ、ゴモラが呼んでる。うし、じゃ行こうか、飯♪

 

ガチャ、扉を開けて居間に向かう主の姿を見ながら、彼女、エンペラ星人は見たこともない優しい笑顔を浮かべ

 

 

「やはり主を騙すと言うことは辛いな、事実、我は主に幸せになってもらいたい……………」

 

 

エンペラ星人の脳裏にはかつての自分自身を思い出していた。

 

 

「主よ、我のわがままを許して欲しい……………………新たなる皇帝となって欲しい」

 

 

エンペラ星人は空中にディスプレイを出し、そこにある物を確認する。

 

 

 

 

それは、ベルであった。

 

 

 

それは、巨大な鍵であった。

 

 

 

それは、巨大な三角のカラータイマーだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出来た、最高傑作だよ!!」

 

 

銀髪のメイドは赤き悪魔により生まれ変わった。

 

 

肩や背中から飛び出す棘、腕は巨大で鉤爪が鈍く光る。メイド服のスカートからは4つの触手と尻尾が出ている。額にはエースキラーのような赤い宝石のようなものが付いている。

 

かつて、ヤプールがウルトラ兄弟を抹殺するために怨念によって作り出した最強最大の超獣

 

 

『U(ウルトラ)キラーザウルス』

 

 

 

「どうだい?体の調子は、慣れればすぐに元の姿に擬態できるよ」

 

 

「最高です、これが私、体の中から力が溢れてくる」

 

 

「早速、調整に入ろう、まずは『地獄の超獣24時間耐久』だ」

 

 

 

「ええ、わかりました。始めましょう、早くこの力を試したいので」

 

 

その笑顔は狂気が含まれていた。




次回予告

夏だ、プールだ、怪獣だッ!!?平和な時を過ごすオリ主、現れるサイボーグ達、そして、ヴァーリーチーム大ピンチッ!!?


次回『夏が来たら』お楽しみに

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