ガキィィンッ!!!ガキィィンッ!!!ズバッ!!!
真夜中に響く鍔迫り合いの音。しかし押されているのはフリードの方で木場は邪心剣と紅蓮騎のダブルアタックでゴリ押してくる。
しかも、フリードの邪悪な心を吸って更に威力と斬れ味を増して行く。
「あははは!!どうしたんだい?そんなんじゃ僕をいつまで立っても殺せないよ♪」
もしも木場のファンが彼を見たとしても、人は声を揃えてきっとこう言うだろう、
彼は人間じゃ無い。
その笑顔は人間の狂気をこれでもかと鍋にぶち込んで何時間もグツグツと煮込んだもの、そんな笑顔だった。
「くらいな、邪心剣!!三月斬波!!!」
邪心剣かは放たれた斬撃がマンションの壁に三日月の傷を作り出した。
「嘘でしょ!!まーじなんすかッ!!?ありゃーヤバいっすわ………………てなわけでバイチャー」
フリードは閃光弾を撃って目くらまししそのスキに逃げ出す。
「ち、逃げたか………………まあいいさ、次に会った時、聖剣と共に葬ってあげるよ、クハハ、アハハハハハハ♪」
「頼みがある、エクスカリバーの破壊を協力させてくれ!!」
イッセーと小猫、匙は教会の聖剣使いにエクスカリバー奪還あるいは破壊の協力を申し出た。
「いいだろう、ただし正体がバレないようにしろよ」
それが条件だった。
「そう言えばあのエrじゃねえ、あのフードを被ったあの人はどうしたんだ?」
「ああ、キリエさんなら、この近くの実家に帰っているよ」
へー、あのエロい格好の厨二病なキリエさんが昔、住んでたんだ。あー知り合っとけばよかった!!
「我が主よ!!貴殿と出会えぬ長き時の中、私は永遠の牢獄に閉じ込められていた。だが!!今、出会うことのできた奇跡!!そして私にどうか安らかな祝福を!!!!(マスターに会えなくて本当に寂しかったです。でもようやく会えました、だからいっぱい頭ナデナデしてください)」
厨二病が爆発したか………………キリエロイドが帰ってきたから豪華な料理を作ろうと思って席を立った瞬間、キリエロイドが抱きついてきた。全く、これからご飯だから、ちょっと待っててね。
「マスター料理は私が作るから、マスターはジャッパとキリエロイドの相手をしてて」
ごめんね、マガオロチ、いつも任せっきりで、
「いいってことよ………………なんかこうしてると夫婦みたいだな(ゴニョゴニョ」
なんか最後の方は聞き取れなかったけど、あれ?
「こんなスパークドールズあったっけ?」
足元に見たこともない竜の姿をしたスパークドールズを見つけた。
「なんの怪獣だ?これ」
見たこともないスパークドールズ、またダークルギエルが現地の生物をスパークドールズ化させたのか?
「全くあいつは………………」
ダークルギエルからもらったスパークドールズを実体化させるアイテム『ダークスパーク』を使い実体化させる。
『ダークライブ!!オーフィス!!』
ロリ少女 ガ アラワレタ。は?え?どう言うこと?え?え?
「ふぇぇぇん!!」
そして泣きながら俺に抱きついてきた。えええええ?え?え?え?え?なにどう言うこと!!!?
何が何だかわからないまま、一日中、泣きついてきた幼女?をあやし続けた。
「ほー、フリードよしてその悪魔にやられて逃げ帰ってきた、と言うわけか」
「きー!!次は絶対ぶっコロコロしてやんだかんね!コカビエルの旦那!!」
「ふ、まあいい。その聖剣エクスカリバーと………………こいつがあればグレモリー眷属など容易いものだ」
そこには、十字架に磔にされている体にプロテクターをつけられた一体の金と黒のカラーの戦士がそこにいた。
次回予告
嘘を重ねて現実から逃げ出す、人はそれを裏切りと呼ぶ。騙されたのは誰か?裏切ったのは誰か?一体、何が真実なのか?
次回『裏切りの刃』