よし、またかくか。
カチカチっ☆
・・・ん?
お気に入り 10件
感想 1件
ゴシゴシ
ひゃっほおおおおおぉぉぉぉぉぉぉいぃぃ!!!!!!
ありがとうございます!
こういうのは大歓迎です!!!
よかったらあなたもお気に入り、感想等お待ちしてます。
「コーコーアさーん・・・いい加減起きて下さいよ・・・」
「んっ・・・おねえ、ちゃん・・・あと、五分・・だけだ、か、らぁ・・・」
まずい。
このままだと私もろくに支度が出来ない・・・
こうなったら、誰かに・・・代わりに起こしてもらおう。
あ、翔さんは手空いてるかな・・・
でも・・・
翔さんの顔を頭の中で想うと、顔が熱くなる。
あの後、私は本当にあの5分間で寝てしまい、おぶられて帰って来たのです・・・///
割とすぐに背中の上で目が覚めたけれど、
恥ずかしいのと、
すごく・・・うれしいのと、
翔さんの顔が、朝日の光のせいよりも、疲労感のせいよりもっと・・・
赤く染まっていたから。
二人だけの・・・秘密の時間。
あああだめだぁ・・・また胸が熱くなる・・・//
ーーーーーー翔ーーーーーー
「と、言うわけで・・・ココアさんを起こしてきてもらえませんか?」
「いや、別にいいけど・・・あいつ起きるの遅すぎないか・・・?」
とりあえず、ココアの部屋にLets go!
「おーい!おっきろーーー!!」
「・・・うーーん・・あと五分って・・いった、でしょ・・・」
「いってません!いいから起きろ――!!」
だめだ、全然起きない。
チノがてこずってたのもわかるなぁ・・・(しみじみ
よし、こうなったら・・・
「こーちょこちょこちょこちょこちょー!」
まあ、王道といえば王道なんだが、成功率は高い。
対するココアは、
「んっ・・・ら、りゃめぇ//あん、ん・・・っ、ふあぁ・・っ・・んっ///」
すごいあっまぁ~い声で応戦。
まあ、要は・・その・・・・声がアウト。
これあえいでないですかね・・・
ってか、普通に声・・・可愛い・・・っ
よ、よしつぎだ!
次で終わらせる自信がある。
なぜか・・・この起し方で起きなかった奴はいないのだ。
こちらにもそれ相応のリスク・・なのかなぁ?・・・がかかる。
具体的には・・・まあ、今からやるとしよう。
まず、ココアの体勢的に・・・ベッドの上に覆いかぶさるようにして
あがりこむ。
そして、ゆっくりとココアの耳に顔を近づけて・・・
優しく息を吹きかける。
突然、ココアの体がびくんっ!てなった。
「ひゃっ!?」
お、起きたみたいだな・・・っ!?
「・・・うわっ!?」
はぁいおひさぁー!状況説明のお時間でぇーっす!!
だいいちに、ぼくはベッドの上でココアに覆いかぶさるような形で
息を吹きかけました。
すなわち、必然的に布団、毛布やシーツの上に体重をかけた手を
乗っけなければならないわけです。
だいにに、ココアがびくんっってなって、毛布がずれました。
それにより、僕自身の体勢が崩され、そして・・・
気付いたら、見開かれた目、紅潮した頬、わずかに開かれた薄いピンク色の唇が
顔のすぐそばにあった。
ココアの額が、僕の額と・・・優しく触れ合う。
要は、僕がココアを押し倒したような体勢になってしまった。
そして、どれくらいそうしていただろうか。
「し、翔っ・・・くん・・・お、おはよう・・・///]
「あ、ああ・・・おはよう・・・///」
じゃなくって!!
「ご、ごめんっ!これにはふっかぁーい訳があって、その・・・」
また、ココアと目が合う。
その瞳に、思わず言葉が途切れる。
そして・・・ココアが頬を一層赤くしながら、近づいてきて・・・
そんなことを言った。
「・・・・わたし、翔君となら・・・いいよ?」
左胸が跳ね上がる。
熱い。顔が燃えるようだ。
相手の鼓動と、自分の鼓動が、いつもよりずっと早いビートを刻んで重なる。
でも、今の状況・・・相手もきっと、同じ考え・・・なのか・・・?
そして、
僕は、
意を決して、
ココアの、
そのピンク色の唇に、
そっと唇を寄せて・・・
コンコン。
「翔さん、ココアさん。ごはんできましたよ、早く来てください。」
「「!!??」」
マジでびっくりした。
「」