かつて「柊」の地に降臨した聖杯戦争からはや数カ月、龍神の眠る地と呼ばれた「八頭龍」という都市において聖杯の降臨は確認された。
 そんな中で始まる魔術師たちの宴。強きものも、弱きものも自身の持つ願いを秘め、殺し会う。それがどれ程気高いものであろうと、或いはただ強欲なだけのものであろうと、平等に権利が与えられた非合理の中で始まる魔術師と七体のサーヴァントの殺し合い。
 その中で、彼らは何を望むのか――。これはそんなFateの物語。
※この小説は独自設定、独自解釈を含みます。これらが苦手な方はブラウザバックを推奨します。

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