IS……雪語り   作:クリスティア・ローゼン

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(。・ω・)ノ

4話にて誤字がございましたのでその訂正を行ったことをここで報告致します

・・・・・なんかだんだん迷走してきそうな予感・・・・・



第5話

 束が世界に喧嘩を売ろうと決めたその頃、一夏達は雪七が持っていた新しい鞄に興味を惹かれていた。

 

「ユキ、その鞄いつ貰ったの?確か一週間前はなかったよね?」と円が尋ねるとその時に束から貰ったことを伝える。そのことにそばで素振りをしながら聴いていた箒が

「なっ?!あの姉さんがプレゼントしたのか?!」と驚きを隠せないでいた。

 

それもそのはず。束は箒たちの前では雪七のことを気にもしていない素振り(もちろん束の一番のお気に入り)をしていたため、箒だけでなく一夏と円も束がプレゼントしたことを疑っていた。

 

「にゅ?たばねおねえちゃん とてもボクのことだいすきって いつもいってるよ?」と答えると更に驚きを隠せないでいた。

 

雪七からのトンデモ発言を聴いてフリーズしていた一夏達を気にもとめず雪七は素振りを再開しようとした時

「いっくーん、まーちゃん、箒ちゃん、ご飯だよ〜」と束がご飯の時間だということを教えてくれたため、我に返り竹刀や防具を片付け始めた。その間に束は雪七に「ゆーくんもご飯一緒に食べようね♪」とコッソリ伝えていた。

 

片付けが終わりお昼ご飯を食べ、稽古も終了して家に帰ろうとした時、束は「ゆーくん、これから私はたくさんの大人の人たちに喧嘩をしちゃうけど、それでも私のこと好きでいてくれるかな?」と心の不安を雪七に伝えるが首を横に傾げ、キョトンとした顔で

「ふに?ボク たばねおねえちゃんのこと きらいにならないよ?」と伝えると束は少し涙を貯めて「ありがとう、ありがとね。ゆーくん。私がここからいなくなったら雪花に私がどこにいるかを聴いたらすぐにわかると思うから。雪花で私とお話、できるようにしておくからね。」と告げ、雪七達は家に帰っていった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

その夜・・・・・

 

「雪花と何時でもコンタクト取れるようにして、ゆーくんとお話できるよう、ISに通信機能をつけないと!そうなると全体通話機能と個別通話機能の両方をつけないとだよね・・・・・それなら白騎士にもつけると考えるとこれから作るIS達にもつけないといけないね・・・・・いつかは有象無象が使うと考えるとあまりつけたくないけど、これつけないとゆーくんが他のコ達ともお話できなくなりそうだし・・・・・やっぱりつけなきゃだよね・・・・・」

 

と自室の地下にあるラボで束が1人ISの機能の開発に勤しんでいた。

「それに、ちーちゃんが使う白騎士の装備も作らないといけないし、ミサイルのハッキングの下準備もしなきゃだし、ISが兵器と使われだした場合のことも考えないとだし、そうなった時私は絶対狙われちゃうよね・・・・・そうなると逃げるための設備も必要になるし箒ちゃんのことも考えないといけなくなるよね・・・・・」と何も考えずに行動しているように見られがちの束が全力で計画を練っていた。

 

「少なくとも、お父さんとお母さんにはちゃんとお別れの言葉を伝えないとね・・・・・最悪の場合のことも考えて篠ノ之家から出ることも「・・・・・ちゃん たばねおねえちゃん!」?!」

 

色々考え事をしている時、いきなり雪七の声が聞こえた為何かと思ったが「ゆーくん?!帰ったはずだよね?!なんでゆーくんの声が聞こえるの?!」

とかるくパニックになっていた・・・・・

 

〜〜〜〜〜

 

同刻、織斑家

 

「たばねおねえちゃん なきそうだった たばねおねえちゃんにボクができること なにかないかな?」と1人の時(一夏と円と同じ部屋)に呟いていたら

 

ーー[束お姉ちゃんが心配なの?]ーー

 

といきなり声が聞こえたが雪七は慌てること無く「うん・・・・・たばねおねえちゃん とてもかなしそうなかお してた」といきなり聞こえた声、雪七のISである雪花《ゆうか》に答えた。

 

ーー[そっかぁ・・・・・それなら私が束お姉ちゃんに声届けてあげる!]ーー

と答えると雪七は「ほんと?! いまから たばねおねえちゃんと おはなしできる?」と返すと雪花は微笑み(そのような雰囲気を出している)

ーー[すぐに束お姉ちゃんの所にいる白騎士につなげるね♪ちょっとだけ待ってて。]ーーとだけ告げ声が聞こえなくなり、数分後。

 

ーー[ユーくん、準備出来たから、私に向かって束お姉ちゃんに話しかけてあげて]ーー

 

と告げると雪七は大きく首を縦に振り「おねえちゃん たばねおねえちゃん!」と呼びかけた・・・・・

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

再び篠ノ之家

 

〈たばねおねえちゃん きこえる?〉

と声の聴こえた方に顔を向けるとそこには白騎士しかなかった。だが、それだけで束には理解ができた。

(もしかして雪花が白騎士と声を繋げてくれてるの?)と持ち前の頭の回転の速さから最も可能性の高い答えを導き出すと同時に、

 

「うん、聞こえるよ、ゆーくん」と返事をした。




・・・・・白騎士事件行けなかった

結局4話と同じ日の夜の話になっちゃいました・・・・・

雪花と白騎士がいきなり通信機能がついていたかと言うと雪七の離れていても束と話したいという思いが雪花を成長させたからということで・・・・・

白騎士事件・・・・・いつやれるかな・・・・・

そして新たにお気に入り登録してくださいました-椿-さん、RGZ-91さん、リトルリアさん、オデュッセウスさん、ZACKEY 888さん、Remi_exさん、四葉雪華さん、小野山和浩さん、ありがとうございます。

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