IS……雪語り   作:クリスティア・ローゼン

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なんとか今のところ連日投稿出来てる?!

珍しい・・・・・

仕事中にもネタを考えてる人ですがそれが載せれるのかといえばそうではなかったり・・・・・
では本編どうぞ


第4話

 雪七が束に専用IS《雪花》を貰って軽く一週間が経とうとしていた。

 

 その日もいつもの如く一夏、円、雪七の3人で道場に行くかと思えば更に二人程ついてきていた。

 

 千冬と秋十だ。

 

 この2人が道場に向かっているのには訳があった。その訳とは・・・・・

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 数日前、束と千冬が通う中学校の昼休み、束が千冬にこう話していた。

 

「ちーちゃん、例のアレ完成したから近いうちに見に来てよ!」

「なっ?!ついに出来たのか?!お前のとち狂っている考えだと思っていた宇宙開発用のパワードスーツが・・・・・」と束の言葉に対し辛辣でトゲのある返事をした千冬。

 

 だが、そのことを気にもせず「そうだよ♪だから近いうちに見に来て欲しいの♪あ、既に学会にこのことは提出してあるよ?今はそれの返答待ちでもあるんだ〜」と楽しそうに話す束。

 

 この様子をみていた千冬はため息を一つついて「ハァー・・・・・分かった分かった。とりあえず今週末どうせ一夏達がそっちに向かうだろう。その時に一緒に向かうとするさ。」と千冬は答えた。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「(。´-д-)ハァ-」

 一夏達の後ろを歩いていた千冬はこのことを思い出すなりため息をついていた。

 

「どうしたんだよ、千冬姉。ため息なんてらしくないぜ?」と隣を歩いていた秋十が気にかけてくれたが

「あぁ・・・・・いまからあいつに会うと思うと少し憂鬱でな・・・・・」と心底嫌がっているように見えた。

 

 やがて道場に着くと一夏達はまっすぐ稽古場に向かって行った。その様子をただ眺めていた秋十に対し、「お前は行かないのか?」と先ほどと反対に千冬が秋十に質問していた。

 

「俺はいいさ。やっても弱いだろううしな。そもそも俺は運動苦手だし」とやらないのではなくやる気の欠片も出さない秋十をよそに千冬は束の部屋に向かった。

 

 が、「ちーちゃーーーーん!!!」と上の方から声が聞こえてきたためそちらに顔を向けるとそこにはダイブしてくる束の姿が・・・・・

 

 千冬は危険と感じたのかとっさに逃げようとしたが1歩及ばず束のダイブホールドに捕えられてしまった。

 

「さぁちーちゃんハグハグしよ!愛を確かめ合おう!!」といきなり抱きつきさらには千冬のあるところに集中的に頭を埋めていたため

「フンッ!」 ドゴッ!! 「ギニャッ!」

 

頭を思い切り殴られた。グーで

 

「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・」とあまりの痛さに束が悶絶していると「お前が至らんことをしているからだ。で、例のアレはどうなった。学会の連中はなんと言った?」

と気にかける言葉を束にかけるとすぐに再生し

 

「その事なんだけど、学会の連中馬鹿ばっかりだったよ!!束さんの発明がどれだけ凄いものなのか全然理解しなかっただけじゃない!!私の夢をできるわけがないって鼻で笑いやがったんだよ?!こうなったらISがどれだけ優れているのかデモンストレーションで思い知らせてやる!!」と復讐に燃えていた。

 

「やはりそうなったか・・・・・それならデモンストレーションの時には手を貸そう。何をするつもりなんだ?お前のことだ。生半可な行動ではないのだろ?」と千冬が尋ねると

 

「さっすがちーちゃん、話が早くて助かるよ。」と答え

「私がやろうとしてるのは全世界のミサイルをハッキングし日本に一斉発射させそのミサイルをISで切り落とすってこと。」

 

と簡単に言ってのけたため、理解に少し時間を要したが

「待て待て待て!全世界のミサイルをハッキング?更にそのミサイルを日本に対して撃つ?お前はなにを考えている!」と声を荒らげたが束はどこ吹く風で「お偉いさんたちもこんな事されたらISのことを玩具なんて言わなくなるでしょ?それが狙いだよ・・・・・」

と悲しげに告げたため、千冬はおろか。その場に一緒に居続けた秋十もまた喋ることが出来なくなった。

 

「この作戦は今日より1ヶ月後、それまでにちーちゃんは私の作ったIS《白騎士》に慣れてもらうからそのつもりでいて」

 

とだけ告げ、道場の方へと足を運んだ。

 

取り残された千冬と秋十は束だけでなく、一夏達が昼食の時間だということを伝えに来た時までショックで動けなかったそうな・・・・・

 

 

 

 

 

〜1人の兎が世界に喧嘩を売るまで1ヵ月〜




(*´・ω・`)=3
とりあえず第4話かけました・・・・・

秋十の出番えらく少ないなw今回は千冬と束メインの話でした。

次はあの事件のことを書くつもりです(ほんとに実現するのかは・・・・・)

そして新たにお気に入り登録してくださいました松影さん、8810さん、ヘルバさん、キノっこさん、魔星アルゴールさん、Sou9さん、Carm0807さん、古女王さん、じぇろにも〜さん、読み千さん、辛口すぎる唐辛子さん、ありがとうございます。

雪七のISの待機形態について言ってなかったのでここで説明入れておきます。

幼少期・・・・・肩から提げる小さな鞄(幼稚園児の通園鞄みたいなやつ)で
空色の生地に桜花びらが複数あしらわれており、開く所に
は雪の結晶が付いている。(中にものを入れることも可能)

これ以降は未定ですが、待機形態については雪七の年齢、姿に合わせた形にさせるつもりです。もし小学生編の待機形態についてアイデアがあれば是非お願いします。

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