少し休めばと思うけど何もすることないのよね・・・・・
というわけでどうぞ
「ボクね おりむらゆきな おともだちになろ?」
と傍から見ればロボットのソレに雪七は話しかけていた。そんな光景を束は「ゆーくん?!何してるの?!話しかけても返事してくれないよ?!」と少し慌てた感じで止めようとしていた。
ーー[あなた、本当に私の言葉わかるのね・・・・・私はISって呼ばれてるわ。それ以外だと名前はないの・・・・・]ーーと雪七に対して言葉を返すと
「なまえ ないの?それならいまからなまえ かんがえよ?」と返す。その言葉に束は驚きを隠せないでいた。
「たばねおねえちゃん このこ おなまえ つけてあげよ?」と上目遣いと甘え声で雪七からお願いされた束は
「うん!そうだね!つけなきゃダメだよね!よしっ!すぐつけよう!そうしよう!」とやけにやる気に満ち溢れていたことは仕方ない事だと思いたい・・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
数分後
ロボットに見えたソレことISは束により白騎士と呼ばれることになった。
「というわけでこのISの名前は白騎士だよ」とだけ答えると束は少し後ろに下がった。入れ替わるかのように雪七がIS、白騎士の前に行くと白騎士の前で体操座りの体制で話しかけ始めた。
「これから よろしくね? しろちゃん」
ーー[しろちゃん?それは私のこと?]ーー
いきなり登録された名前とは違う名前で呼ばれたため白騎士は理解が遅れてしまったが雪七が首を縦に振り肯定の意を示すと
ーー[フフッ♪作った人ではなくまるで関係のなかった小さな男の子が私の話し相手になってくれただけじゃなく、私を機械としてではなく1人の存在として見てくれてるなんてねw]ーー
と先ほどの大人びた話し方の中に含まれていたトゲトゲしい雰囲気がなくなりお茶目な感じが前面に出てきていた。
「しろちゃんはひとりだけなの?」と白騎士に他の子がいないか聞いてみるが首を横に振り(そんな感じがするだけ)否定の意を示す。
雪七のその言葉に反応したのか「今はまだこの子だけだけどこれからどんどん増やしていくつもりだよ?」と束は伝えるとまた置物の一部と化す。
その言葉を聞いた雪七は「これからおともだち いっぱいふえるの?(キラキラ)ボク たのしみ♪」と目をキラキラさせながら束の方を見てきたため束は鼻血を噴いて倒れた。
実はこの光景は雪七が篠ノ之道場に通い出してよくあったことなので今更気にするほどでもなくなっていた。(それでいいのか?)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
それから数日が過ぎたが日常はあまり変わらず、変わったといえば稽古が終わったあと雪七が必ず束の元に行き2〜30分ほどどこかに行くくらいだった。
その間で束は新たなISを作り出していた。そのISの名前は
雪花《ゆうか》
束が雪七のために作った専用のISであり雪七の友だち(話し相手)の役割を与えられたISでもある。もちろんこのISとも雪七は話すことができた。
そしてとある事件を雪七の近くにいる人が近いうちに引き起こすなどこの時の雪七は知る由もなかった
とりあえずここまでにします。
次回には白騎士事件やれるかな・・・・・
それと新たにお気に入り登録してくださいました、ストレイヤーさん、小日向かぐやさん、馬耳東風谷さん、ありがとうございます。
・・・・・今回の後書きぶち短いな・・・・・
ちなみにオリジナルIS入れました。
機体名 雪花《ゆうか》
世代 不明(雪七と共に成長していく独自進化開発型の為)
色 白と水色、その2色の中間の色(要は空色)
武器 無し(成長すれば開発される予定)
展開はまだしてないがした時はスラスターが天使の羽をもしており非固定武器〈アンロックユニット〉として使われるであろうパーツは雪の結晶、薔薇の花弁などの姿をとっている。(ユニットの形状により役割が変わるらしい。)
束が雪七のお守りとして授けた束渾身のISで、雪七と共に成長できるよう、特別な作りになっている。
とオリ機に関してはこんな感じですね。読み方に関してはキラキラネームと同じ感じだと思ってくださればと思います。
なお、雪七のこの子の呼び方は「ゆうちゃん」です。(成長したら呼び方変えるべきかな?)
その辺は皆様の意見を参考にしたいのでぜひコメントお願いします。