IS……雪語り   作:クリスティア・ローゼン

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・・・・・頭痛い・・・・・

そんな状態でも書く・・・・・


第18話

弾と数馬が雪七と、鈴が一夏と友達になって数日がすぎた頃、昼休みに雪七達3人を除くメンバープラス新規メンバー3人が集まって話をしていた。

 

「なぁ、明日休みだしこのメンバーと雪七達も一緒にどっか遊びに行こうぜ?」と弾が切り出し「お前らに紹介しときたい奴もいるしな」と付け加えた。

 

その事に一夏達は「・・・・・別にいいけど、集合場所どうするんだよ。それにどこ行くんだよ。」「雪七達も誘うとなればそれなりに大きなところじゃないとみんな入らないんじゃない?」「確かにな・・・・・それと私はパスだ。明日は父さんに稽古を付けてもらえることになってるからな。せっかく時間を作ってもらったからには有意義に使いたい。」と一夏、円、箒の順で答え、奏と由香里は家で用事があるために不参加とのことらしい。

 

それを聞いた上で数馬が「・・・・・それなら集まるメンバーは俺たち5人は確定として、後はユキ達次第か」と呟くと「・・・・・千早くんと史ちゃんも私達と同じで用事があるため参加は無理なのですよ~」と奏が雪七達の情報を少しだけ教えてくれた。

 

「・・・・・それならワタシ達5人ト雪七って子と弾、アンタが紹介したいって言っタ子の7人ってことネ」と鈴が明確な人数を口にして話し合いの場を閉めた。

 

「・・・・・所で何時にどこで集まってどこに行くんだよ・・・・・」と一夏が呟いたことを誰も知らない・・・・・

 

〜~~~~~~~~~~~~~~~~

 

翌日、一夏達3人はある場所に来ていた。

 

「・・・・・一にぃ、弾にぃはどこに集まるって言ってたの?」と雪七が尋ねると「・・・・・知らないんだよな~。とりあえず電話してみるか」とあらかじめ聞いておいた番号に電話をかけるとワンコール後に反応があった。『すまねぇ!一夏!集合場所だがレゾナンスって大型スーパーの最寄り駅の中にある《@クルーズ》って店の前に来てくれ!』と告げると一方的に切られた。

 

そして「・・・・・@クルーズって店に来てくれだとさ」と呆れながら円と雪七に伝え、電車に乗ってレゾナンスの最寄り駅に向かった。

 

 

そして一夏達が@クルーズの前に着くと既に数馬と弾、鈴と見慣れない女の子が1人待っていた。

 

「お?来たきた。一夏~こっちだ」と一夏達を見つけた弾が呼びかけ、「・・・・・弾にぃ、こんな街中で大声出すのやめよ?恥ずかしぃ・・・・・」と顔を紅くした雪七が一夏と円の代わりに注意すると「・・・・・すまん・・・・・あそれはともかくだ。紹介しとくわ。俺の妹の蘭だ。自己紹介、出来るな?」と蘭と呼ばれた女の子は弾のことを睨み「言われなくても出来るわよ!・・・・・はじめまして、五反田蘭って言います。いつもおにぃがお世話になってます。」と自己紹介されたため、一夏達もみんな自己紹介をし返した。

 

自己紹介が終わり、特にすることの決まってなかったこのメンバーだが、次の行き先を1人の男子が決めてしまった。

 

「・・・・・これから特に何もしないんだったらゲーセン行かないか?」と数馬が切り出したため、ゲーセンに行くことになった。

 

 

ゲーセンに着き、雪七はハシャギにはしゃいでいた。「一にぃ一にぃ!あれ!アレやってもいい?」と雪七が示したのはリズムゲームと呼ばれる種類のものだった。

 

一夏は「ほら、やってこい。見ててやるから。」とコインを数枚渡して促すとすぐさま筐体に近づいた。

 

だがこの時彼らは知らなかった。雪七に隠された才能のことを・・・・・

 

雪七がリズムゲームのチュートリアルを終わらせ、本格的に始めようとした時、難易度が4種類あるうちの3段階目を選んだその事に驚いた一夏達だがその直後さらに驚くことになる。それは・・・・・「・・・・・フルコンボ♪vvブイブイ」その難易度で初見フルコンボを達成していたからだ。「「「「「「はぁ?!」」」」」」と口を揃えて驚きの声を発するが、雪七はどこ吹く風で先ほどの曲でさらに難易度を上げ、最上級の難易度を選んでいた。その様子を見ていた周りのプレイヤーが「あ、あの曲は最難関って呼ばれてる曲だぞ・・・・・それをあんな小さい子がいくらエキスパートと言えどフルコンボかよ・・・・・しかもチュートリアルした後だったよな・・・・・」と呟いていたのを一夏達は耳にしてしまった。

そして雪七は最難関と呼ばれた曲を危なげなくプレイしているため、いつの間にかギャラリーが数多く出来ていた。

 

そしてようやく曲が終わり-excellent!! all perfect!!!-と電子音が告げると雪七は振り向きざまに「・・・・・フルコンボ♪ブイブイvv」と満面の笑みをしているとその場が凍りつき、一時の間を開けて歓声が起きた。

 

「スゲー!あの子ちっちゃいのに鬼譜面を攻略したぞ!」「あの子さっきチュートしたばっかだったぞ?!それでアレクリアとか天才かよ・・・・・」「・・・・・凄い」と周りの人達が思い思いの言葉を出していると雪七は顔を紅くして一夏の陰に隠れた。

 

一夏達はその様子を苦笑いしながらも微笑ましく思い、その場を一旦後にし、クレーンゲームやプリクラなど様々なゲームを行いその日は家に帰ることにした。

 

余談だがその日以降、そのゲーセンにおいてある噂が流れるようになった。それは《リズムゲームの天才児、ダンスゲームにて妖精と化す》と言ったものだった・・・・・




・・・・・(*´・ω・`)=3

今回は日常編(ほとんど日常編だろうが)

ゲーセン行かせました。リズムゲーム楽しいよね。

ちなみに主は上の下と言ったところです。最高難度のやつをクリアはできてもスコアは低い・・・・・そんな感じです。

音ゲーうまい人が羨ましい・・・・・

とりあえずこんな感じになりましたが、新しくお気に入り登録してくださった皆様方、読んでくださった皆様方、ありがとうございます。

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ではまた次回

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