魔法科高校に失礼するゾ〜(激寒)   作:ほよ

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(投稿)終わりましたー!

感想、評価くれる兄貴の人たちありがとうございます!

最近ロックマン○グゼの実況を見てたら、頼光ママの宝具がマスタースタイルに見えてきました。

似てる...似てない?

では束の間の日常編スタートです。


第七話

風紀委員会は、割と自由な委員会である(唐突)。

 

委員長が生徒会室に入り浸っていて、風紀委員たちも武闘派(脳筋)の猿ゥ!(言い過ぎ)しかいない。

 

なので、どうしても残る仕事がある。

 

そう

 

面倒な

 

事 務 仕 事

 

である。(デデドン!)

 

他の委員会では割と普通な仕事なのだが、これこそ風紀委員では逃れられぬカルマと化す。

脳筋に事務仕事は...だめみたいですね。

 

それではダメなので、事務仕事処理に入っちゃっ...たぁ!!光。そして、できる男達也。この二人が事務仕事ができるとして、風紀委員の事務仕事を一任されたのである。光は今日も委員長の摩利に呼び出され、新人部員の勧誘活動期間の活動報告書作りで一人で風紀委員会本部にて仕事をしていた。

 

(このペースなら達也くんが来れば今日中に終わりそうですね...やったぜ。)

 

とウキウキしながら報告書を進めていく。

 

 

 

 

 

 

事務仕事を開始してからしばらくたったころに、摩利からの連絡で達也が来ないと伝えられることも知らずに...

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

勧誘活動期間も終わり、本格的な実技授業が始まった。

 

内容としては魔法式構築の速さを計測するCADで、実際の構築時間を高速化する授業となっていた。

もちろんA組である光はパパパっとやって終わりだったのだが、深雪の兄である達也とゆかいな仲間たちが実技の授業で昼休みも居残りであるらしく昼ごはんを食べた後、達也に昼の買い出しを頼まれた深雪、それについていく形でほのか、雫、光の4人で売店で買った大量のサンドイッチを持って、達也たちのいる実習室へと向かう。

 

実習室では、実習用のCADのパネルに手を置いているエリカと西城の姿が見える見える。そして、深雪が達也に声をかける。

 

「お兄様、お邪魔してもよろしいでしょうか...?」

 

「あれ?深雪...と光井さんに北山さん、それに...水原さんだっけ?」

 

「エリカ、気をそらすな。深雪、すまん。つぎで終わりだからもう少しだけ待っててくれないか」

 

「えっ?」

 

「はい、お兄様。申し訳ございません。」

 

声をかけただけでプレッシャーをかけられるエリカと西城。一旦深雪たちが外に出たあと、無事一発で終わらせたエリカと西城は人間の鏡。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

そんなわけで居残り実技も終了。お昼となったので、実習室で深雪たちが買ってきたサンドイッチを食べることになった。

どうやら達也いわく、情報端末の置いてあるエリアのみ飲食禁止であり、実習室は飲食禁止ではないらしい。遠慮なんか必要ねーんだよ!とばかりにサンドイッチを食す達也たちの輪に飲み物を持って混ざる深雪たち。

 

そんな中、柴田が深雪にある質問をした。

 

「深雪さんたちはお昼を済ませてきたのですか?」

 

「ええ。お兄様に、先に済ませるように言われていたから。」

 

この質問だけならほのぼのとしているが、そこにエリカがニヤニヤしながら便乗して茶々をいれることで、急に話の方向がやばいほうへと傾くこととなる。

 

「へぇ~意外。深雪は、「お兄様より先に箸をつけることなどできません!」っていうとおもってたんだけどね~」

 

「あら?よくわかったわねエリカ。いつもならその通りなのだけれど、今回はお兄様の命令だったから...」

 

と、妙な雰囲気になる。そんなとき、に雰囲気を察した様子の柴田が話を変える。ナイスゥ!(本音)

 

「あ、そうだ。(唐突)深雪さんたちのクラスでも実習は始まっているんですよね?どんなことをやっているんですか?」

 

「多分、美月たちと変わらないと思うわ。ノロマな機会をあてがわれて、つまらない練習をさせられてたところ。そういえば、水はr...」

 

「ご機嫌斜めだな、深雪。」

 

「不機嫌にもなります。あれなら一人で練習していたほうがためになりますもの。」

 

 

達也が雰囲気を多少緩和させたが、結局話を変えたところで妙な雰囲気は変えられなかった。しかも、さらにその妙な雰囲気は濃くなっていく。

 

だが、こ↑こ↓を妙な雰囲気にした当の本人がこの状況を一変させることとなった。

 

「ふ~ん...?手取り足取りも良し悪しみたいね~?」

 

「恵まれているのはわかるわ。気を悪くさせたならごめんなさい...」

 

「いや、少しも気を悪くしてなんかないから!....見込みのありそうな生徒に手を割くのは当然だもの。うちの道場でも見込みのない奴はほっとくから。」

 

「エリカちゃんのお家は道場なの?」

 

「副業だけど、古流剣術をね~」

 

「千葉さんは、当然だと思っているの?」

 

「エリカでいいわよ、ほのか。てか、むしろ全員そう呼びなさい。」

 

「なんで、そんなにオマエは偉そうなんだよ...」

 

 

 

 

西城とエリカの漫才から雰囲気は壊れる。

 

そして、エリカの家の事情を話しだす。

 

「うちの道場って、始めは技を教えないで素振りと足さばきだけ教えるの。一回だけ。そのあとまともに刀を振れるようになった人から技を教えていくんだけど...大体上達しないやつは自分の努力不足を棚上げしとくの。周りに手本がいるのに見て覚えないで教えてもらおうなんて甘すぎ「わかります!」...え?」

 

説明してるうちに、憤慨(ふんがい)するエリカを光の一言が止めた。

 

「ウチもそうなんですよ!私なんて見稽古ばっかで...他の人たちは教えてもらってて...頭にきますよー!」

 

光もそういう体験は()()()()()()、エリカが憤慨する理由もよく理解していた。

 

「あるある!...てか、水原さんもなんかやってんの?」

 

「光でいいですよ。うちも武術を少々。...すいません。取り乱してしまって。」

 

「いいのいいの。なんか新鮮だね~光がこんなすがたみせるなんて。」

 

「いや、お恥ずかしい...///」

 

もう、雰囲気はめちゃくちゃだった。

 

 

ただ、エリカと光は、達也の目に興味深く写ったようだった。

 

 

 

この後、達也がちょっとした役立つ知識を話したり、深雪の実力にみんなが驚いたりして。

 

このときだけは、普通のどこにでもある日常風景が流れていった。

 

笑いあったり、ふざけあったりする、穏やかな日常が....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後のほうのやり取りを書きたかった。反省はしている。

あと2、3話くらいで戦闘シーンに入れるといいな(願望)。

次回は壬生さんがグレる回の予定です。

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