感想、評価をくれる人ありがとうございます。
では、イクゾー!
あの事件の後、寝る前の深夜に光は少し考え事をしていた。
(あのツンツン……先輩、
何かを思い出した光は、スマホを取り出してある場所へと電話をかける。
「……あっ、もしもし店長さんですか?水原です。………お久しぶりです!はい、……実は、
プツッ
(私、何やらされるんだろうな……)
様々な不安が重なり気を重くした光は、そのまま日課のトレーニングをやって気を紛らわせ、風呂に入ってさっぱりした。そしてそのまままぶたを重くして睡眠をとった。
☆☆☆☆☆☆☆
次の日、
特に何も無く、つかの間の平和を楽しんだ光は電話の主から、情報を手に入れたという連絡があったので、夜になると新宿にあるその人のもとへと向かっていた。
(あっ、ここかぁ!変わってないなぁ……)
ついた先には、「BAR平野」という看板が立っていた。
そう、こ↑こ↓は昼は喫茶店で夜はバーという石畳の綺麗な街にありそうな建物……だが、裏の顔はいたいけ(?)な青少年を調教し、ついでに持っている情報も吐かせてしまうと評判の「新宿調教センター」なのである。
早速中へ入っていく光。すると、中から声が聞こえてくる。
「あらいらっしゃい!あ…光ちゃん!ご無沙汰じゃないっすか。」
「久しぶりです!タクヤさん。あの…店長さんは?」
「もう時間遅いしねぇ…今は、手塩にかけてかわいい子と奥で仲良くしてる途中だよ。」
そう言って光を出迎えたのは、サングラスをかけた上半身はガッチリとしていて下半身が細い、髪を金色に染めた小柄な男タクヤだった。
「あっ…(察し)。あの、すいません。ブランシュについてって何かわかりましたか?……あと、ミルク下さい。」
「かしこまり!……こちら、ミルクになります。……「ブランシュ」っていうのは、反魔法国際政治団体のことっていうのはもう知って「ないです。」……そういう団体なんだよ。これに似た若い人たちを集めた団体に「エガリテ」という団体があって、表向きにはこの団体同士は関係がないことになってるんだけど、裏では繋がってるらしい。……この、エガリテの特徴としては、赤、青が縁になってる白のリストバンドをしているってこと。光ちゃんは若いから、その人たちに気をつけて。」
「ありがとうございます!参考になりました。」
「じゃ、情報料として夏頃従順になるまで店員として調教してやるからな?」
「ちょっと待って?ミルクじゃだめなんだすか?(動揺)」
「あんなんで足りるわけねぇだろ?馬鹿じゃね?(怒気)」
「お兄さん許して!」
結局働くことになりました。もう逃げられねぇな?
☆☆☆☆☆☆☆
店を出た光は、きな臭さを感じながら帰路につく。
「なんでこんなきついんすかねぇ今日……に、しても……あの人……」
光は今、あのツンツン頭の先輩のことを思っていた。あの人の手首にタクヤに警告された通りのカラーリングのリストバンドをしていたからである。
光に当たる向かい風が強まり、その勢いで桜の花びらは散っていった。
☆☆☆☆☆☆☆
次の日。
情報を手に入れた光は周囲に悟られないくらいに少し警戒を強くして周囲を観察すると、テントがたくさん建っていることに気づく。
これは一体何なんだと思いながら、教室へと向かって進み始める。
そのとき、光に衝撃が走る。
「おい待てぃ、水原」
「ヌッ!……あっ、三浦さんじゃないっすか?何の用ですか?」
三浦が江戸っ子のような
「放課後、風紀委員会本部まで来てくれ。
「あっ、あの時かぁ……あ、待ってくださいよー!場所がわからないんですけど」
「それなら心配無用ゾ。お前のクラスの司波深雪という生徒に連れて行って貰うといいゾ~。では、要件は伝えたゾ。お前も早くしろ~」
「えっ、それは……あ、行っちゃった。私も早く登校しなきゃ。」
(私、何も無かったからお咎め無しかと思ったけどやっぱり…ダメみたいですね。)
ふたたび、光は教室へと向かう。
授業の時間、はい、よーいスタート。
☆☆☆☆☆☆☆
「深雪さん、少しよろしいですか?」
「はい。私も生徒会に行くので一緒に行きましょうか。」
「えっ?風紀委員会本部ではないのですか?というか、知っていたのですか?」
「はい。昨日、摩利さんが仰られていたので…では、行きましょうか。」
「いや…あの、ちょっ!展開早すぎィ!」
放課後、深雪に風紀委員会本部の場所を聞こうとした光だが、深雪は全て内容を知っていたらしく光の手を引いて生徒会室に連れていく。光はなすがままであった。
自分で見直したり、評価を見たりした結果として、入学編だけ書き終わったら加筆修正すると思います。
それまでは、この感じで行くのでこの小説を見てくれているかどうかわかりませんがよろしくお願いします。