魔法科高校に失礼するゾ〜(激寒)   作:ほよ

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らいこうさん要素がまだないのは、作者の遅筆と短い話が原因です。
すいません!許してください!

それでもよければ、どうぞ。
前後編に分けました。



第3話前編

前回のあらすじ!(唐突)

 

私は水原光!15歳、学生です。

お家を飛び出して、都会まで来た第一高校のピッチピチ(死語)の1年生なの!

でもでも、入学式からもう慌てちゃってまだまだ慣れないことだらけだけど、お友達も出来たからこれからも締まっていきますよーイクイク!

 

 

………と思っていたのですが。

 

 

☆☆☆☆☆☆

 

 

 

入学から2日目にしてトラブルが発生しました。

 

「楽しそうだね~!」

 

「森崎さんやっちゃいますか?」

 

「やっちゃいましょうよ!」

 

「そのための、右手?そして、そのための、CAD?

金、暴力、MAGIC!金、暴力、MAGIC!ってかんじで!」

 

「僕達は彼女に相談することがあるんだ!」

 

「別に深雪さんはあなたたちを邪魔者扱いなんてしていないじゃないですか。なんで、二人の仲を引き裂こうとするんですか。(正論)」

 

 

……………あぁーもうめちゃくちゃだよ!!!

 

 

というわけさ。

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

時は遡って昼頃。

 

光は、ほのかと雫といっしょに食事をしようとしていた……のだがほのかと雫は、A組の美少女をA組のみんなと共に追いかけて行ったので、一人飯となった。

 

要するに、助けて!学年主席が集団ストーカーに襲われてます!という状態である。

 

(何でみんなそんなに追いかけたいんですかねぇ……多分変態だと思うんですけど(名推理)。)

 

と、光はクラスメイト(集団ストーカー)に評価を付け直した。その後ラーメンを頼むと、振り返り空いている席を探す。すると、気付かぬ間に人混みが出来ていた。そして、その人混みの人たちのほとんどが、ブレザーに花びらの紋章を付けていた。

 

(これはA組の人たちっぽいですね……間違いない。

というか、あれはほのかと雫じゃないか!気まず過ぎますねこれは…。)

 

確信に近い推測をする光。さっきまで割とひどいことを言っていたので、さらに気まずくなる。

 

現実逃避しつつ、前の男子生徒に声をかけて座ろうとする。

 

「自分こ↑こ↓いいっすか?」

「……どうぞ。」

「ありがとナス!じゃ、私はここでラーメン食べるから。」

「なんでいちいち言う必要があるんですか。」

「ま、多少はね?」

「はぁ…」

「……………」

「…………」

 

気まずい場所から離れてきたのに気まずくなったんですけど………

 

なにこれ?

 

「………あなたはあちらに行かないんですか?」

「行く必要はないってはっきりわかんだね。(正論)」

「………そうですか。」

「なんでそんなこと聞いたの?(直球)」

「いや…なんとなくです。じゃあ嬢ちゃん……忠告しておくよ」

 

そう言って前の男子生徒の雰囲気がなんかマジっぽくなる(小並感)。そして、立ち上がり空のカレーライスの皿の乗ったお盆を持ち上げて去っていく。その時耳元でそのツンツン頭の生徒が囁く。

 

()()()()()に気をつけろ。あと、先輩舐めてんじゃねーぞ?」

 

そう言って、男子生徒は去っていった。そのブレザーには花弁は無く、

 

………その右手には、赤、白、青のリストバンドをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(…………先輩だったのか。気軽な雰囲気しか感じなかったんですが。)

「ってかラーメン伸びてる!ふざけんな!」

 

光は人を見た目で判断することをやめた。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

ラーメンを急いで食べたあと、一年は午後の専門課程見学に行くことになっていたので、今度こそ光はほのかと雫に合流し、「射撃場」と呼ばれる実習室に行って見学をした。

だが、ここでもちょっとした諍いがあった。

 

ニ科生が一科生の前に出て、見学していたのだ。それだけである。だが、それだけでも一科生には十分な不満の種となるのだ。

やっぱ平和が一番!ラブ&ピース!

 

(はぁ…頭にきますよ!)

 

と憤りを感じてしまった光を気遣う声が隣から聞こえる。

 

「………大丈夫、光?」

「あっ……(察し)すいません……雫。」

(少し顔に出てしまった…やべぇよ…やべぇよ…)

 

と、こんなことはあったが、無事に見学を終えることができた。

 

しかし、過熱した不満は、遂に危険な領域へと加速する……!

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

 

このようなことがあって今に至る。

 

今、対面するはE組の生徒の人たちと、A組の超絶美少女(深雪さんというらしい)と、そのほかのA組。

 

(すいませぇーん。水原ですけどぉー?まぁーだ時間かかりそうですかねー?)

 

光はほのかと雫と一緒に帰ろうとしていたのだが、そのほのかと雫に連れられてしまったのだ。

しょうがねぇな(悟空)と思いつつも、光はその行く末を見守っていたのだが遂にその不満は爆発し、危険な方向へと進み始める。

 

(絶対、深雪さんはあの鋭い眼光の人が好きだと思うんですけど(女の勘)。

はぁ……、じゃあ私が分からせてやるか。しょうがねぇな!)

 

と、意気込んで光が一言いうつもりで前に出たその時だった。

E組のショートカットの巨乳で眼鏡の子が、この膠着(こうちゃく)状態をはっきりと意思を持ってぶち壊す。

 

「同じ新入生じゃないですか。あなた達が、今どれだけ優れているというんですか?」

 

(良う言った!それでこそ女や!!

…ってまずいですよ!この雰囲気は……止めなきゃ(使命感)!)

 

「どれだけ優れているか、見たけりゃ見せてやるよ」

「ハッ!いいねぇ~!ぜひとも教えてくれよな」

 

(森崎くんと、E組のワイルドな人がケンカを売りあってる!

無理無理無理無理!!(戦い)止められない!)

 

確かに、眼鏡巨乳女子の言う事は正論で間違っていない。むしろ正しいのだが、いや、むしろ正しいからこそA組のエリート意識の高い人たちは、その言葉で不満を爆発させる。

 

「だったら教えてやる!」

 

CADは、基本的に学内使用禁止になっているが、今は下校時間。

下校の時はCADが生徒に返されるため、森崎がCADを持っているのはおかしな事ではない。が、それを同じ生徒に向けるのは申し訳ないがNG。

()()()()である。

 

「特化型っ?!」

 

しかも、特化型CADは、(動作が)速い、(負担が)安い、(入る魔法式が)少ないなど、割と攻撃性のある代物なのだ。

 

それを構えて、森崎は魔法を打ち出そうとしている。

 

(くそっ!間に合えっ!()()()―)

と、光が止めようと走り出して―。

 

 

 

 




淫夢ファミリーを咥え入れてイきたいのですが、
………いやーきついっす(素)
次回は後編。
次回はちょっと更新遅くなるかもです。

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